小説『始祖竜の名を継ぐ者』
作者:あさひ(あさひの自由気ままな日記)

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第3章 妖精の球(フェアリースフィア)

少しして・・
クリスティーナ改と共に、青い天馬(ブルーペガサス)の皆さんがやってきた
ていうか、一夜まじでキャラ濃すぎだろっ!?
飛んだと思ったら、そのまま地面に落下したし・・
「メェーン」「「「落ちるのかよっ!?」」」
あれで、よく死なないな・・
トライメンズの3人は超イケメンだな・・。うん
「あれ?その人は・・?」
突然、ヒビキが声をかけてきた
「ああ・・、こいつはゼクトだ。つい最近、ギルドに入ったんだよ」
「・・ゼクトです。よろしく」
とりあえず、そんな感じにあいさつを済ませた後・・
トライメンズの皆さんは、ラキとキナナに話しかけた
俗に言うナンパって奴ですね。すぐ一夜に注意されたけど・・
「(・・うーん、この後どうしよ?天狼島に行くか、それともここに残るか・・)」
その後一夜から、天狼島がまだ残っていることを聞かされた
皆はそれに驚きつつも、探しに行くことにする
「(・・よし、俺もついてくか・・)」
そして、俺は天狼島の捜索隊について行った

海の上
「・・うぶっ」
船酔いとか・・。しまった、滅竜魔導士(ドラゴンスレイヤー)ってことを忘れてた・・
ここまできついとは・・。ナツ、お前いっつもこんな感じだったんだな
「ゼクト、大丈夫か?」
「うう・・、気持ち悪い」
「・・船で酔うなんて、ナツみたいだな」
やべっ、滅竜魔導士(ドラゴンスレイヤー)ってことばれたか!?あ、平気みたいだな・・
と、その時突如、辺りの風が止んだ
「(・・来た)」
俺は船酔いしながらも、周りを見る
そして、見つけた。妖精の尻尾(フェアリーテイル)初代マスターメイビスの姿を
「・・うぶっ、あっちの方に・・人が・・」
「人?なに言ってんだ、ゼクト・・」
「え、なんだアレ・・」
「人だ!?」
「た・・立っている!?誰なんだ」
その後、メイビスが手をすーっと上げると、それに反応し、金色の膜につつまれた天狼島が現れた
「天狼島!!!」
「天狼島だっ!!」
そして、皆はメイビスの後を追って天狼島へと入っていく
しばらく、歩くと・・
「!」「ナツ・・」
皆は地面に埋もれたナツを発見したのだった・・

ギルドでは・・
「ロメオ・・ついてかなくて良かったのか?」
マカオとロメオがギルド内で話している
「・・7年も連絡ねーんだぞ」
「今は居ねえみたいだな・・」
その言葉と共に、黄昏の鬼(トワイライトオウガ)の奴らが現れた
支払いの件について、話しに来たようだ
そのタイミングで、ロメオが立ち上がり黄昏の鬼(トワイライトオウガ)に攻撃しようとする
だが、息をふっと吹きかけられ、手に出していた炎は消されてしまった
そのまま、中央に居た奴が金棒でロメオを攻撃しようとする
「てめえらは一生、オレたちの上にはいけねえんだ!!」
「やめろォーーーー!!」
「はい・・、そこまで」
ゼクトはロメオの前に瞬間移動し、素手で金棒を受け止めた
「テメェは!?ぐほっ・・」
ちょうどいいタイミングで、後ろからその男が蹴っ飛ばされる
その後、黄昏の鬼(トワイライトオウガ)の奴らは全員吹っ飛ばされた
突如、現れた・・懐かしい顔ぶれによって・・
「フン」「今、戻った」「皆様、お待たせしましたー」「ただいま」「酒だ酒〜!!」「なんじゃ、この小さいギルドは」「ただいま、戻りました」「わぁ、すてきじゃない」「よ」
天狼組がついに帰還したのだった
「お・・おお・・、お前ら・・」
「若いっ!!」「7年前と変わってねーじゃねーか!!」「どーなってんだー」
天狼組が皆、若いのを見て、ラキ達が呟く
「えーと・・」
それを見て、ルーシィが言いにくそうな顔をした

天狼島・・
「ナツ!!しっかりしろ!」「オイ!」「ナツ!」「目ぇ覚ませ、コノヤロウ!」
俺は皆がナツに声をかけているのを、少し離れたところで見ていた
その後ナツが、気が付き・・
「オレたち、さっきアクノロギアの攻撃を食らって、えーと・・!他のみんなは!?」
「こちらです」「「「「「「・・・・誰!?」」」」」
おい、お前ら。初代マスターに向かって誰とは失礼じゃないか・・
いや、知らないから当たり前の反応だけどさ
「私の名はメイビス。妖精の尻尾(フェアリーテイル)初代マスター、メイビス・ヴァーミリオン」
その言葉を聞き、全員が物凄く驚いた顔をした
「あの時・・私は皆の絆と信じ合う心、その全てを魔力へと変換させました。皆の想いが妖精三大魔法の一つ、妖精の球(フェアリースフィア)を発動させたのです。この魔法はあらゆる悪からギルドを守る、絶対防御魔法。しかし皆を凍結封印させたまま・・、解除するのに7年の歳月がかかってしまいました」
メイビスの語りと共に、次々と仲間が発見されていく
最終的には全員でメイビスの話を聞いていた
「なんと・・、初代が我々を守ってくれたのか・・」
「いいえ・・、私は幽体。皆の力を魔法に変換させるので、精一杯でした。揺るぎない信念と強い絆は、奇跡さえも味方につける。よいギルドになりましたね、三代目」
そういうと、メイビスは皆に微笑んだ。ああ、ほんとにメイビスは光って感じだな・・
俺は皆から離れたところで、そんなことを思っていた

「・・と・・まぁ」
マスターがギルドの机に座りながら、事の顛末を皆に話した
その後ナツは視線を感じ、そちらを向いた
「大きくなったな、ロメオ」
「おかえり!!ナツ兄!!みんな!!」
ナツにそう言われ、ロメオは泣きながら笑ったのだった・・




うーん、やっぱし思ったように書けないな(汗
今のところ、ヒロインになりそうな候補は4人なんですけど・・
オリ主を好きになる過程とかが書けんがなorz
難しい・・、こんなに難しいものとは・・
あ、ちなみにその4人は・・FT内で二人、FT外で2人となってます
多分これから先を読めばわかると思いますが・・、まぁわかんなかったら聞いてくださいw
それと恋愛描写とかその類は苦手なんで、色々意見してくだされば幸いです・・
というか、まぁ小説を書くこと自体苦手なんですけどね(笑
意味わかんないとことかあったら、コメに書いといてください(ぺこり
出来る限り、お返事させていただきますw

次回予告
天狼島から帰還した後
そういえば誰だこいつ?と言われ、とりあえずゼクトは自己紹介・・
かと思いきや、ナツが!?おま、ちょ・・それやめい!
ちなみに初めてヒロインとの関わりが、若干はいります←
そしてなにやら・・不穏な空気が・・

ではでは・・





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