小説『ハイスクールD×D ~古代龍の覚醒~ 』
作者:波瀬 青()

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堕天使を倒しても、死んだアーシアさんは生き返らない。俺とイッセーはただその場に立ち尽くしていた。

「まさか堕天使を倒すなんてね」

そんな俺達に声をかけたのは木場だった。 木場は大きな傷は負ってないが、服はボロ ボロになっている。
木場も頑張って戦ってくれたんだ。

「……何とかな」

「よぉー、遅ぇよ、色男」

俺とイッセーはその場に座り込みながら返事を返した。

「悪いね、部長に邪魔しないように言われてたんだ」

部長に?

「祐斗の言う通りよ。貴方達なら、堕天使 レイナーレを倒せると信じていたもの」

声のした方へ振り返ったら、聖堂の入口に笑顔の部長が立っていた。そのまま、俺達の方に歩いてきた部長の後ろに姫島先輩がいつものニコニコ笑顔で追従していた。

「部長に姫島先輩……どうしてここに?」

俺の質問に答えたのは姫島先輩だった。

「用事が済んだので、お二人の様子を見にきましたの。部長がお二人が心配でしょう がない様子だったので」
「ちょっと朱乃!変な事言わないで!!」

顔を赤くして姫島先輩に抗議の声を上げる部長。俺達の心配をしてくれてたのか……照れた部長可愛いなぁ……

「とにかく、二人ともよくやったわ。流石は私の『兵士(ポーン)ね」

部長はそう言って俺達の頭を撫でてくれた。

ズルズル

何かを引き摺る音と共に、搭城さんが戻ってきた。

「部長、持ってきました」

その手には黒い翼を生やした、堕天使レイ ナーレが引き摺られていた。
搭城さん……持ってきたって……ワイルドな子だなぁ。
搭城さんはレイナーレを部長の前に寝かせた。

「ありがとう、小猫。朱乃、起こしてあげなさい」
「はい、部長」

姫島先輩は右手を天に翳し、指を鳴らした。するとレイナーレに大量の水が浴びせられた。
あれも魔力で起こした自然現象なのだろう。なんでも有りだな。

「ゴホッ、ゴホッ」

咳き込んで、目を覚ましたレイナーレは辺りを見回し、身構えた。

「ごきげんよう、堕天使レイナーレ」
「………グレモリーの娘か……」
「はじめまして、私はリアス・グレモ リー。グレモリー家の次期当主よ。短い間でしょうけど、お見知りおきを」

笑顔の部長を睨み付けていたレイナーレだが、急に嘲笑う。

「悪いけど、今回の計画には私に協力してくれている堕天使がいるわ。次期に彼女達が 私を助けに来てくれる」
「彼女達なら来ないわよ」

部長は冷たい声で告た。

「堕天使カラワーナ、堕天使ミッテルト、 彼女達は私が消し飛ばしたもの」
「嘘よ!」

レイナーレは否定の言葉を叫ぶが、部長は懐から二枚の黒い羽を取り出した。

「これは彼女達の羽よ。同じ堕天使の貴女ならわかるわね?」

一気にレイナーレの顔が青ざめる。
この反応からして部長は本当に堕天使を消し飛ばしたのだろう。

「以前イッセーと古城君を襲ったドーナシークは古城君が倒したし、残っていたのはあの二人だけよね?初めにイッセーが襲われた時から私は堕天使がなにかを企んでいることを察していたわ。妨害することもできたけど貴女達の計画は堕天使全体の計画だと思っていたから静観していたの。い くら私でも堕天使全てに喧嘩を売ろうとは思わない。でも、裏でこそこそ動いている貴女達に少し話を聞いたら自分達の独断行動だと白状してくれたわ」

部長は陰でそんなことをしていてくれたのか……改めて部長を尊敬するぜ。
レイナーレは悔しそうに唇を噛み締めている。

「女二人が近づいてきただけだから油断したのかしらね?冥土の土産に教えてもらっ たわ。お礼に冥土に送ってあげたけれど。あなたのくだらない計画に協力するだけあって、程度の低い人たちだったわ」

