第6話 『せまる凶刃、コワレル一誠』
朱乃side
私たち母娘の下へ、母の実家から襲撃者が派遣されていた。
朱乃「母さま、母さまぁぁぁっ!!!!」
朱璃「朱乃………逃げて………」
襲撃者A「はっ、堕天使に魅せられたものの最期か。いいざまだな」
朱乃「うるさい!!母さまを悪く言うな!!!」
襲撃者B「黙れ!混血児風情が!!貴様を見ると吐き気がするわ!!!」
襲撃者C「こいつも早く殺してしまえ!!!」
襲撃者が武器を振りかぶる。
朱乃「いやっ、いやーーーっ!!!(誰か、助けてっ!!……イッセーっ!!)」
一誠「その子に、朱乃ちゃんに、手を出すなーっ!!!!!!」
ズゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥン!!!!!!!!!!!!!!!!!!
私に武器を振りかぶった人は、謎の赤い光が消えた後、その場には残っていなかった。
そこにいた全ての人間が、同時に光の飛んできた方向を見た。
そこには、
『赤い龍を纏った男の子』が立っていた
一誠「朱乃ちゃん!!大丈夫!?怪我は!?…朱璃さん!?!?」
朱乃「イ、イッセー!!何で!?」
朱乃は意識が飛びそうになっていた。
朱乃「(何でイッセーがここにいるの!?それに、さっきのあの龍?みたいなのは一体何?)」
一誠「朱乃ちゃん、待ってて!!すぐに………カタヅケルカラ」
ゾクッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
私は怖かった。
急に私たちを襲ってきた襲撃者が、
私を殺そうとした男のアノ表情が、
そして…………………………………………今のイッセーのことが………………………………………………………
どうでしたか?鮭おにぎりです。
今回は少しだけ重くしてみました。さすがに人が死ぬのを笑って書けないですからね。
イッセーの本領発揮です!!襲撃者C消し飛びました(笑)
私としてはこの章と次の夕麻の章は好感度の感じで必要になるので書いています。
今の朱乃のイッセーへの見方は『やんちゃな弟』みたいな感じですから。
さて次回、
朱乃のもとにたどり着いたイッセー。目の前の状況に思わず我を忘れてしまう。
そのとき朱乃は………。
それでは。