小説『ロリコン勇者のファンタジー』
作者:Ciel(Eエブリスタ、ふらん(Ciel)のページ)

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「ええ!?こんなに可愛い私が頼んでるのに!?」

「いや何自分の事可愛いとか言ってんのこの子」

でも実際可愛いのは仕方ないね。


天使はムスッとしたような顔で俺をにらむ……おう可愛い。


「むうー、別に魔法少女になれなんて言いませんよ!」

うんでしょうね、俺少女じゃないし、あんな格好俺がしたらただの変態だし……あれ、もう変態だった、てへぺろっ!

「何てへぺろしてんですか気持ち悪い」

「結構どストレートに言うんだね、仕方ないね」


あれ、俺達何の話してたんだっけ……幼女の可愛いアングルについてだっけ、それともきょぬーロリはロリなのかについてだっけ。

「まぁいいです……そう言えば私の自己紹介がまだでしたね変態さん」

「ええそうですね、あなたも十分変態ですねちくしょう」


話が進まないのは俺のせいじゃないはず。


天使は無い胸を張ってえっへんと意気込む。
そもそもこんなエロゲーやるようなHENNTAI娘が天使の訳が無い。



「私は天界からやってきた見習い天使、その名もミカちゃんです!」



お、おう。
そういう設定らしい、大変だな厨二病って……あ、俺もか。

「いやいやミカちゃん、いくらなんでもその歳で厨二病はまずいと思うよ」

「何言ってんですかこの野郎」


うわこの野郎って言ったぞ、この子家じゃ親に当たるタイプだよ絶対。


「……なんか信じてないし馬鹿にしてるみたいですね。なら証拠を見せましょう」

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