小説『ハイスクールD×D改』
作者:ダーク・シリウス()

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兵藤一誠の死




驚愕の絶叫を発した最中に突如、上空の空間に裂け目が生まれる。裂け目から姿を現す者がいた。背広を着た

若い男、メガネをしていて手に極大なまでに聖なるオーラを放つ剣を握られている。隣には魔法少女の衣装に

身を包めた中学生ぐらいの少女とダークカラーが強い銀髪に透き通った蒼い瞳の青年だ。

お、お前らまで・・・・・


アーサー 「お久しぶりですね、イッセーくん」


ルフェイ 「お久しぶりです!」


ヴァーリ 「元気そうだな」


クルクル


如意棒を振り回す美猴


美猴 「ヴァーリ、アーサー、ルフェイ。なんだぃ、お前等も来ちまったのかぃ?」


アーサー 「貴方達を迎えに来たのですよ。ただ、イッセーくんに会うだけなのに中々帰って来ないのでね、

      彼女達が文句を言っていましたよ?」


眼鏡をくいっと上げて言い溜め息をつくアーサー、絶対にルシファー達の事だな


「全員、そいつに近づくな!手に持っているモノが厄介だぞ!」


タンニーンが成神達に叫んだ。ああ、聖剣の事か?


「聖王剣コールブランド。又の名をカリバーン。地上最強の聖剣を呼ばれるコールブランドが白龍皇の

もと・・・・・いや、兵藤一誠もとに・・・・・その上、白龍皇が冥界にくるとは誰が予想をした事か」


苦笑するタンニーン。まあ、それだけじゃないんだよな。アーサーが持っている聖剣は


「しかし、二刀?鞘におさめられている方も聖剣だな?」


タンニーンの問いにアーサーは腰の体験を指さす


アーサー 「こっちは最近発見された最後のエクスカリバーにして、七本中最強のエクスカリバー。

      『支配の聖剣』ですよ」


一誠 「まあ、オリジナルのエクスカリバーもあるしな」


空間を歪ませ其処に手を入れ黄金のオーラと邪悪なオーラを発す二つのエクスカリバーを手に取りだして

タンニーンに見せつける


黒歌 「そんなに話して平気なの?」


アーサー 「ええ、実は私もそちらのお仲間さんに大変興味がありましてね。赤龍帝殿、聖魔剣の使い手さん

      と聖剣デュランダルの使い手さんによろしく言っておいてくださいますか?いつかお互い

      いち剣士として相まみえたい―――」


「そこまでだ!」


俺達を囲むように大勢の悪魔が空中と地上に現れた。


アーサー 「・・・・・一歩、遅かったようですね」


嘆息をするアーサー、


一誠 「お前等が先に帰ったとしても後で大変な思いをするのは俺だぞ?アーサー。何せ俺の眷属で家族で

   あるヴァーリ―チームとオーフィス、真なる赤龍神帝を倒した少女が冥界に現れ襲来したと勘違いして

   俺は捕縛されるかもしれないんだぞ?」


俺もそう言いながら嘆息をする


ガイア 「・・・・・すまない、我等の行動によってお前を大変な目に遭わせるような事になってしまって」


顔を曇らせ自分たちの行動に悔むガイア


一誠 「アーサー、コールブランドとエクスカリバーを貸せ、仕舞うから」


アーサー 「お願いしますね。折角見つけたのにかすめ取られたなんて嫌ですからね」


二本の聖剣を俺に渡してもらい俺の手に持つ二本のエクスカバーも一緒に空間の歪みの中に仕舞う


一誠 「それじゃあな」


『えっ?』


ヒュン


ガイア達の真下に突然、穴が開いてその穴の中に落ちてしまった。俺が直接、次元の狭間に存在する俺達の

家に送ったからだ


ソーナ 「イ、イッセー?どうして・・・・・逃がすような真似を?」


一誠 「あいつ等の眷属の『王』だからな、あいつ等の不始末は眷属の『王』である俺が取らないと

    ダメだろう?・・・・・仮に幽閉されようともな」


「幽幻龍騎士団、眷属『王』兵藤一誠、一緒に来てもらおうか」


一誠 「解ったよ」


一人の悪魔が俺の身体に悪魔文字を表現した螺旋状の魔力が浮かび縄の様に絡みついた。


ゾラード(・・・・・この程度の魔力、直ぐに―――)