部長の『用事』は堕天使の始末だったの か。部長はちゃんと俺達のことを考えてくれていたんだ。感動で泣いちゃいそうだよ俺。

「その一撃を喰らえばどんなものでも消し飛ばされる。滅亡の力を有した公爵家のご令嬢。部長は若い悪魔の中でも天才と呼ばれる程の実力者ですからね」

木場は主を讃えるように言う。

「紅髪の滅殺姫(ルイン・プリンセス)と言われるお方なのですよ」

とニコニコしながら姫島先輩。
俺って凄い人の眷族になったんだな。光栄に思わないと。
部長はイッセーの左腕に装着されている赤い籠手を見ていた。

「……赤い竜。それにこの紋章は………」

ぶつぶつ呟いた部長の目には驚きの色が浮かんでいる。

「そう……イッセーが堕天使に勝った最大の理由が分かったわ」

あれ?俺は?

「堕天使レイナーレ、あなたの敗因はこの子のセイクリッド・ギアを『龍の手(トウワイス・クリティカル)』だと決めつけたことよ」

レイナーレは部長の発言の真意が分からないようで怪訝そうに眉を寄せている。

「ーーーー『赤龍帝の籠手(ブーステッド・ ギア)』、セイクリッド・ギアの中でもレア中のレア……『神滅具(ロンギヌス)』のひとつよ」
「!?一時的にとは言え神や魔王を超える力が得られるあの忌々しいセイクリッド・ ギアがこんな子供に宿っていたというの!?」

あのー俺は?一応、俺もイッセーと協力してレイナーレ倒したんですけどー?

「言い伝えの通りなら人間界の時間で10秒毎に力を倍加させていく能力があるわ。 最初が1でもどんどん力が増していけば、 上級悪魔や堕天使の幹部に匹敵する力になる。そして極めれば……神すら屠れる」

そうですか、無視ですか。素直に説明聞いてりゃいいんすね。
にしてもイッセーの奴、とんでもないセイクリッド・ギアの持ち主なんだな。

「でも、力の倍加に時間を要するのはリスクが大きいわね。今回のように相手が待ってくれることなんてまず無いわ。相手が調子乗っていたのが勝敗を分けたわね」

この話を聞いてイッセーがビクッと肩を震わせた。
どうせ「俺って強いんじゃね?ハーレム作れちゃうんじゃね?」とか考えてたんだろう。顔に出てるぜ。部長はイッセーの頭を撫でながら

「やっぱりイッセーは面白い子ね。これからもっと可愛がってあげるから」

そして俺は放置ですか。これが放置プレイか……
イッセーは俺の方をチラチラ見てくる。いいんだよイッセー……俺に構わず存分に甘えろ。
そんな俺の肩にポンと手が置かれた。振り向くと木場だった。イケメンに情けをかけられるとは……
色んな意味で涙が出てきた……

「…でも、俺は結局アーシアを助けること ができませんでした………」
「いいのよ、イッセー。あなたはこれから 強くなるわ」

いい場面なんだろうけど、素直に共感できねぇよ!

「次は古城君ね」

おお!遂に俺に指針が向いたぞ!俺のセイクリッド・ギアにはどんな力があるんだ!?

