小説『始祖竜の名を継ぐ者』
作者:あさひ(あさひの自由気ままな日記)

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第10章 提案

その後、ちゃんと二人には説明しましたよ、はい・・
「大丈夫だって・・、竜は俺の意思で動くから」
「でも・・」「はぁ・・、妖精の尻尾(フェアリーテイル)にまた常識の無い人が・・」
おいこら、レビィ。人の事を常識の無い・・とか言うんじゃない
「・・竜がこんなところに出現したら、騒ぎが起こるって言いたいんだろ?」
「そう、そういう事。わかってたんだね・・」「あ・・、確かにそうですね」
ウェンディは、いまさらながらそのことに気が付いた
「・・あのさ、それだったらすでに騒ぎになってるだろ?ここに黒竜を出現させてるんだから・・」「あれ?そういえば、そうだね・・」
「どうして騒ぎになってないんでしょう・・?」
そりゃ、お前・・。お馴染みのあの能力で、ここ周辺に結界を張ったからに決まってるだろ、とそんなことを説明したら、二人はもうあきらめた顔をしていた
「はぁ・・」「ゼクトさん、凄すぎです・・」「・・ありがとな、ウェンディ」
とりあえずウェンディに軽く言葉を返し、俺は黒竜を消す
そして、そのままその場を立ち去ろうとした
「じゃ、そういうことだから。二人とも頑張ってね」
「・・あれ?どこ行くの?」「・・どこ行くんですか?」
その寂しそうな顔はやめてくれ・・。ていうか、いつの間にこんなに懐かれたんだろ?
「どこって・・、3人を・・」「念話を使えばいいじゃん」「そうですよ」
その言葉を聞き、あ・・と思った
「・・念話(テレパシアス)」
まぁ、予想通り普通に使えましたね・・
うまくコントロールできなくて、仲間たち全員につながっちゃったみたいだけど
「ほんとになんでもありなんだね、適当に言っただけなのに・・」
「適当だったんですか!?」
レビィの声を聞いて、俺は思わず苦笑いした
「・・あー、妖精の尻尾(フェアリーテイル)の皆さん。ゼクトです・・」
『ゼクトか?どうした?』『あんだよ?』『ゼクト、お前・・念話も使えるのか!?』
『なぁにー?』『どうしたのよ?』『どうしました?』『ん?』『すげぇ・・』『はい?』
エルザ、ナツ、グレイ、ハッピー、シャルル、ジュビア、ジェット、ドロイ、ルーシィの順に声が聞こえてきた
3人にだけ言うつもりだったが、全員とつながってしまった以上しょうがない・・
「提案があるんだが・・」
そしてその後の俺の言葉を聞いて、皆は黙り込んだ
え?なんで、黙っちゃうの?おれ、なんか変なこと言ったか?
しばらくして、グレイから・・
『お前・・竜まで召喚できるのかよ!?』「召喚じゃなくて、魔力で作り出すだけだ」
そう言われ、軽く訂正を加える。ていうか、竜を召喚したらやばいだろ・・
『よっしゃあ!燃えてきたぞー!!』「・・とりあえず、一旦海辺で合流しようか」
『『『『『『『あいー!』』』』』』』「なんでハッピーの真似!?」『何をやってるのかしら・・』
皆がハッピーの返事をしたのを聞き、ゼクトは突っ込みを入れ、シャルルは呆れた声を出したのだった

