小説『ゼロの使い魔 世界を渡る転生者【R−18】』
作者:上平 英(小説家になろう)

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『第36話 ティファニアと森デート 久々のマチルダターン 』





 キュルケと新魔国に戻ってきたルシファーはティファニアに誘われ、新魔国の西に存在する森へと二人で着ていた。

「見てくださいルシファー! あそこに小鳥さんがいます!」

「ああ、可愛らしいな」

 ティファニアと肩を組み、ルシファーは森の奥へとゆっくりと歩いていた。

 目的などは特に決めていない。

 ただ、二人で散歩しているだけ。

 小鳥の囀りや森の葉音を聞きながら穏やかに散歩していた。

「うふふっ……」

 ティファニアは森の休憩所として設けられた木製のベンチに座って微笑んだ。

「どうしたティファ?」

 ルシファーがティファニアの隣で背をのばしながら尋ねる。

「いえ、なんて言ったらいいか……、うふふっ、少し前までは考えられなかったと思って……、アルビオンの森で耳を隠して怯えながら暮らしていたわたしが、こんなに自由に色んな場所に行ったり、ルシファーさんとマチルダ姉さんを始め、孤児院の子共達やキュルケさんたちにハーフエルフという自分を受け入れてもらったり……、わたしこんなに幸せなんだって思って」