「貴方は……………」

貴方は?
リアス先輩は困った様に口ごもり、言葉を濁している。なんか嫌な予感が……

「ごめんなさい、よく分からないの」

……………………………………

「あの〜古城君?」
「……エージ先輩はメンタルが弱いですから。ショックでフリーズしてしまったようです……えいっ…」

ドゴッ

「グハァ!はっ!俺は一体……?」

搭城さんに目覚めの腹パンを貰い意識が戻った。ありがたいけど俺怪我してるんだ……もう少し優しくしてくれないかな………

「正確には、古城君のセイクリッド・ギアは未確認の物なの」
「どういう事ですか……?」

俺は部長の言葉の意味が分からなかった。

「言葉通り、古城君のセイクリッド・ギアは見た事も聞いた事もない。前例がないの。能力も分からない。これは正に未知のセイクリッド・ギアなの」

マジかよ……じゃあ、このセイクリッド・ギアは俺だけの力ってことか………
少し嬉しいけど……

「貴方はこれからイッセー同様強くなるわ。けどそれにはセイクリッド・ギアの力が必要よ。まずわ、セイクリッド・ギアの操作から始めましょう」
「……ありがとうございます部長!絶対にこいつを使いこなして見せます!!」
「よく言ったわ、古城君。いえエージ!それでこそ私の下僕よ」
「……なんで突然名前で…………」
「小猫に呼ばせているのなら私が呼んでもいいでしょう?」
「別にいいですけど……」

内心、むさ苦しい男にしか名前を呼ばれなかった俺は心の中がフィーバー状態だった。

「あらあら、なら私もエージ君と呼ばせてもらおうかしら?」

頬に手を当てながら姫島先輩が言ってくる。

「あんまり名前で呼ばれるの慣れてないけど……どうぞ」
「うふふ、ありがとうエージ君」

ヤバい、姫島先輩の笑顔は反則levelだ。これであの女王様にならなければ……

「さてと、最後の仕事を片付けようかしら」

部長は鋭い目付きでレイナーレを睨み付ける。堕天使はたた恐怖に震えている。

「貴女には消えてもらうわ」

部長の右手に紅い魔力が集まっていく。一撃で終わらせる気だ。

「もちろん、そのセイクリッド・ギアは回収するわ」
「ふ、ふざけないで!これは私がアザゼル様とシェムハザ様の為にーーーー」
「愛の為に生きるのも悪くわないわ。でも貴女はやり過ぎた、私はそういうの嫌いなの」

部長が右手をレイナーレに向けた。ガクガク震えているレイナーレは視線を巡らせ、哀れむような目をしていたイッセーを捉えた。

「イッセー君!私を助けて!このままじゃ私はこの悪魔に殺されてしまうわ!貴方の事を愛している!大好きよ!だから私を助けて!」

騙していたとわいえ、レイナーレはイッセーの彼女だった。初めての彼女ができてイッセーは凄く喜んでた。でもそれは罠でイッセーは彼女に殺された。

その彼女が目の前で命乞いをしている。イッセーは深い悲しみにくれているだろう。

「グッバイ俺の恋……部長、もう限界です…… 」

イッセーは静かに告げた。
その言葉に堕天使の表情を絶望が支配した。

「私の下僕に言い寄るな。消し飛べ」

ドンッ!

魔力が放たれ、堕天使はこの世から消滅した。聖堂の中を黒い羽が舞い散っていた。

俺はイッセーの隣に足を引き摺りながら移動した。

「なぁエージ……これでよかったのかな……?」
「さぁな」

これから先、生きてくなかで答えが見つかるさ。

聖堂の中を緑色の光が漂っている。あれは……アーシアさんのセイクリッド・ギアか。
部長はそれを手に取り、ポケットから血のように紅いチェスの駒を取り出した。

「部長…それは?」

チェスの駒を指差しながら、イッセーが聞いた。
まぁ当然の疑問だろう。俺も聞きたかったし。

「これは『僧侶(ビショップ)』の駒よ」
「へ?」

部長のあまりにも突然な答えに、イッセーは間抜けな声をあげる。

「でもなんでチェスの駒なんて出してるんですか?」

今度は俺が聞いた

「貴方達に説明するのが遅れてしまったけれど、人間を悪魔に転生させるのに
『悪魔の駒(イービルピース)』が必要なの。人間界のチェスと同じだけの数と種類の駒が存在するわ」

