小説『魔法少女リリカルなのは〜抜刀龍の生き様〜』
作者:朱雀()

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海鳴市。海と山とに挟まれた自然豊かな町。そこの少し小高い丘に1人の男が立っていた。
「良い風だも久しぶりだな。何年ぶりだ?」
彼の名は石田龍音。六年前のフェリー転覆事故の時に突如光に飲み込まれミッドチルダに飛ばされた。今は管理局の中将で役職は執務統括官(執務官の長と考えてもらいたい)である。
『わからない』
彼女は星(せい)。龍音のデバイスだ。結構無口である。
するといきなり鞄が動き出した。そして、
「ダ〜〜〜〜〜!!いつまでここに入ってなきゃいけねーんだ!!暑い!!」
彼女はアギト龍音が仕事の際助け出したユニゾンデバイスだ。いわゆる元気ッ子である。
「すまん。後で翠屋って言うケーキ屋つれてってやるから」
「しかたねーな。許してやる」
「では行くとするか。星」
『了解。モードH展開』
星が光り、目の前にハーレーが現れた。
「翠屋に出発」
「おぅ!!」
ハーレーは走り出した。




一方翠屋
「なのは、早く早く」
「今いくの〜〜」
私高町なのは。中学二年生です。今日はフェイトちゃん、はやてちゃん、アリサちゃん、すずかちゃんと翠屋で進級お祝いパーティーです。
「よし、準備オッk(ガッ)ニャッ!?」
なにかにつまづいて転んでしまいました。
「イッタ〜〜〜。ちゃんと仕舞わ………ない……………………と」
今つまづいたものは
「龍………お兄………………ちゃん」
龍お兄ちゃんの刀でした。




「なのは遅い………わ……………よ」
「どうしたの?その刀」
「実は……………」
私は皆に話しました。
「そうだったんだ……」
「「………………………」」
あれ?
「フェイトちゃん、はやてちゃんどうしたの?」
「なのは、その人の名前教えて」
「石田龍音だよ」
「やっぱりや……。似とるわ、名前」
似ている?
「なんて名前なのよ?」
「確か……「タツネ・イシダ」せやそんな名前や………………って誰………や………………」
え…………………………
「よぅ」
入り口の近くに龍お兄ちゃんが立っていました

-2-
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