小説『魔法少女リリカルなのは〜抜刀龍の生き様〜』
作者:朱雀()

しおりをはさむ/はずす ここまでで読み終える << 前のページへ 次のページへ >>

第七話


島津義弘との戦いの次の日の昼休み、珍しいお客様が補習室に来た。
「魔導師三人組よ。どうしたんだ?」
「昨日のことで聞きたい事があるの」
聞きたいこと?
「あの島津義弘のことか?」
「そうです」
「昨日家で調べたんですが、あの人は戦国時代人っちゅう事がわかったんですよ。何かあったんですか?」
流石だな、コイツらは……………。
「説明してやる。今日の放課後、俺の家に来い。なのは、案内してやれよ?」
「…………わかったの」
「他に聞きたいことは?」
「ここの問題なんですけど?」
魔導師モードじゃなくて学生モードになったか。変わり身が早いんだかなんだか…………
「どれ…………………。これはYに代入するより、Xに代入した方がミスも少なくなる」
「ありがとうございます」
「うちもえーですか?」
「これは、この公式を使うと良いぞ。この辺りは苦手になりやすいから気を付けろ」
「はい。ありがとーございます」
彼女らの質問に答えているうちにお昼休みは終わってしまった。
「なら放課後な?」
「「「うん(はい)失礼しました」」」
さて早めに仕事を終わらせるか!




放課後、石田家前
「ここなの」
私達は龍お兄ちゃんの家の前にいます。
「おっきい…………」
「和風の造り、武家屋敷みたいやな」
「そうね。庭も日本庭園みたいね」
「なんか落ち着くな〜〜」
アリサちゃんとすずかちゃんがいるけど気にしないで入ろうとしたとき、
「へ〜〜〜〜、お前らが龍の教え子か」
「「「「「誰!?」」」」」
玄関の屋根の上にバンダナをした男の人(遊戯王のクロウ)がいた。
「俺はクロウ。龍の家の住人と思ってくれ。よろしく」
「「「「「よろしくお願いします」」」」」
陽気なひとみたいなの。




「わきが空いている!!閉めないと速くならんぞ!!」
「うっす!!」
俺は虎と打ち合い(木刀で)をしていた。
『クロウ、来た』
「了解。虎、休憩だ」
「うっす………」
さて、会議室に行くかな?



「すまんな、遅くなって」
「大丈夫なの」
「では本題に」
「わかってるって。まず、昨日のあいつは、島津義弘。戦国武将だ。彼は実験で蘇らされ操らのれた人間だ。蘇らせた奴の名前はターメル・ボーバン。こいつが黒幕だ」
「ターメル・ボーバン!?」
「知ってるの?フェイト?」
「私が追っている犯罪者だよ。なかやか手がかりが見つけられなかったんだ」
「そうか。なら話は早い。ボーバンが地球、しかも日本にいる。昨日のあいつもボーバンの仕業だ」
「「「!!」」」
「「??」」
「そこで四年前から俺の部隊“ゾディアーテ”が設立された。というわけで、これからこの事件が終わるまでうちの訓練に参加してもらう。アリサとすずかは見学な」
「「「……………………………え?」」」
「「はい」」
三人の反応は無視しておこう。説明めんどくさいから。
「さぁ三人とも、道場に五分後集合だ。絶対来いよ(ニヤリ)」
「「「イヤ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」」」
俺は会議室を後にした。




おまけ
「どうしたんだろう?」
「どうしたもなにも、よっぽどヤバイみたいね」
「「「死んだ………………………orz」」」
何かしらと大変な魔導師三人組であった。

-8-
<< 前のページへ 次のページへ >> ここまでで読み終える




魔法少女リリカルなのは StrikerS 高町なのは バニーVer. (1/4スケール PVC製塗装済み完成品)
新品 \11175
中古 \9080
(参考価格:\17800)