こんなはずじゃなかった!!!俺はただ大海原を穏やかな目で眺めていたかっただけなのにぃいいいいい!!!!!!
は!!!そうだ、これはきっと罠に違いない。
そうだ、きっとそうだ。
「クソ、これは罠か!!?」
クソ、きっとどこかの魔術師が俺に淫らな魔法をかけたに違いない!!!
そうだ、俺は嵌められたんだ!俺は悪くねぇ!俺は悪くねぇえええええええ!!!!!!
俺が魔術に苦しんでいる間に、少女はタオルで身体を隠してしまう。
そんな恥じらう乙女は顔を茹でタコみたいに真っ赤にして叫ぶ。
いや可愛いなぁキャワワ。
「き、貴様ぁああああああ!!!!!!わ、わ、私を誰であると心得ての狼藉かぁああああああ!!!???貴様誰だぁああああああ!!!???」
オーウ、ハイテンションガール。
ていうかなんだか喋り方が水戸光圀公のお伴の人みたいだ。
ていうか貴女はいったいどこのお嬢様ですか?それとも妖精ですか?お持ち帰りおKですか?今すぐにゃんにゃんしても良いですか?ちゅっちゅしちゃいますか?
い、いかん、これほどまでに理性が持たないとはッ!恐るべき魔術師!許さない!絶対にだ!