そしてその夜、両親は色々あって帰れないとの連絡
兄さんは彼女の家に泊まると言っていたので結局二人きりになった
なので唯とご飯を作り、一緒に風呂に入った
そして寝る頃
楯無「にしてはご両親とも自由ね…」
連夜「ああ、里帰りしたのにこの状態はな…」
色々申し訳ないことばかりだ…
連夜「それより唯って妹いるよな?」
楯無「っ!…ええ…確かにいるわよ…」
突如落ち込んだ顔になった
連夜「何かあったのか?」
楯無「実は…妹…更識簪っていうんだけど…」
それから唯はポツポツと話してくれた
簪と関わりが全くなく、昔のようにお姉ちゃんとも言ってくれなくて二人に亀裂があることを
連夜「…どうにかしたいな」
楯無「ありがとう、でも…私…」
連夜「…一夏なら何とか出来るかもな」
楯無「え?一夏君?」
連夜「俺が何とかしたいが多分俺と唯との関係を知ってる。だから相手にされないかもしれねー、でも」
一夏なら、あいつはなんだかんだで人を変えれる力がある
セシリアだってラウラだって…変えてきたから…
連夜「正直情けないがな…俺は唯をこうして側にいることしか出来ない…」
楯無「…ううん、十分よ…ありがとう、レン…それじゃあ一夏君にかけてみましょう」
連夜「ああ、俺が簪と一夏が出会えるよう仕向けとく」
そうして簪と唯の仲直りの作戦を考えながら俺達は一緒に寝た