 ティファニアは呟きながらルシファーの肩に寄りかかった。

「これからもっと幸せになるさ」

 ルシファーもティファニアの肩に手をまわして肩を抱き微笑みながら呟いた。

「はいっ」

 二人で木漏れ日の中微笑みあう。

 そしてそんな穏やかな時間の中ルシファーは呟いた。

「それにいずれはティファとの子共を授かりたいしな」

「あ、赤ちゃんですか!?」

 ルシファーの何気なくはなった一言に耳まで真っ赤に染めて驚くティファニア。

「嫌か?」

「いえっ! 嫌ではないんですっ! ……というか嬉しい……、です、しっ……」

 もじもじと最後の方消え入りそうな声で呟くティファニアにルシファーは微笑んだ。

「俺は前にも言った通り、種族なんて関係ない。俺はティファニアを愛してるからいずれは……、いや、正直すぐにでも子共が欲しいな……」

「えっ!?」

「まあ、難しい事は置いておくとして、俺は男としてティファを愛しているんだ」

「え、あ……、わ、わたしも、ルシファーさんを……、あ、愛しています……」

 顔を真っ赤にして聞き取りにくい声だが、ティファの想いは十二分にルシファーに伝わり、自然と二人は唇を重ねあった。











 それから休憩場から移動して森の最深部である泉へと二人はやってきていた。

 泉は木々か開けた場所にあり、日が差し込んで透明度の高い水に反射して幻想的な風景を広がらせていた。

 そして、ここまで歩いてきて多少なり汗をかいていた二人は衣服を脱ぎ去り泉へと二人で入った。

「うふふっ! 気持ちいですね」

「ああ」

 泉ではしゃぐティファニアを眺めながらルシファーは微笑んだ。

 泉を泳いだりしながらはしゃいでいたティファニアは自分の方を見つめているルシファーに近づいて恐る恐る尋ねた。

「どうしたんですか? わたし、なにか……」

「えっ? ああ、いや、ティファがあまりにも綺麗だったから見蕩れてたんだ……」

「ええっ!? きゃっ!」

 ルシファーの呟きに自分が現在裸で前かがみになって、ルシファーの正面に立っていた事に気づいて慌てて泉に肩まで浸かり体を隠そうと両腕で胸を抱いた。

 ルシファーは羞恥に頬を染めるティファニアに微笑むと、泉の縁を背もたれに座っている自分の上へとティファニアを抱き寄せた。

 泉の水の温度と体温が違う所為か、いつもよりお互いの熱が熱く感じられた。

「ほんとうに綺麗だ」

「ぁぅぅ……」

 ルシファーの呟きと、密着している胸、下腹や足に時おり触れる熱く硬いペニスにティファニアは戸惑った。

「ティファ……」

「ルシファー……」

 ルシファーに名を呼ばれ、視線を合わせたティファニアは抵抗をやめて受け入れた。

 愛おしい、愛している男に求められ、ティファニアは幸福を感じて唇を合わせた。

「ん、んんっ、るし……、ふぁー……」

 唇を合わせたまま口内で舌を絡めあう。

「ティファ……、ほんとに綺麗だ……」

 ルシファーは呟きながら左腕でティファの巨大な胸に指を埋めるように掴み、右手をオマンコへと進めてスジをなぞる様に這わせた。

 ルシファーの右手の指がティファニアの膣口を広げる。

「ぁうっ……、ひゃんっ!? み、水が|膣(なか)に……!」

 ティファニアは冷たい水の浸入に驚いて悲鳴をあげるが、ルシファーは止めずに指を深く侵入させ指先でオマンコを激しく弄った。

「ああっ! いやぁんっ……! 指っ、指が……、まっ、待ってぇ……」

 体をのけ反らせながら叫ぶティファニア。

「ふふっ、だけどティファ。ティファはすごく気持ちよさそうだけど?」

 ルシファーは微笑むと指をカギのように曲げてティファニアの膣、上側の方を刺激した。

「そ、そこは……!? あああっ! で、でるっ!? そこは、でちゃうっ……」

 ティファニアは体を震わせてなにかに耐えるように叫んだ。

 ルシファーはそんなティファニアの耳元で甘く囁く。

「大丈夫さ。全部受け入れるって言っただろ? 我慢しないで出してごらん。見ててあげるから」

 ティファニアの脳内でルシファーの言葉が反響し、思考を奪っていく……。

 そして……、限界に達したティファニアはルシファーに向かって呟いた。

「ほんとに……、ほんとにいいの……?」

「ああ、もちろん。だから全部だしてごらん」

「……う、うん……」

 ティファニアは目を瞑り、ゆっくりと力を抜いた……。

「ふ……、ぅぅ……んんっ……!」

 ティファニアの唇から漏れる甘い吐息と共に透明な水に黄色が混じり消えていく……。

 ルシファーは手に当たる暖かな水を感じながら、ティファの羞恥に染まりながらも満足げな表情に興奮していた。

 そして数分……。

 排尿が終わり羞恥で震えるティファニアを犯そうと挿入しようとしたところでティファニアに止められた。

「ティファ?」

「…………」

 ルシファーがやり過ぎたかな? と謝ろうと思いかけたその時……、ティファニアは小声で呟いた。

「……ずるい……」

「え?」

「ずるいです……」

 ティファニアの言葉の真意が分からずに首を傾げるルシファー。

「えっと? なにが……?」

 ルシファーが尋ねるとティファニアはキッと、ルシファーの顔を見上げて呟いた。

「わたしもルシファーさんのを受け入れたいです!」

「ええっ!?」

「わたしも受け入れます!」

「……ええっと……?」












 暴走してしまったティファニアに立ち上げさせられたルシファーは、立小便でも擦るかのように片手をペニスに添えていた。

 そして、そのペニスの発射口で小鳥が親鳥から餌を貰おうと両手で受け皿を作り、口を大きく開けるティファニアがいた。

「さあ、ルシファーさん! わたしもあなたを受け入れます! 受け入れさせてください!」

 完全に理性を失った瞳で見上げてくるティファニア。

 ルシファーも止める事は野暮だとゆっくりと解放し始めた。

 ちろっ、勃起したペニスから尿がゆっくりと漏れ出した。

「ん、あ、ああ、あああ……」

 ティファニアの金糸のような黄金の髪を汚しながら、美しい顔を汚しながら、次第にその勢いは増していきティファニアの口内にじょぼぼぼぼ……っと音を立たせ始めた……。

「ごく……、ごふっ……、ごぶっ……」

 ティファニアは尿の苦味を味わいながら恍惚の表情で喉を動かしてどんどん飲み下していった。

 ルシファーは絶世の美少女であろう美しい金髪のハーフエルフが大きく口を開けて自分の尿を美味しそうに飲み下していく姿に欲情し、ティファニアも口から溢れて体に尿がつたいルシファーに汚されているという被虐や恥辱、そして幸福を同時に混ぜ合わせ混沌とした快楽を感じて蕩けていた。

