小説『FAIRY TAIL 光の魔法剣士』
作者:ライデン()

しおりをはさむ/はずす ここまでで読み終える << 前のページへ 次のページへ >>

 〜風の中の妖精〜

 しばらくし、俺は外に出れたが、魔風壁はすでに完成していた。畜生、間に合わなかったか!

 エルザ「ハル!!」

 ハル「!エルザか!!」

 周りを見ているとエルザから声をかけられた。

 エリゴール「よう、銀髪剣士さんよぉ。あんたとも一度は戦ってみたかったぜ。」

 声がした方向を見ると、魔風壁ごしにエリゴールの姿が見えた。

 ハル「てめぇ、うちのマスターに手ぇ出してみろ。その面の原型を留めさせやしねぇぞ。」

 エリゴール「(っ!?なんて威圧感だ!?)ふ、まぁそこでそうやって一生吠えてろ!あばよ!!」

 そう言うとエリゴールの姿は見えなくなった。こうなったら予定通り、アイツはナツに任せよう。

 ハル「エルザ、ナツ達を探してきてくれ!俺はこれをどうにかする!」

 エルザ「わかった!無理するなよ!」

 エルザはそう言って駅の中へ入っていった。さて、どうするか………。



 しばらく考えて、一つの方法が思いついた。

 ハル「よし、これなら!」

 そしてそれを実行しようとしたが、

 エルザ「ハル!!」

 その前にエルザにじゃm…声をかけられた。皆いるが、なんか焦ってる様子だ。

 ハル「どうした!?何があった!?」

 そして俺はエルザから、カゲの能力で魔風壁を解除できると考えたが、カゲが深手をおったからどうしようかと悩んでいた、と言われた。
 その間にハッピーがバルゴのことを思い出し、ルーシィに鍵を渡していた。ルーシィはバルゴを出して、皆彼女のことで話していた。そして、

 ルーシィ「それじゃあバルゴ、穴あけてちょうd「ちょっと待った。」え!?」

 エルザ「止めるなハル!!これではマスターが…!」

 ハル「エルザ、俺は何のためにここに残ったんだ?」

 エルザ「っ!!」

 ハル「少し下がってろ…」

 そう言ってTCMを構えた。行くぜ!!

 ハル「印・空・連・携……ルーンフォース!!」

 ズバァーーー!

 TCMを振り上げる様に振り、魔風壁を切った。そして切った痕はそのままの形を保っていた。

 ハル「さて、行くぞ皆!…てあれ?」

 なんか皆固まってるな。そして皆の顔を言葉で表すと「驚愕」が一番だな。

 グレイ「お前、ほんとに何でも出来るんだな…。」

 ハル「わかったから早くしろ!この形は長く保ってはいられないぞ!」

 そして俺達は魔風壁の外に出た。ん〜、やっぱ太陽の光は気持ち〜なぁ〜。

 ルーシィ「あれ?ナツがいない!?」

 レット「ハッピーの奴もいないぞ!?」

 ナツの奴、先に行ったな?まぁいいや。

 エルザ「皆、魔道四輪に乗れ!ナツを追うぞ!!」

 たく、エルザはエルザで無理してるし…。そう思った俺はプラグを付けようとしているエルザを止めた。

 ハル「無理するなよ、エルザ。俺だって運転できるんだからよ。」

 エルザ「しかし…!」

 ハル「あぁ、もう!わかった。これ終わったらお願い一つだけ聞いてやるから、今は言うこと聞け。」

 エルザ「………うん、わかった。///」

 よし、おとなしくなったな。俺はプラグをつけ始めた。

 ルーシィ「なんか羨ましいなぁ〜。あの関係。」

 ルーシィ、それはどういう意味だ?まぁ、後で聞けばいいか。

 ハル「それじゃあ、行くぜ!!」

 そう言ってハンドルを握って、魔道四輪を飛ばした。

-24-
<< 前のページへ 次のページへ >> ここまでで読み終える




DVD付き FAIRY TAIL 第26巻 特装版 (少年マガジンコミックス)
新品 \0
中古 \2689
(参考価格:\1980)