一誠 (何もするな。メリアもだ)


メリア (・・・・・解りました。我が主)


俺の中で何かしようとするゾラードとメリアを止める


「来い!」


ソーナ、シーグヴァイラ姫、レイヴェル、グレモリー眷属は悪魔達に保護され俺は生まれて初めて逮捕された

という経験をする事になった


「色々と吐いてもらうぞ?人間風情が・・・・・」


一誠 「・・・・・」


どうやら穏便にはいかないのようだ・・・・・はぁ



―――――――――――――――――――――――――――――



Boos×Boos



ダダダダダダダダッバン!


アザゼル 「サーゼクス!」


サーゼクス 「―――アザゼル」


俺は急いで魔王領にある会談ルームに入りサーゼクスの名を言う。会談ルームの中にはうちの副総督シェム

ハザと天使側のセラフ達が座っていた。俺は構わずサーゼクスに問い掛ける


アザゼル 「どう言う事だ!?何故あいつを、兵藤を捕まえたんだ!」


サーゼクス 「彼が禍の団のトップ『無限の龍神』オーフィスとヴァーリチームと関わっていたのだから

      だよ・・・・・彼がオーフィスとヴァーリチームを自分の仲間にしたとリアス達から聞いた。」


―――アイツがヴァーリとオーフィスを仲間に加えた!?ヴァーリはともかくオーフィスを一体どうやって仲

間に加える事が出来たんだよ!


サーゼクス 「その上、真なる赤龍神帝と名乗る少女もその場にいたようだ。彼の仲間と見て間違いない」


俺はサーゼクスの言葉に驚きを隠せなかった。じゃあ、あの時は既にヴァーリを倒して仲間に加えたって

言うのか!?


