小説『始祖竜の名を継ぐ者』
作者:あさひ(あさひの自由気ままな日記)

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第7章 聖十

その後俺はいろいろ言われながら、皆とギルドに戻った
「ゼクトよ・・。聖十になる気はあるか?」「ないです」「・・即答じゃな」
いや、だって・・。そういうガラじゃねえし・・
「お前さんなら、そのうち名前が挙げられると思うがのぅ・・」「・・どうでもいいです」
俺の言葉にマカロフは苦笑いする
ギルド内では先ほどの戦闘が嘘のように、またどんちゃん騒ぎが始まっていた
とそこで蛇姫の鱗(ラミアスケイル)の皆さんが登場
「また騒がしいギルドに逆戻りか」「息災であったか?」「7年間年とってねえ奴らに言っても・・」「おまえら!!」「蛇姫の鱗(ラミアスケイル)!!?」
その後リオンのジュビアに対する「これが一目ぼれというものか」発言により、グレイがめんどくさそうな顔をしたり・・。ジュビアのとんでもない想像力に、グレイが泣き言を言ったり・・
「・・む?マカロフ殿、そちらの方は?」「ああ、新しくギルドに入ったゼクトじゃよ」
「聖十のジュラさんですよね?どうも・・」
実際に目の前に立ってみて思ったことは・・、すごい。ただそれだけだった
聖十としての貫禄はもちろんの事・・、魔力も周りと比べると桁違いだ・・
身に纏う雰囲気が完全な別格・・。でも、不思議と威圧感は感じない・・
「おぬしは・・ゼクト殿でよろしいか?」「あ、すみません・・。えっと、そうです。ゼクトです」「何を緊張しておるんじゃ、ゼクト・・」
案の定マカロフに突っ込みを入れられた。いや、だって・・ねぇ?
その後、俺は若干緊張しながらジュラと話した
会話していて思ったことは、本当に聖十にふさわしい人だな・・と言う事
「そういえば、ゼクト殿はどのような魔法を?」
「どのような・・と言われても、説明が難しいと言いますか・・」
「こやつの魔法はなんでもありじゃよ」
マカロフの言葉に、ジュラが首を傾げた
「まぁ、要するに何でもできるのじゃよ・・」
「何でも・・と言ってもいくつか例外はあります。治癒や身体強化、失われた魔法(ロストマジック)の類は使うことができません」
「なんと・・それ以外は使うことができると言うのか!?」
「ええ・・。どういうのかは、いずれ闘う機会があったときにでも・・」
え?闘う機会なんてあるのかって?
原作ブレイクはそんなにする気はないけど、ちょっと考えがあってね
まぁ、そんなことはおいといて・・
相変わらず、ギルド内はお祭り騒ぎだな
っていうか、これいつまで続くんだろ・・?

2週間後
おい、まだ騒いでいるぞ・・
財政難なのに、仕事行かないで平気なのか?
「(・・なんて、野暮な事言える訳ない・・か)」
俺はギルドの皆の様子を見て、そんなことを心の中で呟いた
ん?いまどんな状況かって?
マカロフとギルダーツは、旧妖精の尻尾(フェアリーテイル)に・・
カナはそれを聞き、仕事に・・。うん、仕事行ってる人いたわ・・
「ギルダーツのカナへのデレっぷりったらすごいもんね」
「(おまえのシャルルへのデレっぷりもな)」
「あれでこのギルド最強っていうんだから、変わったギルドよね」
なんて会話をしている状況ですね

「・・という訳で、ワシは引退を決意した。これより時期マスターを紹介する」
!?っておい、いつの間に戻ってきたんだよ・・
「五代目妖精の尻尾(フェアリーテイル)マスター・・ギルダーツ・クライヴ!」
といって、マカロフは後ろを指差す
だが・・、そこにはミラがにこやかな笑みで立っていた
「「「「「!!?」」」」」」「ギルダーツはどうしたぁ!?」「置き手紙がありました」「何!?」
手紙の内容はというと・・
マスターとか悪ィがガラじゃねえという事と、せっかくだから五代目としての仕事を二つだけしておくとする・・ということが書いてあった
その二つとは・・ラクサスを妖精の尻尾(フェアリーテイル)の一員として認めるという事と、マカロフを六代目妖精の尻尾(フェアリーテイル)マスターに任命するという事だった
「またワシかーーっ」「「「「「「あははははははっ」」」」」」」」
それで妖精の尻尾(フェアリーテイル)を再びフィオーレ一のギルドに!っていうのをマカロフの最後の仕事だと、ギルダーツは手紙に書いていた
それを見て、マカロフはすねたのだった・・
でその後、大魔闘演武に出るか出ないかで、もめているところにナツ達が帰ってきた
あ、もうウェンディは滅竜奥義の魔法書もらったみたいだな?
「だけど今回は天狼組がいる!!ナツ兄やエルザ姉もいるんだぜ!!妖精の尻尾(フェアリーテイル)が負けるモンかっ!!」「?」
「ていうか、天狼組には7年のブランクがあることを忘れてないか・・?」
「さっきから出るとかでねぇとか何の話だよ!?」
ナツが何の話をしているのかと、聞いてくる
その後、大魔闘演武に関してロメオが説明してくれた
「しかし・・今のおまえらの実力で優勝なんぞ狙えるかのぅ」
「そうだよ!そうなんだよ」
現状を把握し、うーんと唸るマカロフ。その言葉にマカオが盛大に頷いた
だが、ロメオの優勝したらギルドに賞金3千万J(ジュエル)が入るという言葉を聞き・・
「出る!!」「マスター!!」
マカロフは大魔闘演武に出ることを決定したのだった
ていうか変わり身はえーな、おい!?
「その大会いつやるんだよ」「3か月後だよ!」
「十分だ!それまでに鍛え直して、妖精の尻尾(フェアリーテイル)をもう一度フィオーレ一のギルドにしてやる!」
そんな感じで3か月後の大魔闘演武に向けて、皆は修業することにしたのだった・・




あけましておめでとうございます^^
新年になったということで、文章の形式でも変えてみようか?と思ってたのですが・・
うまくいかず、結局いつもどおりに(汗
もっと見やすくかけないものか・・。まぁ、そんな才能はなさそうなのでこのまま行こうと思いますw
話はかわりまして・・、最近ネギまにはまりましたw
そちらの方でも二次創作小説というものを書いているのですが・・
またもや、オリ主チートな状態に(爆
いや、もう・・。どんだけオリ主に無双させたいんだ?って感じですよね(汗
他の方々の作品を見てると、ちゃんとバランスも考えられていて・・、自分の未熟さが浮き彫りに(泣
まぁ、特に気にしてませんが。どうせ自分にはそんなすごいものを書く事なんてできませんので・・
って何か、愚痴みたいになってきた(汗。・・ということで、ここでやめておきます!

次回予告
夏だ!海だ!修行だああああああっ!!って、今の季節って夏なのか!?
いや、気にしたら負けだ・・な。初日ということで皆は、色々と満喫中(アッヒャッヒャッヒャ
まぁ、妖精の尻尾(フェアリーテイル)がいる場所に平穏なんてあるわけないんだけどね・・
とか、思ったそばからこれかよ!?てめぇらいい加減にしろおおおおおおおおおおおお!!?
そして相変わらずのオリ主チート(笑。もうここまで来たらこのまま突っ走るしかねぇな!!

以上予告。それと適当に告知。
実は自分のブログの方で、転生物じゃないFT小説を書いています。
こちらも残念クオリティだと思いますが、興味のある方は遊びに来てください。
ではでは〜ノシ

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