小説『ハイスクールD×D改』
作者:ダーク・シリウス()

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ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッッッ!!!!!


タンニーンととある山に着いてから数時間が経過した。山に降りて成神を放してもらって俺は成神と

一緒にタンニーンからの修行を受けているんだけど・・・・・


一誠 「これが、元龍王の力なのか・・・・・?」


背中に炎の両翼、片手にエクスカリバーオルタ、片手に仙術のオーラを拳に纏った無傷でいる一誠の対照的に

タンニーンは


「ぐっうぅぅぅぅぅぅぅ・・・・・・・」


木々を薙ぎ倒して大地を掘り起こし横たわるタンニーン。両翼が斬り落とされ、腕も有らぬ方向に曲がって

牙もボロボロに砕け、タンニーンの全身は幾重にも斬り刻まれた傷と重度の火傷


成神 「つ、強い・・・・・兵藤がドラゴンに勝っちまったぞ」


一誠 (ゾラード、残念ながらお前の出番はなさそうだ)


ゾラード (なに、気にする事ではない。あのドラゴンが弱かっただけだ)


一誠「(其れもそうだな)お互い本気じゃないとはいえ、人間に此処までみじめにやられた気分はどうだ。

タンニーン」


「本気じゃない・・・・・だと?」


全身から伝わる激痛に耐えながらも立ちあがるタンニーンは怪訝に感じたようだ


一誠 「俺は禁手になれるんだ。だけど、俺は禁手になっていない。その意味が解るな?つまりタンニーンは

俺より弱いって事だ」


「―――俺が人間より弱いだと・・・・・?」


一誠 「そう言う事だ。じゃあな、俺は抜けさせてもらうぞ?タンニーンを倒したんだから文句は無い筈だ」


それだけ言うと金色のオーラをタンニーンに放ち俺は炎の翼を羽ばたかせ踵を返してグレモリー本邸に戻る


メリア (主、これからどうするので?)


一誠 (そうだな、・・・・・フェニックス家に行こうかな?やる事もないし)


メリア (そうですか、なら行きましょうか?)


一誠 (その前にアルマスさんに伝えないといけないからこのまま本邸に戻る)


メリアと話していたらグレモリー本邸の真上にいたので下に降りて翼を消す。そして屋敷に入り探すこと数分


「おや、修行はもう終わったのかね?」


探していたアルマスさんを発見した。「フェニックス家に行きたいので行き方を教えてくれ」と言うと

「それは丁度良かった」俺に言った


一誠 「丁度良い?お義父さん、それは一体どういう事だ?」


「さっき連絡があったのだよ。『グレモリー本邸に滞在している兵藤一誠を迎えに行きます』とね?時間的に

そろそろ何だが―――」


「旦那さま」


其処に一人のメイドが現れた。話によると俺を迎えに来た人物が来たようだ


「解った。イッセーくん、泊まって来ても良いから行っておいで。迎えに来たフェニックス家のものに悪い

からね」


一誠 「解った。お義父さん、行ってくるよ」


アルマスさんと別れメイドの後を追うと玄関ホールに辿り着いた。ホールの中央に見知った人物がいた。確か

あれは・・・・・


一誠 「ライザーの・・・・・妹だったな?」


レイヴェル 「お、お久しぶりです。レイヴェル・フェニックスです。迎えに上がりました」


ライザー・フェニックスの妹、レイヴェル・フェニックスだった。服装は落ち着いて可愛いドレスだった


一誠 「そうだなぁ、婚約パーティの時以来だったな。カイザーさんとライザーは元気しているか?」


レイヴェル 「お父さまは相変わらず元気ですわ、お兄さまの方は・・・・・ちょっと問題がありまして」


ライザーが問題?何か遭ったのか?