アザゼル 「・・・・・この事は?」


サーゼクス 「『禍の団』の襲撃としか知らせていない。リアス達にも他言無用と言ってあるから漏れる事は

       無いだろう・・・・・まさか、兵藤くんを捕まえたと兵藤くんの両親と関わった悪魔の耳に入

       ったら思いもよらない行動を取る筈だ。もしかしたらクーデターを起こす可能性も出てくる」


そりゃあそうだ。あいつ等には世話になったとか恩人だとか助けてくれた悪魔も当然いる筈だ。並み外れた行

動力のお陰であいつ等は俺みたいな歳の世代の悪魔達じゃ永遠に心に残るほどの人物だったからな


アザゼル 「兵藤はどこにいる」


サーゼクス 「牢屋に入れて事情聴取をしていると聞いた。・・・・・行くのかい?」


アザゼル 「ああ、俺も訊きたいことが山ほどあるからな」


サーゼクス 「なら私も行こう。先にセラフォルーが行っているのだが、どうも帰ってくるのが遅いので気に

       なって仕方がないのだ」


「ああそうかい」と俺はどうでもよさ気に言い放ちながらシェムハザに後を頼みこの部屋から出ようとした

その時―――部屋の扉が開かれる。そこに姿を現す人物に誰もが度肝を抜かした


「ふん。若造どもは老体の出迎えもできんのか」


古ぼけた帽子をかぶった隻眼の爺さん。白いヒゲを生やしており、床に突きそうな位長い。服装も豪華絢爛と

言うよりは素質なローブだ。杖をしているが、腰を痛めている訳でもなさそうだろうさ。


「―――オーディン」


そう、正体は北欧の神々の主神―――オーディン!鎧を着た戦乙女のヴァルキリーを引き連れてのご来場

だった。


アザゼル 「おーおー、久しぶりじゃねぇか、北の田舎クソジジイ」


俺が悪態をつくと、オーディンはヒゲをさすった。


「久しいの、悪ガキ堕天使。長年敵対していた者と中睦まじいようじゃが・・・・・また小賢しい事でも考え

ているのかの?」


アザゼル 「ハッ!しきたりやら何やらで古臭い縛りを重んじる田舎神族と違って、俺ら若輩者は思考が

      柔軟でね。煩わしい敵対意識よりも己らの発展向上だ」


「弱者どもらしい負け犬の精神じゃて。所詮は親と成る神と魔王を失った小童の集まり」


このクソジジイは・・・・・。口数だけは相変わらず減らねえようだ


サーゼクス 「独り立ち、とは言えないものかね、クソジジイ」


「悪ガキどものお遊戯会にしか見えなくての、笑いしか出ぬわ」


チッ。このままじゃあ埒が明かねぇや。そこへサーゼクスが


サーゼクス 「お久しゅうございます。北の主神オーディン殿」


「サーゼクスか。ゲーム観戦の招待、来てやったぞい。しかし、おぬしも難儀よな。本来の血筋である

ルシファー眷属が白龍皇とは。しかもテロリストと成っている。悪魔の未来は容易ではないのぉ」


オーディンが皮肉を言うが、サーゼクスは笑みを浮かべたままだ


「ところで御主ら、兵藤のガキは何処におる?わしはゲームの観戦も楽しみにきたのじゃが、久々に会う孫の

顔も見て見たいと思って楽しみに来たのじゃよ」


『――――――』


よりによってこいつも誠達と交流を持っていたのかよ!?いくらなんでもタイミングが悪過ぎるだろう!


「どうした?サーゼクスと此処にいない様じゃがセラフォルーの身内と戦うそうじゃろ?なら、冥界に来て

おる筈じゃて―――まさか、わしの孫の身に何か起きておるではないのじゃろうな?」


『・・・・・っ』


口数が変わっていなければ勘の鋭さも変わっていないってことか!口を閉ざし黙る俺とサーゼクスに不審に

思ったのか杖を俺達に突き出して低い声音で俺達に向けて言った


「わしを孫の許へ案内せい」


隻眼から伝わる迫力に俺とサーゼクスは有無も言えずに頷くことしかできなかった



―――――――――――――――――――――――――――――――



冥界のとある建物、そこにサーゼクスと俺、オーディン、ヴァルキリーと入った。―――だが


アザゼル 「サーゼクス。どうして此処まで空気が冷たい?」


そう、吐息が白くなる程の冷たさをこの建物の中に入った瞬間に感じた。此処にエアコンでもあるのか?


サーゼクス 「いや、此処にはエアコンなど無いよ。アザゼル」


俺の心を読むな!


