小説『始祖竜の名を継ぐ者』
作者:あさひ(あさひの自由気ままな日記)

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第5章 ゼクトVS天狼組

結局次の日、ゼクトは天狼組の皆と天狼島に来ていた
え?なんでって?戦う為に決まってるだろ・・
いや、もうここまで来たら腹をくくるしかない
例え、自分が原因だったとしてもだ!
ていうか、こんなに来るとは思ってなかったんだが・・
審判として3代目マスターのマカロフ
戦いに来た人たちは・・S級魔導士のギルダーツ、ラクサス、エルザ、ミラを筆頭に
S級候補のナツ、グレイ、ジュビア、エルフマン、フリード
他には、ガジル、ビックスロー、エバーグリーン
観戦には・・カナやレビィ、ルーシィ、リサーナ、ウェンディ
その他大・・「「「「その他言うな!!」」」」・・おい、地の文を読むなよ
まぁ、要するにギルドの皆が来ていた
「燃えてきたぞ!!」
「そういえばマスターがゼクトを倒すことができたら、S級になっていいってさ」
「なんで!?俺、S級じゃないのに!?」
グレイの言葉を聞き、俺は叫んだ
「ナツー、頑張れー」「ゼクトさん、大丈夫なんですか!?」
「知らん!」「ギヒッ、面白そうじゃねえか」
「ふむ・・。本気で行かせてもらうぞ」「それじゃ、私も・・」
とエルザが換装し、ミラは全身接収(テイクオーバー)サタンソウルになる
「ジュビアはグレイ様をお守りいたします」「「「雷神衆の力を見よ」」」「見よー」×5
「ぉおおおお漢!」「俺も行くか」
ラクサスがその言葉で全身に雷を纏った
「・・本気でいっても大丈夫そうだな」
今度はギルダーツが本気で魔力を解放する
ギルダーツの魔力で大気が震え・・
「ギルダーツがガチだ!?」「おいおい・・、ゼクトは大丈夫なのか・・?」
「・・ゼクト、始めてもよいかの?」
俺はギルダーツの魔力に呆然としていたが、マカロフに声をかけられこくっと頷いた
いや、まさかここまでとは・・。こりゃ、本気でやらないとやばそうだな・・
「・・ああ、そうそう・・」「「「「「「「「「「「??」」」」」」」」」」」」
「観戦者はもう少し下がって・・。危ないから・・」
「ふむ・・。そういう事じゃから、もう少し下がってくれぃ・・」
マカロフの言葉で、周りの人たちが大分後ろへと下がった
「さ、うーん・・」
周りの様子を見て、俺は軽く伸びをし首を回す
俺以外はすでに構え終わっていた
「・・ギルダーツの魔力で平然としてるなんて・・」「すごいね・・」
「まさか、ゼクトがここまでとは・・」「それじゃ、始めるぞい・・。試合開始!!」
その言葉と同時に、ラクサスが雷を纏って突進してくる。てか、早っ!?
「オラァ!」
瞬間移動ですぐに上空へと回避し、俺は魔法を溜めもなしに発動した
「無限の爆発(インフィニティエクスプロージョン)!」
いくつもの爆発が一瞬にして、皆の周りに発生する
「こんなもん、くってやらぁ!!」とナツが爆炎を食べた
あ、そういえばナツってこういうの食べれたんだったっけ・・
「アイスメイク・盾(シールド)!」
他の皆もそれぞれの方法で避けていた
S級の人たちは魔法も使わずに、軽く回避する
ってうぉ・・、エルザが黒羽の鎧で跳躍してきた!?しかも、ミラまで!?
「せいっ!」「はぁあああ!」「黒の守球(ブラックバリア)!」
黒い魔力が自分を覆い、エルザの刀とミラの光線を受け止めた
受け止められたのを見て、エルザとミラはすぐに俺から距離を取る
空中にいるとうまく動けないので、俺はすぐに地面へと瞬間移動した
「アイスメイク・大槌兵(ハンマー)!」「水流斬破(ウォータースライサー)!」
「うおおおおお!」「はぁっ!」
グレイ、ジュビア、エルフマン、フリードが同時に攻撃してくる
「絶対防御魔法・・、八の砦(エルグレスト)!」
俺が魔法を唱えると、正八面体が自分を囲むようにして出現した
そして、それが4人の攻撃を受け止める
「バリオンフォーメーション!」「妖精機銃レブラホーン!」
さらに攻撃が加わるが、それでもびくともしない
「右手の炎と、左手の炎を合わせて・・火竜の煌炎!」
「鳴り響くは召雷の轟き・・天より落ちて灰燼と化せ・・レイジング・ボルト!」
「鉄竜槍・鬼薪!」「明星・光粒子の剣(フォトンスライサー)!」「はぁあああっ!」
最後にミラが白い光線を放ってきた
・・あれ?ギルダーツはどこいった・・
あ、ちなみにこんだけ技を受けてもびくともしてません
「うそだろ!?」「こんだけの攻撃を受けて・・」「ありえねぇ」「まじかよ・・」
「うそでしょ・・」「そんな・・」「バカな・・、ありえん!」「すごいわね・・」
皆がそんなことを言っているのを、正八面体のなかで聞いていた
「へぇ・・やるな。そんじゃ、こいつはどうだ?はぁっ!!」「!?」
突然現れたギルダーツは正八面体に手をかざして、力を込める
クラッシュが発動し、それは一瞬にして砕け散った
「っ!?(極光魔法、展開)」
その後ギルダーツのストレートを受け流し、心の中で魔法を唱えると上空に巨大な魔法陣が展開される
「降り注げ、オーロラの矢よ・・虹の矢雨(フィルレーリア)!」
俺はその場から瞬間移動で回避するや否や、魔法を発動させた
魔法陣が光り輝き、そこからいろいろな色に変化する矢が降り注ぐ
「鉄竜の咆哮!」「火竜の咆哮!」
それに対し、ガジルとナツがブレスを放った。大爆発が起こり、辺りが砂煙に包まれる
「・・重力領域(グラビティエリア)」
おれは隙をみて、皆にかかる重力を増加させた
まぁ、これもS級の人たちは普通に抜けちゃったけど・・
「「「「「「「「ぐぁああああああああ」」」」」」」」
無理やり地面に押し付けられ、ナツ達は声を上げる
「そこまで!S級の4人以外は終わりじゃな」
マカロフの言葉を聞き、俺はすぐに魔法を解除したのだった・・





暇だったので、ちょい更新・・
これ読んで・・オリ主、ざけんな!!と思った方もいらっしゃるかと思いますw
真面目にご都合主義万歳!!←シネヨ
すみません・・、許してください・・
ちなみに次回も戦闘シーンばかりですorz
オリ主無双はしばらく続くかと思われますが・・
まぁ、それでも暇つぶしとしてなら読んでやるよ・・って方はありがとうございます(ぺこり
なんかあったら、コメのとこにお願いします
ではでは〜ノシ



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