 そして排尿が終わってもティファニアはおかわりを求め、ペニスを咥え、ちゅーちゅーと吸い始めた。

「そんなに美味しかったのか?」

 ルシファーがティファニアの頭を撫でながら尋ねると、そうですと意思表示でも擦るかのように両手でルシファーの腰を抱き寄せて喉を使ってペニスを扱いた。

「ふふっ、本当に可愛いなティファは、もう尿は出ないし、今度は精液をご馳走しよう」

 興奮したルシファーは腰を前後に動かしティファニアの喉を突き荒らし始めた。

「うぶっ! うぶぶぶっ……!」

 ティファニアも苦悶の表情を浮かべるが、すぐにその表情は弛緩し、自分から唇を窄め精液を求め始める。

「|射精()すぞ!」

「うぶぶっん……!」

 ルシファーのペニスから精液が今度は流し込まれる。

 ティファニアはルシファーの射精に合わせて絶頂しながら舌で尿と精液がブレンドされた体液を味わい飲み下してゆく。

「ぷはぁ〜〜!」

「ティファ!」

「きゃっ!?」

 ティファニアがすべてを飲み下し、満足げに息を吐く姿にルシファーは欲望の赴くままにティファニアを抱き上げ、ペニスを挿入した。

 両膝を抱いて下から突き上げる……いわえる『駅弁』の体位で挿入し、ティファニアはルシファーに振り落とされないように慌てて首に腕を回してすがりついた。

「最高だ! 最高に気持ちいいぞティファっ!」

「るっ、ルシファー……!!」

 ガンガンと子宮を串刺しにしながらぶつけ合いお互いを求め合う。

 ティファニアに押し付けられるどこまでも沈んでいきそうな柔らかい爆乳の感触を硬い胸板で味わいながらルシファーはティファニアを求めた。

 ペニスの雁がティファニアの膣道を削る。

「ほんとティファは最高だな。オマンコの締まりといい肉厚で腰が止まらないっ」

 全体的に肉付きがよくムッチリと女性特有の柔らかな感触、ぷっくりとした黄金の草原に彩られたオマンコはすべてを受け入れるようにどこまでも沈み、ペニスに絡みつく。

「そ、そんなぁっ! んっ! は、恥ずかしい……ですっ!」

 ティファニアは背を反らしてオマンコを突き上げ続けるペニスを感じて喘ぎ声を響かせた。

「ティファ! そろそろ……!」

「うんっ!」

 限界を迎えたルシファーはティファの頷きと共に精を放った。

 ペニスを通って煮えたぎった精液がティファニアの子宮に吐き出される。

「あぁああああああ〜〜〜!!! 熱いぃ………」

 絶頂しながらペニスの熱に脳内を白黒させ、大声で悲鳴を漏らし、ティファニアは意識を失った……。

「ふぅ〜〜〜、最高だったよティファ」

「ぅん……」

 許容量を超え重力でそのまま泉へと滴る精液と愛液に混ざってティファニアは満足げな表情を浮かべた。

「…………」

 まだ足りないな……。

「とりあえず、【浄化】をかけて……、楽しませてもらおうかな?」

 ルシファーはティファニアを起こさないようにそのまま泉の中に腰を降ろし、ティファニアに悪戯を開始した。

「さてと、コッチから弄ろうかな?」

「……ん、んんっ……」

「ふふっ、寝ているのにお尻の穴に指入れられて感じてるのかな? っていうかほんと大きいよなティファの胸って……、乳輪も乳首も大きいし……、綺麗な薄いピンク色で……」

