小説『インフィニットストラトス 射撃しか出来ない男・・・』
作者:ヴェルズ()

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あれから数日後色々あり、あっちこっち振り回され、マスコミからの質問が耐えなかった
やっと終わったと思えば今度は一夏の姉、織斑 千冬が「お前たちにはIS学園に入ってもらう」といきなり言われ、今はそのIS適性を見る試験をしている
最初に一夏が行ったが試験官が自爆して終わった・・・そんなのありか?
そして次に俺の番なのだが・・・

千冬「ふむ・・・仕方ない、私がお前の相手だ。紅月」

はっはっは、死ねと?

連夜「マジですか…?俺が射撃しか出来ないのを知っているのに?」

そう、射撃しか出来ないのだ
小学生の時、一夏に誘われやってみたのだが呆れるほど出来なかった
一夏は最初は誰だってそうさと励ましてくれたので一年頑張ったが、まるで上達せず、心が折れかけた
あのまま射撃を見つけなかったら大変な事になってたかもしれない
逆に千冬さんはISの大会の優勝者「ブリュンヒルデ」の称号を持つ剣聖
近接戦闘をしたら1秒もたないだろう

千冬「それはお前の射撃の腕でなんとかしろ」

と、無理難題を言ってきたがやらねば後が怖い。そんな気がする

連夜「わかりました・・・やってやります!」
千冬「ふっ、お前に打鉄は無理だろう。紅月にはラファール・リヴァイヴに乗ってもらう」
連夜「わかりました」

そして機体データを見せてもらった
おおう、一応近接あるけど射撃重視だな
そしてISに乗って準備した

連夜「おおっ、これはちとコツいるな…」
千冬「精密な物は得意だろう?すぐなれるさ」
連夜「はい…よし、いけます!」
千冬「ふむ、ではいくぞ!」

と、言った途端急に目の前まで千冬さんが迫っていた
そして飛んできた斬撃を俺はギリギリでかわした
そしてすぐにライフルで千冬さんを打ったが千冬さんはそれを斬った

連夜「マジで!?」
千冬「ふっ、喋れる余裕があるか」

畜生!だが避けるのは得意だ!
そして俺は千冬織さんの斬撃を全てスレスレでよけながらスキあれば撃った

結果六分後にこちらのスタミナが尽きて負けた
初めてISを動かしたので他にスタミナを使っていたのでこれしか保たなかったが
千冬さん相手だ、手加減されたとはいえこれだけもっただけ賞賛ものだ

連夜「ぜぇ、はぁ…死ねる…」
千冬「情けないな…といいたいがここまで保ったのは褒めてやる」
連夜「はぁはぁ…ありがとうございます…」

と、言った途端俺は気を失った
やっぱ…近接は無理…

-3-
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