なるほど……
じゃあ俺やイッセーにもその駒が使われているのか。

「『僧侶』の特性は眷族のサポートよ。この子の治癒の力は正にうってつけだわ。
前代未聞だけど、このシスターを悪魔に転生させてみる」

そう言って部長はアーシアさんの胸に『僧侶』の駒を置いた。

「我、リアス・グレモリーの名において命ず。
汝、アーシア・アルジェントよ。我の下僕となるため、この地へ魂を帰還させ
悪魔と成れ。汝、我が『僧侶』として、新たな生に歓喜せよ!」

紅い駒が光を放ち、アーシアさんの胸に沈んでいく。
アーシアさんのセイクリッド・ギアも同じように彼女のもとに還った。

光が止んで少ししてからアーシアさんが目を開いた。

「あれ?」

アーシアさんが生き返った。
それを認識した瞬間、俺は涙を流していた。

イッセー泣きながらアーシアさんを抱きしめ、

「帰ろう、アーシア」

そう言った。親友の声はとても暖かいものだった。











○古城家への帰り道

あの後、眷族全員で部室にジャンプして解散となった。
傷はアーシアさんの力のお陰でほとんど完治している。
流石に今日は悪魔の仕事は無しになったので俺は家に
帰る事にした。

「……結局、眷族で一番のお荷物は俺か………」


セイクリッド・ギアの力も分からない。イッセーは強力な
セイクリッド・ギアを宿してるし、アーシアさんは治癒の力で貢献している。
どうしたものか……

「おい、そこの坊主」

チラシ配りも終わってないし、契約取れるか心配だし………

「おい、聞いてんのか」

悩み事が尽きないな。取り合えずは仕事に集中して、
契約を取りにいこう。セイクリッド・ギアの訓練はどうしようか?

「無視してんじゃねぇ!」

ガツン

「いったぁ!!」

考え事をしていたらいきなり後頭部を誰かに叩かれた。

「何しやがる!?」

頭を抑えながら振り向くとそこには浴衣を着た黒髪の男だった。
しかも、イ・ケ・メ・ン!!
木場とは違い悪役みたいな、感じのするタイプだった。
言っておく、俺は総じてイケメンが嫌いだ!!

「まぁ、そう睨むなよ悪魔君。少し話しをしようぜ」

悪魔の事を知ってるのか!?

「お前……何者だ!!」

俺は後ろに跳びずさり、叫ぶ。
男は不敵に笑い、背中から十二枚の漆黒の翼を展開した。

「俺は堕天使の総督アザゼルだ」

アザゼル!聖書に出てくる最高位の堕天使にして堕天使達のボス!!
なんでそんな大物がこんなとこに!?

「お!その顔……俺の名前知ってるのか?
新入りにしちゃ勉強してるじゃねぇか!」

嬉しいのか、アザゼルは笑顔だ。
全部、神話の本の受け売りなんだけどさ。
どうする……レイナーレ達とは比べ物にならない程の
圧力だ。
震える声を絞りだし、目の前の堕天使に問う。

「……なんの用だ?」
「だから言ったろ。話しをしにきたんだって」
「あんた等堕天使にイッセーとアーシアさんは一回殺されたんだ!
俺だって殺されかけたし、そんな奴等、信じられるわけねぇだろ!」

右腕に俺のセイクリッド・ギアである蒼白い手甲を装着し、
構えをとった。

「将来、外敵になるかもしれない者を事前に察知し始末するのは組織としては
当然だろう?」
「だからって!」
「今さら俺が謝った所で何も変わりはしない。お前とシスターの女の場合は
ここに居た堕天使達の独断だったからな」