 呟きながら開いている方の手で爆乳も下から持上げ、厭らしく尖った乳首を歯で甘く噛むルシファー。

「ほんと、思わず食べたくなるな」

「んん〜……、ルシファー……」

「ふふっ、どこまでやったら起きるかな……?」

 ルシファーは悪い笑みを浮かべて更なる悪戯を開始した。

 そして、それから数十分後……、ティファニアは目を覚ましたが、体中が性感帯になってしまっていた……。











 そして帰り道……。

 寝ている間に悪戯された事に怒ったティファニアに謝り、仲直りしたルシファーは自分のチート能力について考えていた。

 そう言えば改めて考えてみると【王の財宝】とか【千の顔を持つ英雄】を始めとしてほとんどが使いにくかったんだよな……。

 修行した魔界でサキュバス達に襲われて性奴隷になってなかったら正直死んでたと思うし……。

 チート能力の【王の財宝】なんて始めは空っぽだったし……。

 【千の顔を持つ英雄】は自分が知っている武器しか出せないし、さらに言うと筋力と技術がないと扱えないし……。

 膨大な魔力もあらゆる魔法を使える能力も、魔法自体を覚えていないと使えないし……。

 まあ……、現在の【王の財宝】にはFateの覚えていた宝具を魔人や悪魔、エルフとかドワーフとかに再現して作成してもらって、大魔王だった時に収集した財宝が入ってるから今はかなり使えるがな。

【千の顔を持つ英雄】は……、まあ、この世界で習得した【固定化】の呪文と今まで覚えた強化・属性付加の魔法を使えば現実世界に留めたままに出来るし、新たな宝具が作成できるな。

 身体能力は十二分だし、神格もあるから精霊魔法は効かないどころか精霊魔法を行使した方がダメージをくらう。

 武器の扱いから戦闘経験も以前の世界で世界統一する時に十二分に学んで、さらに言うとサキュバスの性奴隷時代に、何度も死にかけた所為で、サイヤの能力が発動してもう攻撃が効かないからな。

 ルシファーは歩きながら考え、森の入り口へと出て新魔国を眺めて再び、というか、考えるきっかけとなった事を思い出して苦笑した……。

 ほんと……、もともとの世界でも酷かったけど、【新魔国】でも俺ってヤツは……。

 玩具マニアではな……い、わけではないけど……。

 この世界に着てからも新しい玩具を作成するなんて……。

 ていうか、気づいたら城の地下にSM用の部屋よりもっと深い場所に製作専用の部屋を作っていたし……。

 ルシファーは【王の財宝】の武具よりも種類が豊富となっている玩具に頭を抱えていた。

 ほんと、どうしよう……。

 マチルダ用にゴーヤ型ディルドーとかキュルケ用にトウモロコシ型、シャルロットとジョゼット、その母親エルフィアと四人で楽しむための3股ディルドーなんかも作ってしまったし……。

 それぞれ専用の搾乳機も|専用の器具(・・・・・)も作成してさっきもティファに悪戯する時に使ってしまったんだよな……。

 前の世界も合わせると何千……。

 いやいやいやっ!?

 少し待つんだ!

 何千個っておかしくないか!? 俺前の世界ですごい数を妻にしたよな? その妻達専用の玩具は最低でも1人100種類は作ったし……。

 …………。

 あれっ? 

 宝具で手に入れた物は数多く存在するけど、自分で作ったのは精々1000種類を超えるか超えないか……。

 あれっ!?

