「ええ!?こんなに可愛い私が頼んでるのに!?」
「いや何自分の事可愛いとか言ってんのこの子」
でも実際可愛いのは仕方ないね。
天使はムスッとしたような顔で俺をにらむ……おう可愛い。
「むうー、別に魔法少女になれなんて言いませんよ!」
うんでしょうね、俺少女じゃないし、あんな格好俺がしたらただの変態だし……あれ、もう変態だった、てへぺろっ!
「何てへぺろしてんですか気持ち悪い」
「結構どストレートに言うんだね、仕方ないね」
あれ、俺達何の話してたんだっけ……幼女の可愛いアングルについてだっけ、それともきょぬーロリはロリなのかについてだっけ。
「まぁいいです……そう言えば私の自己紹介がまだでしたね変態さん」
「ええそうですね、あなたも十分変態ですねちくしょう」
話が進まないのは俺のせいじゃないはず。
天使は無い胸を張ってえっへんと意気込む。
そもそもこんなエロゲーやるようなHENNTAI娘が天使の訳が無い。
「私は天界からやってきた見習い天使、その名もミカちゃんです!」
お、おう。
そういう設定らしい、大変だな厨二病って……あ、俺もか。
「いやいやミカちゃん、いくらなんでもその歳で厨二病はまずいと思うよ」
「何言ってんですかこの野郎」
うわこの野郎って言ったぞ、この子家じゃ親に当たるタイプだよ絶対。
「……なんか信じてないし馬鹿にしてるみたいですね。なら証拠を見せましょう」