レイヴェル 「取り敢えず私と一緒に私の家に来てください。お兄さまの事は其れから話しますので」


一誠 「ん、解った。よろしく頼むよ」


フェニックス家の家か、どんな家なんだろう・・・・・楽しみだ。と思いながらレイヴェルと共にフェニック

ス家の文様の魔法陣を介して玄関ホールから姿を消した



―――――――――――――――――――――――――――――― 



レイヴェル 「此処が私たち、フェニックス家のお城ですの」


一誠 「デカいな、グレモリー本邸に負けていないぐらいの大きさだ」


レイヴェルと一緒に辿り着いた眼前には鳳凰の装飾が施された城門だ。結構時間が掛かると思っていたけどフ

ェニックス家の者なら瞬時で着くらしい様だな。城門が重い音を立てながら開いていき、レイヴェルの先導の

もと、案内される。城内に入ると庭園に進み抜けると、家のものが住んでいる居住区に出る。豪華な造りの扉

に辿り着いた。其処で俺はレイヴェルに話かける


一誠 「なあ、ライザーはどうしたんだ?」


レイヴェル 「・・・・・あの一件以来、お兄さまが貴方に負けて部屋の中に籠もって塞ぎ込んでしまったの

です」


俺に振り返り答えた。あの一件以来・・・・・?ライザーと会ったのは確か婚約パーティの時だったな。

そんで、悪魔の駒欲しさにライザーと戦って勝った。もしかして、それ以来ショックで部屋の中に籠もる様に

なったのか?


レイヴェル 「というかですね、兄は情けないんです!一度ぐらいの負けで塞ぎ込んで部屋の中に籠もるなん

て・・・・・!ドラゴンが怖いそうなんですよ?あれからレーティングゲームにも参加しませ

んし、ゴシップ雑誌に好きな事を書かれ放題!貴方にやられたトラウマでドラゴン関係に一切

触れなくなりましたの。恨むならまだ話は解ります。怖がっているのですよ?男なら負けを糧に

して前を向けばよろしいのに!本当に情けなくて情けなくて!」


・・・・・不満たらたらのマシンガントークが俺に向けられ発した。こいつ、よっぽどライザーの事で溜まっ

ていた様だ。でも、ライザーを心配しているようだな


一誠 「確かにお前の言う通り何だろうけど才能と能力、受け継いだ血、貴族らしく生きる上級悪魔、

それらを重んじる悪魔にとっては当たり前で当然な行動だ。ライザーは俺に負ける前は一度も勝利して

来たんだろう?」


レイヴェル 「・・・・・はい、そうですわ」


一誠 「絶対的に自信がある事がたった一つの失敗で大きなショックを受ける。人間でも同じだ」


レイヴェル 「貴方はそう言う事があったのですか?」


問い掛けられてしまい俺は「なかった」と答える


一誠 「俺は修行の日々を送っていたからな、ショックを受けるどころか俺は何度も死にかける事が多かった

からな」


レイヴェル 「し、死!?」


一誠 「そのお陰で今の俺がいるんだけどな?お前等悪魔は中に努力もする悪魔もいると思うけど死にかける

修行とか努力とかしないだろう?」


レイヴェル 「あ、当たり前です!悪魔の命は永遠に近いぐらいの寿命なんですよ?わざわざ死ぬ一歩手前の

修行なんて誰がすると思いますか!?死に行く様なものです!」


「そりゃあそうだ」とレイヴェルの言葉に苦笑して言葉を発す


一誠 「だからこそ俺はライザーと赤龍帝に勝つ事が出来るんだ。其処が俺とあいつ等の差だ。

俺は厳しい日々を送って強くなった。人間だって努力すれば

悪魔に勝てる事があるんだ。それが戦い以外でだ。だからレイヴェル―――人間を舐めるなよ?」


レイヴェル 「・・・・・」


何も言葉を言わないが俺の言葉が届いたのだろう。真剣な表情で俺を真っ直ぐ見て頷いたからだ


一誠 「さて、話し込んじゃったけどそろそろカイザーさんのところへ連れて行ってくれるか?」


レイヴェル 「解りましたわ!こちらです!」


ん?いきなりテンションが上がったな・・・・・まっ、いっか、



――――――――――――――――――――――――――――――――――――――



レイヴェルの案内の許に屋敷の中に入って数分、とある部屋の扉の前に俺とレイヴェルが佇んでいる


一誠 「此処にカイザーさんが?」


レイヴェル 「お母さまもご一緒ですわよ。さあ、中に入って下さい。お待ちかねておりますので」


俺に扉を開けさせようとするレイヴェルに俺は怪訝になりながらも扉を開け放つ―――


パンパンパンパンッ!!!