 玩具は数えきれなくて数千個……、オリジナル宝具は精々1000種類……。

 さらにローションとか媚薬も花の香りとか果物の香り付きなものから、気が狂うほどの媚薬やマンネリ防止と趣味と好奇心で作成した利尿剤を始めとした面白い薬も何千種類とかあったような……。

 プレイ用に作った新品の衣装なんかも、様々なサイズと種類さらに数えきれないほどストックが……。

 …………。

「どうしたんですか?」

 だくだくと滝のような汗を流しているルシファーにティファニアが不思議そうに尋ねた。

「い、いや……、なんでもないよ?」

 ルシファーは物凄い汗を流したままティファニアに作り笑いで呟いた。

「そうですか?」

「ああ……、少し自分がやった事ってしまった事に対してなんとも言えない気持ちになっただけなんだ……」

「そ、そうなんですか? 何かあったら相談してくださいね?」

 心配そうな表情で前かがみになって顔を覗きこんでくるティファニアの、重力で下に釣り下がった爆乳を見てルシファーは深く考える事を諦めた。

「ありがとうティファ」

 そうしてルシファーとティファニアは腕を組んで、ゆっくりと家へと向かって歩き出した……。











 深夜……。

 ルシファーはベッドに寝転がって待っていた。

 そしてルシファーが首を長くして待っていると部屋の扉がガチャリと開けられ、待ちであるマチルダが入室してきた。

 現在のマチルダは肩の大きく開いた黒くて薄い生地のネグリジェで乳首と下に穿いている黒系の下着が浮かび上がっており、さらに緑色の長い髪も風呂上りなのか部屋の明かりに照らされつやつやと光輝いていた。

「ふふっ、なんだい? そんなにおっ起てて待ちきれなかったのかい?」

 マチルダはルシファーの羽織っているシーツの一部が不自然に反り返っている事に意地の悪い笑みを浮かべた。

「そりゃあ、生理の所為でマチルダを抱いていないんだから当然だろう?」

「まったく……、他の女を毎日いや問いほど抱いてるくせに、私まで抱きたいのかい?」

「愛している女を男が抱きたいと思うのは当然だ。生理でお預けにされた分今夜は寝かさないからな?」

「ふふっ、そりゃあ楽しみだね。今夜は私一人だし……、可愛がっておくれよ?」

「ああ」

 ルシファーの呟きに機嫌をよくしたマチルダはベッドに近づきながら呟いた。

 マチルダはベッドに入ってルシファーの右側に並ぶと、ルシファーと唇を合わせながら足を絡め、左腕を伸ばして勃起しているペニスの亀頭を指先で包むように握る。

「マチルダはほんとに黒が似合うな……」

「ふふっ、ありがとう」

 マチルダの左手がペニスを搾るように揉み始め、ルシファーは右手をマチルダの黒いショーツの中に差し込んで人差し指と中指でスジを拡げたり、膣口や尿道口、クリトリスをなぞった。

「んんっ、マチルダは本当にペニスを扱くのが上手くなったよな」

「ふふっ、あんたもっ、私の弱いとこ攻めて……、ぁぅんっ! ちょっ……、はげし……!?」

「ほら、手が疎かになってるぞマチルダ」

「ぅぅ……、もうっ、覚悟しな! 私の意地を見せて、やろう、じゃ、ないのっ!!」

 マチルダの左腕の速度が増し、尿道口を人差し指で刺激し、ルシファーに胸を押し付け唇を奪って舌を伸ばし、ルシファーの口内を舐めまわした。

 ルシファーも負けるものかと指を膣道に挿入してピストンしたりクリトリスと指先でこねくり回した。

「ぅ……、うう……」

「ふふっ! |射精()そうなんだ、ねっ!? このまま、|射精()させてあげても、いいっ! けど! 勿体無いから! 飲んであげるわ!」

 ルシファーのペニスがビクッビクッと脈動するのを感じ、射精の兆候である事を察したマチルダはそのままシーツの中へと潜り、ルシファーに跨ると震えているペニスを一気に咥え込んだ。

 ルシファーの視界にはマチルダの尻の形に膨れ上がった純白のシーツが埋め尽くしており、さらに胸へ滴り落ちるマチルダの愛液とマチルダの口の感触であろうぬめぬめとした暖かな体温と絡み付いてくる舌に、ルシファーは我慢する事をやめてマチルダの尻を掴んで射精を開始した。