サーゼクス 「しかし、看守の姿もいない上に誰もいない・・・・・どう言う事なのだ?」


「サーゼクスよ。今、看守と言ったか?つまりこの建物は刑務所で間違いないようじゃな?」


クソジジイの問いに隠す事もせずサーゼクスは肯定した


サーゼクス 「ええ、此処は刑務所です。彼はとある事情でこの刑務所に入れられているのです」


「―――何故じゃ?何故、わしの孫が捕まる?サーゼクスよ。詳しく話せ」


握りつぶさんばかりに手に持っている杖に握力を掛け身体が怒りで震える。そんなクソジジイに

ヴァルキリーが「あのオーディン様が怒っている?」と信じられなさそうにクソジジイを見ていた


サーゼクス 「それは―――」


コイツが言おうと口を開こうとした瞬間だった。廊下の奥から涙を流し、息を切らしながら走って来た一人の

少女が駈け走って来た。あれは確か・・・・・リアスと兵藤の対戦相手のソーナ・シトリーか。何でこんなと

ころにいるんだ?向こうも俺達に気づきサーゼクスの名前を呼びながらこっちに走って来たが途中でコケてし

まった。俺達は何かが起きたと思い。直ぐにソーナ・シトリーに駈けよる


サーゼクス 「ソーナ、どうして君が此処にいるのだ?」


ソーナ 「はあ、はあ、はあ・・・・・た、たすけ・・・・・」


アザゼル 「おい、何言っているか解らないぞ。息を整えて―――」


ソーナ 「助けてください!イッセーくんが!イッセーくんがぁ!」


『―――――っ!?』


俺達に泣きながら助けを懇願するソーナに俺は声を呑んだ。兵藤が・・・・・?兵藤が何か遭ったのか!?

俺は思わずソーナ・シトリーの肩を掴む


アザゼル 「話せ!アイツが一体どうしたって言うんだ!?」


ソーナ 「助けて!イッセーくんを助けてください!お願いします!お願いします!」


チッ!ダメだ。今のこいつは話せる状態じゃない!一体何が遭ったって言うんだよ!?


サーゼクス 「解った、必ず兵藤くんを助ける。だから私達を兵藤くんの許へ案内してくれるかね?」


ソーナ 「っ!こっちです!」


サーゼクスの言葉に反応して直ぐに立ち上がり俺達を案内しようとしたが脚が崩れ折れてしまった。此処まで

全速力で来たのか?


「大丈夫ですか?私が貴女を抱えて行きますので案内をお願いします」


サーゼクス 「なら、私はオーディン様をお運びに成られよう」


「すまぬな。どこぞの堕天使より気を使ってくれて嬉しいのぅ」


ケッ、悪かったな。このクソジジイ!


ソーナ 「あっちです!」


ヴァルキリーに抱えられたソーナ・シトリーは指を廊下の奥に指さし、俺達は廊下の奥に駈け走った。

すると、吐息が白くなる程の寒さが段々と肌が凍る様な寒さに成っていく事に気付いた


アザゼル 「サーゼクス。まさかだと思うが、こいつぁ・・・・・」


サーゼクス 「間違いない。セラフォルー、彼女の氷の魔力だ。一体何が起きたと言うのだ・・・・・?これ

       ほどの魔力の氷を放つなど余り有り得ない事だ」


ソーナ 「あそこです!あそこにイッセーくんが!」


そう言って指をさす所を見ると扉の隙間から冷気が漏れている事が解った。俺が先にその扉の前に立ち開け

放つと信じられない光景が俺の視界に飛び込んできた。サーゼクス達も部屋の中の光景に驚愕の表情を浮か

べた。部屋の中は広く天井が高いだけの何の変哲もない部屋だった。だが、俺達が驚いたのはそこじゃない。

驚いたのは―――大勢の悪魔が氷漬けと成っていた。しかもこの刑務所に勤めていたと思われる悪魔達

だった。部屋の中心部には


セラフォルー 「イッセーくん!イッセーくん!」


「死なないで!死なないでください!イッセーさん!」


レイヴェル 「いやああああああっ!!!」


セラフォルーと二人の少女が泣きじゃくっていた。俺達は最悪のパターンを考え三人に近づく。そして、

俺達が考えた最悪なパターンの考え道理となった


一誠 「・・・・・・・・・・ぅ」


首には首輪みたいなものが嵌められていて顔中に殴られた跡があり、両腕と両足が切断されたのか無くなっており、両眼から血が流れ出て身体中に無数の刀剣が深く突き刺さって床には大量の血が流れていた


サーゼクス 「・・・・・」


「・・・・・」


「・・・・・」


アザゼル 「・・・・・」


何だよ・・・・・おい、事情聴取をするだけじゃなかったのかよ・・・・・?どうして、どうして、こいつが

殺されなきゃいけねぇんだよォォォォォォォォォォォッッッ!?


