「君は……」
確か、最初に助けたあの女の子だ。
ていうかさっきはちゃんと姿が見れなかったから分からなかったが、めちゃくちゃ可愛いやないかワレ。
控えめな背とオパーイにブラウンのロングヘアー、まるで人形みたいな白い肌に緑の瞳……ほっほほほぉ!これはすばらしいロリですなぁ。
しかしミカがかなりキツイ目でこちらを睨んでいるのでニヤニヤはしない。
「あ、あの私、何かお礼がしたくて……」
「あぁ、いいよ別に、俺も好きでやっただけだからさ」
ていうかこれ以上女の子になんかされると俺の理性が持たないかもしれないし、何よりミカが何するか分からない。
しかし、少女はそんな俺の手をぎゅっと握ってどうにかお礼しようとする……うはぁちっちゃい手が可愛いのう。
だが困ったな、このままだとミカに誤解されてカットされかねん。
「そうだなぁ……あ、じゃあ君の家に泊めてくれないかな?」
少女は精一杯の笑顔で頷く。
これならミカも許してくれる……はず。
俺はちらりとミカを見る……おや、なんでミカはこの子の事を輝かしい目で見てるんだ?
「郁葉、是非泊めさせてもらいましょう」
と、やたら進める始末……ヤバイ、こいつエロゲとかやってる奴の目になってる。
もしかして俺のハーレムをブチ壊してるのも単に俺が羨ましいのか?え、天使怖い。
「ならこっちへ……案内します」
そう言って少女は俺とミカの手を引く。
「ひゃっほい!かっわいいにゃあ〜」
「天使ェ……」
キャラ崩壊のミカさん……俺よりこいつのが危ない気がしてきた。