「うぐっ!? ごくっ……、ごぶぶっ……!? げほっ! ごほっ……!」

「だ、大丈夫かマチルダ?」

 精液を飲み込み盛大に咳き込んでいるマチルダにルシファーが声をかけた。

「だ、大丈夫よ……。それよりも、ほんととんでもない量を出すんだね〜。昨夜はキュルケ、少し前にはティファと何発もやったくせに……」

「えっと……、なんとなく分かるけど……、それは誰から?」

「そりゃあ、本人からさ。すごく嬉しそうに喋ってたよ。ああ、後、エルフィアとその双子(シャルロット&ジョゼット)がもの欲しそうに聞いてたから明日覚悟……、いや、この調子なら鳴かされるのは親子の方か……」

 マチルダは呟きながらペニスを握った。

 ルシファーは苦笑してシーツの中へ手を入れ、マチルダのショーツを横にずらして指先でアナルに触れる。

「ちょっ……!?」

「まあ、それは明日の楽しみにしておいて……、今夜はマチルダを存分に可愛がろうか?」

 驚くマチルダをよそ目にアナルへずぶぶっと中指を挿入した。

 そして指から伝わるアナルの感触にルシファーは気づき、野獣のような笑みを浮かべた。

「ほう……、指に何も|当たらない(・・・・・)な〜?」

 ぎくっとマチルダの体が跳ねた。

「な、何のことだい……?」

「何って、そりゃあ……、マチルダは本当に後の穴が好きなんだなって思ってさ。準備してから着たって事は期待しているんだろ?」

「ぁうっ……、うひぃっ……!?」

 マチルダのアナルに入った中指と新たにオマンコに挿入した親指を閉じてぐりぐりと弄ると、マチルダは奇声を上げて崩れ落ちた。

 白いシーツのシルエットがピクピクと震えるのを眺めながらルシファーはもう片方の手をネグリジェの隙間に差し込んで胸にも愛撫を開始した。

「こ、こらっ……!」

 戸惑うマチルダを無視してルシファーは愛撫を続け、胸を揉みながら乳首を捜し、乳首を指先で捕らえると、オマンコとアナルにそれぞれ挿入した親指と中指で間の肉を摘みながら前後に擦りながら強く摘み上げた。

「あ、あぁああああああ〜〜〜〜〜!!!!」

 一気に送られた快楽にマチルダはオマンコからぷしゅゅゅ〜と小便のような潮を吹き出しながら絶頂し、ルシファーも満足げな笑みを浮かべてシーツを取り去りると上半身を起こして未だに痙攣しているマチルダのアナルに口をつけた。

「ふふ、丹念に洗ってきたみたいだな」

「…………ま、待ちなったら……!」

「尻穴までいい匂いだし、こんなに美味しそうなモノを前に我慢なんてできるはずないだろ?」

「ぅぅ……」

 マチルダのアナルをルシファーの舌が洗浄でもしているかのように舐め、ルシファーの両指がマチルダのオマンコに弄った。

 マチルダはルシファーに尻穴を舐められるという羞恥と背徳感、そして不浄の穴まで愛してもらっているという悦び、さらにオマンコから送られる快感を感じてマチルダは漏れてしまいそうになる声を抑えるために両手で口を塞いだ。

 だが、喘ぎ声を我慢しながら腰を揺らすマチルダの姿はルシファーにさらに興奮して【王の財宝】からマチルダ用に作成した緑色で突起から感触、臭いまで再現したゴーヤ型ディルドーとマチルダ用のローションで粘度が一番高い物を出現させた。

「今夜は俺とお前だけなんだし、マチルダのすべて見せてくれ……、俺も全身全霊でマチルダと楽しみたいからな」

「そ、それは……」

 ルシファーはマチルダの答えを待たずに空中に留めたままのゴーヤ型ディルドーにローションを垂らし、両手の人差し指と中指でアナルを大きく広げると、ゴーヤディルドー(ローション付着)をゆっくりと|射出(・・)した……。