くっ……今ここで勝てる相手じゃない。アザゼルは興味深そうに俺の右腕を
見ている。

「その手甲、お前のセイクリッド・ギアだろ?」
「だったらどうした!」

次の瞬間アザゼルは俺の真横に居て手甲を触っていた。速い!見えなかったぞ!?
俺は距離を取ろうとするが右腕をホールドされて動けない。

「暴れんなって。ただ見るだけだ」

真剣に俺のセイクリッド・ギアを見ているアザゼルの顔はどこか
科学者を連想させる。

「……なるほど、そういう事か」

ホールドが解除され、今度こそ俺は距離を取った。

「おい、悪魔君。自分のセイクリッド・ギアがどんな物か
理解しているのか?」
「………分からねぇよ」

それを聞いたアザゼルは満足そうに笑い

「なら俺がお前のセイクリッド・ギアについて教えてやるよ」
「はぁ!?」

突然の申し出に俺は驚きの声をあげる。

「俺はセイクリッド・ギアを調べるのが大好きでな、お前の未知のセイクリッド・ギアを
調べてみたいのさ。断るなら、外敵としてお前を殺す」
「………脅迫か」
「俺はお前を殺す気はないが、他の堕天使がお前を
殺しにやってくるかもな」
「………何でだよ?」
「そりゃ怖いからさ。何も能力が分からないなら対策の立てようがないからな。
だから力の弱い今のうちに潰そうと考える奴がまた独断で動いてもおかしくはない」

アザゼルの言うことはもっともだ。力の使えない俺じゃ、
堕天使に襲われたらただじゃすまない。

「でも……なんであんたがこんな事するんだ?」
「ただ興味があるだけだ」

その目からは邪念は見てとれない。
変わりにとても強い好奇心が宿っている。
セイクリッド・ギアの情報が手にはいる……

「本当に俺に協力してくれるのか?」
「おう!逐一でお前に情報を提供するぜ。なんなら
練習相手になってやってもいい」

………これも強くなるためだ。

「分かった……あんたの言う通りにする」
「よしっ!交渉成立だな!俺はお前のセイクリッド・ギアを調べる。
お前は俺から情熱を貰う。よろしく頼むぜ、古城英志。エージでいいか?」

アザゼルが手を差し出してきたので、俺は手を握り返した。

「自由に呼んでくれ。こちらこそ頼みます、アザゼルさん」

俺とアザゼルさんはガッチリ握手した。



それから家についた。梓乃は家に帰ったようで
置き手紙があった。

『両親が帰ってきたので家に帰るね。待ってなくてごめんね。
晩御飯、温めて食べてね』

俺は梓乃が用意してくれた食事を摂り、風呂に入ってベッドに潜った。



朝、目を覚まして時間を確認する。いつもより早く起きたな……
ん?なんか忘れてるような………まずい!
今日はアーシアさんの歓迎会を朝からやることになってたんだ!ウッカリ寝坊しちまった!

急いで着替え、家を出る。家に来ていた梓乃は
キッチンで朝食を作っていた。

「梓乃わるい!今日は早く出るから朝食と弁当いらない!」
「えー!もうすぐだから待ってよ〜。」
「時間ないんだ!じゃ、行ってくる」

ギャーギャー梓乃の文句が聞こえたが構わず学校へ走る。




○オカルト研究会部室

「遅れてすみません!!」

肩で息をしながら扉を開けて部室に入る。俺以外の全員が揃っている。

「遅いわよエージ。せっかく私がケーキを作って皆で食べようと思ってたのに。
貴方の分はもう無いわよ」

ガーン…………

「ぶ、部長の作ったケーキ……食べたかった!
俺の馬鹿野郎ォォォ!!」

俺は頭を抱え叫んだ。
そんな俺を見かねてた、部長は困った様に笑った。

「嘘よ、エージが来るまで待ってたから安心しなさい。
朱乃、もってきてちょうだい」

「やったー!!」

部長のケーキは今まで食べたどのケーキよりうまかった。







ー後書きー

はじめまして、波瀬です。やっと一巻の内容が終わりました……
この進行速度で大丈夫でしょうか?

ヒロインも決まってないし……ハラハラしながら執筆させていただいています。

この作品は作者の処女作で誤字や矛盾が多々あると思いますが、温かい目で見守ってください。


感想、指摘ありましたらどんどん言ってください。これからもお願いします。


あらすじ部分の古代龍の名前を『ゼクス』→『ランサス』に変更しました

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