一誠 「―――っ!?」


突然の発砲音に俺は思わず身構えた。だが、それは直ぐに構えを解いた。何故なら


『ようこそ!フェニックス家へ!』


と大きく書かれて有り歓迎されているからだ。背後ではクスクスと笑みを浮かべていたレイヴェル


一誠 「や、やられた・・・・・」


そうだ、そうだった!これって父の日の時にやった事と一緒だ!恨めしそうにレイヴェルを見ると


レイヴェル 「お父さまの提案ですの、どうやら大成功みたいで良かったですわ」


まるで悪戯が成功した様な子供の笑顔で言われて俺は恥ずかしさで一杯になった!


「よく来てくれたね、イッセーくん」


一誠 「まさか、こんなサプライズがあるとは思いませんでしたよ。カイザーさん」


金髪の長髪の中年男性、カイザー・フェニックスと橙色の髪の女性が微笑みながら俺とレイヴェルに歩み

寄ってくる


「ハハハッ!唯の歓迎ではつまらない、だからイッセーくんを驚かして歓迎しようと思って実行したのだよ。

うむ、成功して私は満足だよ」


意外にお茶目なところがあるんだ、この人(悪魔)は


「そうだ、イッセーくん。私の妻を自己紹介しよう。私の妻、フレイフィルだ」


「ご紹介を与りました。レイヴェルの母、フレイフィル・フェニックスですわ」


優雅に俺にお辞儀をするフレイフィル・フェニックス。俺も紳士的にお辞儀する


一誠 「兵藤一誠です。私の為にわざわざ大がかりな歓迎してくださり誠にありがとうございます」


「そう畏まらなくても良いですわよ?兵藤くん・・・・・いえ、イッセーくんと呼んでも?」


「はい、構いません」と了承するとフレイフィルさんとカイザーさんが口を開く


「では、イッセーくん、私の事は『フレイ』又は『フィル』と呼んでくださるかしら?」


「私は『カイザー』と呼んで欲しい。勿論、普通の家族の様に接してくれると有り難い。更に欲を言えば

私達をお義父さんとお義母さんと呼んで欲しい」


レイヴェル 「お、お父さま!?」


あっ・・・・・このやり取りアルマスさんとヴェネラナと同じだ。レイヴェルは顔を真っ赤に染め上がった


一誠 「カイザーとフィル・・・・・と呼ぶよ。勿論、お義父さんとお義母さんって言うからそれで

    良いかな?」


「う、構わないぞ」


「ええ、よろしいですわ。レイヴェル、イッセーくんの事を名前で呼ぶのよ?」


フィルがそう言うと恥ずかしそうにもじもじとして俺を上目遣いで見ると


レイヴェル 「イ、イッセーさまと呼んでも・・・・・?」


一誠 「それで良いぞ、レイヴェル」


レイヴェル 「っ〜〜〜」


おおっ、顔から火が出そうな位に真っ赤になった。呼ばれて恥ずかしかったか?それとも照れているのか?