 もともとの持ち主であろう某金ぴかが知ったら、怒るか嗤うか、はたまた喜ぶか……。

 ルシファーの脳裏にそんな考えが浮んだが、マチルダの声にかき消された。

「ふぐぬっ!? あ、ああ……、いやぁああああ……!」

「すごいなマチルダは、俺より太くて長いのをたった一回で半分も咥え込むなんて」

「る、るし、ルシファー……」

 マチルダはゴーヤの表面を覆うびっしりと生えた粒に大きく広がった肛門の皮を擦られながら快楽を感じてしまい、ちろちろと尿を漏らしてしまった。

 膝を伝いルシファーの体に降りかかる自分の尿に羞恥に顔を染めたマチルダだったがルシファーの言葉によって己を解放し始める。

「本当に美しいな……、ほらマチルダ。もっとだ……、もっと魅せろ! 俺がお前のすべてを受け入れてやる!」

「うぐぐんっ!!? うぎぃっ!!」

 ズボズボとゴーヤディルドーを入り口近くまで抜かれては根元まで差し込まれマチルダは言葉を発する事をやめて快楽に飲み込まれた。

「ああっ、あああ……! ふぐっん! あひぃぃ……!」

「ははっ! そろそろ俺も射精したいにもう1本咥えてみるか?」

 ルシファーは呟くとマチルダの体を横に転がしてペニスをオマンコへ添えた。

 アナルに巨大なディルドーが挿入されたままのマチルダはさすがに無理だと冷や汗をかいて両手で膣口を隠した。

「や、やめ……、む、無理……」

「安心しろマチルダ。すでに体は強化済みだからどんなに激しくしても怪我をする事はないし……、気持ちがいいぞ?」

「ぁ……、ぅぅ……」

 マチルダの両手がふるふると震える。

「今夜は二人っきりで思う存分楽しもう……。正気を失ってもきちんと治してやるから全部さらけだしてみないか?」

「る……、ルシファー……」

 ゆっくりと……、恐る恐る手を退かすマチルダ。

 尻穴にゴーヤディルドーを生やしたまま、赤ん坊がオシメを取り替えるような格好で恥ずかしがっているマチルダにルシファーはもう待てなかった。

「|挿入(いれ)るぞマチルダ……」

「えっ……、うぎぃっ!?」

 マチルダの手が完全にどけられる前に亀頭を膣口で押しひろげるように腰を前へ進めるルシファー。

「うぐっ……、あぐぅっ!? がっ、がひっ……、あぐぐぅううっ! ひっ、ひぃいいっ……!」

 マチルダは限界を超えて広がる膣口とアナル、そしてその間で押しつぶされる肉につぶれたカエルのような鳴き声を出して、白目を剥き、涎を垂らした。

「やっぱり2本|挿入(いれ)るとものすごく締まるな……。いつもよりマチルダのオマンコの粒が感じるぞ……」

「うぎぃっ……、うぐぐっ……」

「さあ、マチルダ。全部解放して……。愛し合おう」

「あぅうううう!!! あひぃいいい〜〜!!!」

 ルシファーが呟きながら抱きつくとマチルダはほとんど無意識にルシファーの体を抱きしめ返した。

「ふふっ、じゃあそろそろゴーヤディルドーの新機能をお見せしようかな?」

 ルシファーはマチルダの首筋を舐めながら呟くと【念力】の呪文と唱えてゴーヤディルドーの柄に取り付けた赤いスイッチをOFFからONに切り替えた。

「うぎぃぃいいいいいいい!!!?」

 突如マチルダの口から絶叫が漏れる。

 ルシファーは膣に挿入したペニス越しにゴーヤディルドーが起動した事を感じた。

「さすがマチルダだ……、真性のドMであることは分かっていたが、こんなにもオマンコとアナルを拡張されて、さらにゴーヤディルドーの縦横無尽のランダム機動に悦んで潮を吹かせるなんて……」

