小説『数ページ 読みきりもの』
作者:下宮 夜新()

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おなかがすいているはずのだっちーですが花が元気になったのでそのよろこびにしゅうちゅうしていて、くうふくに気づきません


お花をみてみたらもぞもぞとしたかんじになっています


だっちーがそれをみていると花がひらきました


きれいにさいたその花にだっちーはうれしいきぶんがいっぱいです


きれいにさいたその花はうっすらぼんやり光るとってもふしぎな花でした


あったかい光がうれしくてだっちーはその花にフラワワと名前をつけました



それからウサギさんの家にいきます


ウサギさんも光るフラワワにびっくりでした


そうしてそれからもう一ど花やさんへ


だっちーは肥料をもう一ふくろかいました


こんどもう一ど会えたらライオンの王さまにプレゼントしようとかんがえる


いつのまにかあたりはくらくなっていました。でも


フラワワが光ってくれているのです


だっちーはまっくらでもちっともこわくありませんでした


そして家にかえるとだっちーは王さまに会えるようにおいのりします


それからベッドにもどりました


いつしかすっかりよもふけて……


だっちーのとてもふしぎな一日でした


フラワワは一きせつがおわるまでさきつづけてましたとさ

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