「イッセーくん、今日は泊まって欲しいのだが良いかね?誠殿達の事で話がしたいのだよ。勿論、私達と数日

だが一緒に暮らしていた時の写真も有るからキミに見せたい」


一誠 「お父さん達の写真があるのか?」


「ええ、それにその時の映像も有ります。良かったら観ますか?」


一誠 「観たい!・・・・・あっ」


フィルの言葉に瞬時で反応してしまい。後に気づくと周りから微笑ましい笑みで俺を見詰められてい

た。・・・・・は、恥ずかしい


「ハハハッ!そうだろうと思って実はすでに用意してあるのだよ。準備は?」


「万全です。旦那さま」


「うむ。では、始めてくれ。それと何か食べるものを持って来てくれるか?観ながら食べたいのだよ」


「畏まりました。直ぐにご用意いたします」


カイザーの言葉にフェニックス家のメイドはダイニングルームを後にして数分後、数々の料理を乗せた台車で

運んできた。そしてダイニングルームを薄暗くしてカイザーは機械をテーブルに置き機械を作動した。宙に大

きめな立体映像が浮かびあがった。すると映像が流れ始め映し出された映像は若い頃のカイザーとフィルの姿

があった。背後には巨大な湖があってビニールシートらしきものの上に座っていて傍に料理が置かれていた。

どうやらピクニックに来ているようだ。フィルの腕の中にはまだ幼い赤ちゃんが眠っていた。・・・・・もし

かして、俺?


「あの赤ちゃんはイッセーくんだよ。誠殿達がキミの誕生を知らせた時に撮ったものだ」


映像を見ながら俺に教えてくれた。この頃はまだライザーとレイヴェルが生まれていない様だ。更に聞くと、

この時に撮ってくれたのは執事だそうだ。画面が横に移動すると


一誠 「―――お父さん、お母さん」


久しく懐かしい両親の姿が映し出された。俺は嬉しさあまりに涙が―――


『ふふ、寝顔が可愛いですねイッセーちゃんは』


『でしょう?この子の寝顔を見ると癒されるのよ』


『・・・・・一香殿、この子を貰っても良いでしょうか?私の子供にしたいです!』


『何言っているの!?ダメに決まっているでしょう!』


『私も疲れた時にこの子の寝顔で癒されてみたいのです!』


『ダメったらダメ!この子の寝顔は私だけのものよ!』


『おーい、一香。俺の事を忘れていないかぁー?』


『ハハハ!すまないな、誠殿。彼女は可愛いものを見るとどうしても欲しがる癖があるのだよ』


『貴方も見てください、この寝顔を』


『・・・・・すまない。誠殿、私もどうやらこの子が欲しいらしい』


『なっ!?ダメだぞ!この子は俺の息子だ!渡さんぞ!』


―――涙が出なかった。・・・・・何か、不穏な空気になっているけれど


『なら、イッセーちゃんを掛けた勝負をしましょうか!』


『家族の絆を舐めちゃ困るわ!』


『誠殿!勝負だ!』


『また返り討ちにしてくれるわああああぁぁぁぁぁぁ!』


ドオオオオオオオオオオンッ!!!


俺を置いて四人は戦闘をし始めた!アンタらはなにやってんの!?


一誠 「・・・・・」


横に座るカイザーとフィルを見ると懐かしそうにして観ていた。


「いやぁー、久しぶりに見ると懐かしく感じるな!」


「そうですねぇ、―――確か、この辺りでリバイアサンが出てくる頃だったような・・・・・」


へ?リバイアサン?俺はその言葉を聞いて映像を視界に入れたら―――静かに湖から凶悪な牙を覗かせた獰猛

そうで巨大な魚が現れた!しかも、お父さん達は気付いていない!執事さん!俺を助けてちょうだい!って、

撮影し続けてどうするの!?――――あっ


バクンッ!


・・・・・え?


『えええええええええええええええええええええええええええええっ!?』


思わず俺とレイヴェルは立ち上がり驚愕の声を発した!丸呑みされて喰われちゃったよ!食べられちゃった

よ!執事さんは動こうともしなかったし!リバイアサン?は湖に戻っちゃったし俺ってどうなったの!?


『あ、あれ?一誠が・・・・・いないぞ?』


『嘘!?何処に行ったの!一誠ぇぇぇぇぇぇぇぇっ!?』


お父さん達は俺がいない事に気づき慌ててカイザーさん達と戦う事を止めて当りを探すが俺は既に喰われて腹

の中にいるから気づきもしない


『キミ!イッセーくんはどこに行った!?』


『湖の主のリバイアサンに食べられてしまいました』


淡々とカイザーさんの問いに答えるこの執事、あんたが助けないから喰われたんだぞ!