 ルシファーは感心したように呟くとアナルでグネグネと軟体動物のように折れ曲がりながらアナルを穿るゴーヤディルドーを無視してペニスを前後に動かした。

「うぎぃいいっ! うぐぎゅぅぅ……!!」

 ルシファーの剛直がマチルダのオマンコから下腹辺りまでかけて浮かび上がる。

「はははっ!」

 ルシファーは野獣のような笑みのまま腰を激しく動かし、ガンっと子宮口を撃ちつけて射精をした。

 普段より大量に排出された精液が物凄い膣圧で出る事が出来ずに子宮に溜まってマチルダの下腹をぷっくりと膨らませた。












 ……それからアヘ顔……、白目を剥いたまま絶頂し続けながら悦んでいるマチルダからゴーヤディルドーを抜き取り、【浄化】で綺麗に汚れを落とし、マチルダをぽっかりと大穴を開いたまま塞がらなくなった二穴を元の締りのよい穴に戻してから正気に戻したルシファーは、今度はじっくりと体を重ねあっていた。

「まったく……、あんたは……、少しは加減ってもんを……」

 不貞腐れたようにぐちぐちと呟くマチルダは現在ルシファーの上に乗り、騎乗位で繋がっていた。

「それはゴメン。正直やりすぎたって反省しているから」

 ルシファーはネグリジェの隙間から差し込んだ手でマチルダの乳首を弄りながら謝った。

「ほんとかい?」

 マチルダはルシファーの上で腰をゆっくりと前後左右に擦り付けるように動かしながら呟いた。

「ああ、だからこれから朝までじっくりと楽しもう」

 ゆっくりとお互いを確かめ合うように……。

 ネグリジェの上品なフリル付スカートに隠された結合部からぐちゅぐちゅに濡れたオマンコとペニスの擦れ合う音を聞きながら、一つの生物になっているんだと感じあい、穏やかに……。

 だが、そんなゆっくりとした時間の中でマチルダはぷいっとルシファーから視線を外して呟き始めた。

「でも……」

「でも?」

「た、たまになら少しぐらい激しくしても……、いいんだからね?」

 頬を染めてそっぽを向くマチルダ。

「……ふふっ、ああ。その時は楽しみにしておいてくれ」

 そんなマチルダの愛らしい様子に、ルシファーは心の中でやっぱりマチルダはドMだなぁ……っと呟き、また、普段は知的系&姉気質美人の愛らしいマチルダをもっと好きになっていた。















<後書き>

 ティファニア、マチルダの回でした……。

 後今回やっと【王の財宝】と【千の顔を持つ英雄】や貰ったチートが始めはあまり使えないことと、実は【王の財宝】に中身がなかった事を出せませた……。

 いや、マジで驚くほど主人公が戦闘しないんで、設定を出せずにいました。

 【王の財宝】は本来ギルガメッシュさんがバビロニアの英雄王だった頃に集めたから、【王の財宝】という宝具となり、中身が存在していたので、元一般人の主人公が発動させても空っぽの役立たずで、拾った武器を入れて打ち出すぐらいの使い方しか出来なかったんです。

 ※ ハイスクールD×Dでの小話は完璧なネタなので他の【世界を渡る転生者】シリーズとは関係ありませんのであしからず!

 【千の顔を持つ英雄】も筋力と技術がまともにないと扱えない&知っている武器しか出せない&防具は出せない&【千の顔を持つ英雄】を解除すると出した武器は自動で消える。

 【魔法を覚える才能】も魔法知っていないと膨大な魔力も役立たず。

 【サイヤ人の能力(食欲抜き)】が無駄に……、というか変な所で発動して主人公を救うことになりました。

 性奴隷になって死に掛け寸前まで生気を吸い取られて回復……。身体能力上がりました〜! の繰り返しで何故か知らないうちに最強ボディになっていた。

 さてさて、裏話はこの辺で止めて次回予告!

 エルフっ娘登場まであと約半年!

 新魔国に新たな進展が!




 ていうか、やっと入れたよ……。

 なんども同じ作業を繰り返して投稿諦めそうになったが、やっと入れた……。

 または入れなくなったら嫌なので、このまま後2話投稿します!

-40-
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