海辺
「おい、ゼクト!はやくドラゴン出してくれよ!」
「あほか、テメェは」「んだと?やるのか、グレイ!」
・・おい、顔を合わせた瞬間にそれか・・
「こんなところで、竜を出したらどうなるかわからないのか?」
おお・・、グレイがまともな事を、と思ったが・・
「・・グレイ、服」「ぬあっ!」「きゃっ・・」「・・どこから突っ込めばいいのかしら」
「はぁ・・」「グレイは相変わらずだね」
パンツ一丁どころか・・、うん、何も着てないね・・
要するに・・、あ、ここは自主規制しておきます
ていうか、ウェンディ真っ赤だな。エルザは全く気にしてないようだけど・・
レビィはその様子を見てため息・・。ルーシィは顔をそらしてるね
「やーい、注意されてやんの!」
「あぁん?うっせえぞ、釣り目野郎!」「あんだと!たれ目野郎!」
そういうと二人は額を合わせ、睨み合った。あ、もちろん・・グレイはまだ海パンをはいてませんよ。というかお前ら、そろそろ・・
「いい加減にしろ!」「「ぐあっ」」
まぁそこでエルザが制裁を加えるという、予想通りの展開ですね・・
「ゼクト、話を始めてくれ」「あ、ああ・・」
うーん・・、エルザはやっぱし気が回るよな・・。物凄いしっかりしてるし・・
まぁ、時々抜けてるところも・・。すみません・・、何でもないです
エルザに睨まれ、俺は心の中で謝ったのだった
「・・とりあえず、大体の事はさっき説明した通りだ」
「ゼクトが竜を召喚し、それと私たちが闘うということだな?」
俺はエルザの言葉に、真面目な顔で頷く
「各自他にやりたいことがあれば、そちらを優先してくれて構わない。本当はナツ、グレイ、エルザの3人にだけ声をかけようかと思ったのだが・・。念話がうまくコントロールできなくてな・・」
俺の言葉を聞き、ナツ、グレイ、エルザの3人が顔を見合わせる
「なんで私たちにだけなんだ?」
「ああ・・3人は普通に修業するよりも、戦闘経験を積んだ方が早く成長すると思ったからだ」「なるほど・・、そういうことか」
エルザがそれを聞き、納得の表情をした
「えっと私たちは・・」「・・無限空間(イフィニテリオル)」
おれはルーシィの言葉を聞き流し、手を海の方にかざして魔法を発動する
「え?え?」「何だ、これは?」「・・部屋?」
すると四角い部屋のようなものが、海の上に現れた
「とりあえず入ってみな」

無限空間
「「「「「「「「「「えええええええええええええ!!!」」」」」」」」」」」「お前ら、驚きすぎだ・・」
皆は驚きのあまり、入ったところで立ち止っていた
「なんで!?外から見たらあんなに狭かったのに!?」
「一体、どうなってるんだ・・」「またゼクトの、とんでも魔法か・・」
「ゼクトさん、解説お願いします!」
ウェンディに声をかけられ、おれは説明し始める
「普通に無限の広がりを持つ空間を、出現させただけだよ。ここなら何をやっても、一般人に迷惑がかかることはないからな・・」
「なるほど・・この中で私たちは竜と闘うということだな?」
「ああ・・。とりあえず、竜と闘う気があるのは何人いるんだ?」
俺の言葉で、ナツ、エルザ、グレイの手が挙がった
「・・わかった。他の人たちは各自で修業をしてくれ」
「おっしゃあ!燃えてきたぞ!」「竜か・・楽しみだ」「気を抜くなよ、二人とも」
3人はやる気の表情を浮かべて、闘う準備をする
「じゃ、行くぞ・・。黒竜創生!」
魔法を発動すると魔法陣が現れ、その上に黒竜が形成された
それを見て、エルザ達は声を掛け合う
「いくぞ、お前達!」「おう!」「ああ!」





何か謎すぎる展開に・・orz
ちなみにこの竜は一旦命令すれば、勝手に動いてくれます^^
あ〜ご都合主義ですね、わかります(笑
そして文章が真面目にイミフw
まぁ、気にしたら負けだよb

次回予告
修行が終わり、夜になりましたよっと・・
さぁ〜、飯だ・・って、あ!?そういえばこの展開って(滝汗
扉を開けばあら不思議。ゼクトたちに災難が訪れる!!
・・って違うわっ!!?何でこんなカオスな展開になってるんだよぉおおおおお!?
不幸だあぁああああああああああああああ←それ、あなたのセリフじゃありません。

なんか色々と壊れてきましたね(笑
本当はネタを文章に入れたいのですが、あまり知らないんですよ・・
とてつもなくgdgdな文章で読みづらいと思いますが、それなりに頑張って行こうと思います
では・・ノシ

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