『た、たたたた、食べられた!?じゃあ、一誠は―――』


『はい、リバイアサンの胃の中でございます。誠さま』


映像なのに何故か寒気がするのはなぜだろうか・・・・・執事はお母さんとフィルを移すと


『ねえ、突然だけど私・・・・・魚を食べたくなったの。それも巨大な焼き魚を』


『奇遇ですね?私も魚を焼いて食べたいと思っていたんですよ』


『じゃあ、私は焼く準備をしますので巨大な魚を用意してください』


『解ったわ、誠?この湖にいる魚を捕獲しに行きましょう?』


『貴方は食事の準備をしてくださるかしら?手で食事をするのは嫌ですから』


『『わ、解った』』


異様なオーラを奔流と化して噴き出すお母さんとフィル!お父さんとカイザーさんは大量の冷や汗を流しながら頷いた!こ、怖ッ!?


『じゃあ、後は宜しくね?』


そう言ってお母さんとお父さんは湖の中へ潜った。フィルは膨大な質量の炎を丸く圧縮し始める!カイザーさ

んは何時の間にか来ていた大勢のメイド達と食事の準備を始めて数分後だった。突如、湖から気泡が次々と浮

かび上がって来たと同時に水面が大きくなって湖の中から大きく水飛沫をあげながら何かが飛び出してきた!

身体が長大な魚、リバイアサンだった!フィルは上空に飛んだリバイアサンに圧縮し続けた膨大な質量の炎を

解放した!


ボオオオオオオオオオオオオオオオッ!


炎に呑みこまれたリバイアサンは一瞬にして焼き魚になった。・・・・・俺、腹の中にいるんだけど!あんた

等は何やっているの!?再び湖の水面から二つほど水飛沫を上げながら焼き魚になって落ちるリバイアサンを

受け止めた。お父さんとお母さんだ


『良い焼き加減だわ。美味しそうね』


『少し弱めて焼いてみましたが丁度良かったみたいですね』


俺の心配はしてくれないの!?お母さん!フィル!


『一誠は大丈夫か?』


『大丈夫よ。一緒に焼かれたと思うけどあの力に守られていると思うから』


そっか、俺って生まれてすぐお父さん達の神器を貰っていたんだ。


『じゃあ、早く腹を裂いてやらないと、一誠が魚臭くなる前に』


『そうなったら一緒にお風呂に入りましょう?久々に貴方と一緒に入りたいから』


巨大な焼き魚を持って来ながらがらお父さん達は会話をしていた。その後、用意された巨大なテーブルに置い

て腹を斬り裂く。すると、緑色のオーラに包まれて眠っている俺がいた。加護の力で守られて消化せずにいた

ようだ。その後、お父さん達は焼き魚になったリバイアサンを美味しく食べた。そもそもリバイアサンって食

えるのかよ・・・・・初めて知ったぞ―――あ、映像が消えた。どうやらこれで終わりの様だ。ダイニングル

ームを明るくなり俺は一息する・・・・・はぁ


「どうだったね?イッセーくん」


一誠 「一言言うと俺って色々と身に起こっていたんですね」


「アレだけではありませんよ?魔物に連れ去られたり、魔物に攻撃されかけたり、魔物に可愛がれたり、

魔物に―――」


一誠 「それ以上言わないで!俺のライフがもうゼロになりそうだから!」


本当に俺って冥界じゃあ色んな事が身に起こるな!冥界に呪われているのか!?


レイヴェル 「イッセーさま・・・・・」


そんな不憫そうな目でみないで!俺、泣いちゃいそうだから!そして、俺は深いため息を吐きだし


一誠 「ふ、不幸だ・・・・・」


俺、冥界が嫌になりそうだ・・・・・・

-60-
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