セラフォルー 「っ!?サーゼクスちゃん!アザゼルちゃん!オーディンさま!助けて!イッセーくんを

        助けて!」


俺達に気づきサーゼクスに涙を流しながら縋りついた。だが、無情にもサーゼクスは首を横に振った。

オーディンはサーゼクスの背から下りて兵藤の傍に寄り座ると顔を自分の方へ向け声をかける


「久しぶりじゃな・・・・・わしを覚えておるかな?」


一誠 「・・・・・」


眼を少しだけ開きオーディンを見ると口をパクパクと動かした。言葉すらでねぇ状態なのかよ・・・・・っ!


「おお、よく覚えておったの。爺ちゃんは嬉しいわい・・・・・そうじゃ、昔みたいに一緒に遊んでやろう。

何をしようか、鬼ごっこをするかい?かくれんぼかい?それとも一緒にお絵かきをするかい?お前は何時も

わしの似顔絵を上手に描いてくれたからのぉ・・・・・」


それはまるで久しぶりに会った自分の孫の様な会話だった。だが、隻眼から涙をすぅと流していた。

オーディンはきっと兵藤は死ぬんだと理解しているだろう・・・・・ヴァルキリーはそんなオーディンの姿に

涙を溜め、唇を噛みしめ泣くのを堪えていた


レイヴェル 「どうしてですか!何で助けてくれないのです!?まだ助かる筈ですわ!」


「魔王様!まだ助かる見込みがある筈です!魔王様のお力でどうか!イッセーさんを助けてください!」


ソーナ 「お願いします!サーゼクス様!」


セラフォルー 「お願い!」


サーゼクス 「無理だ。回復しようにも此処には回復できる者がいない上に呼ぶにも彼が先に死んでしまう。

       それにあの刀剣の数、急所も含めて刺していて血も大量に流している。―――もう手遅れだ。

        すまない」


『―――っ!?』


サーゼクスの非情の言葉にセラフォルーと二人の少女は大量の涙を流し兵藤に縋り嗚咽するソーナ・シトリー

はヴァルキリーの胸に顔を埋めて泣き叫んだ。


アザゼル 「・・・・・兵藤」


俺は兵藤に近づき顔を寄せる。兵藤はオーディンの様に口をパクパクと開き俺は静かに言葉を一つも逃さず

聞く


アザゼル 「・・・・・」


一誠 「・・・・・」


アザゼル 「・・・・・っ」


一誠 「・・・・・・」


アザゼル 「・・・・・ああ、あいつ等にも伝える。だから、あの世で誠達と久しぶりに会ってそこで幸せに

      暮らしていろ」


俺がそう言うと兵藤は安心したのか安らかな表情で―――息を引き取った


ソーナ 「イッセーくん・・・・・?」


セラフォルー 「うそ・・・・・だよね?」


レイヴェル 「疲れて寝ているだけですよね・・・・・?」


「何か言ってください・・・・・ねえ、ねえ!」


四人の少女は兵藤に声を掛けるが今のこいつはただの肉の塊だ。何も答えはしない。そして、兵藤が死んだと

解った瞬間


『う、ううっ、うあああああああああああああああああああああああああああああああああああああっ!!!!!』


ソーナ・シトリーがヴァルキリーから降り、死体となった兵藤に縋りつきセラフォルーと二人の少女と共に大

号泣した


サーゼクス 「・・・・・何が魔王だ。私は一人の命すら救えなかったじゃないか・・・・・っ!

       すまない、・・・・・すまない!」


「こんな悲しい事ってあるのですか?・・・・・残酷すぎます」


「爺ちゃんより早く死ぬなんて・・・・・この馬鹿もんが・・・・・っ」


アザゼル 「兵藤・・・・・っ!」


サーゼクス、其れを言うなら俺だってそうだ・・・・・っ!堕天使の総督が何もできないなんてダメな総督

じゃないか!


アザゼル 「―――イッセェェェェェェェェェェェェェッッ!!!」


誠、一香・・・・・・悪い・・・・・っ!本当に、本当に・・・・・悪い!

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