小説『神のミスでONE PIECEに転生させられた男』
作者:八咫()

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『その後』





涙を流しているのをナミたちに見られたアスラは村の子供たちと追いかけっこ

をするはめになった。

アスラが村を守ってくれたとして宴をした。しかし前回のアーロンの時にも宴

をしたので資金はアスラが出した。

そして数日後。

「本当に行っちゃうのアスラ?」

寂しそうな表情をするナミの頭を撫でながら、

「ああ、今後はこの島には海賊は来ないと思う。まぁ来たら俺が追っ払ってや

るさ」

そうやさしい表情で言う。

ナミは顔を赤らめながら頷く。

「グランドラインで待ってるぞ」

アスラは初めてこの世界で人助けした時のように村の人たちに見送られていっ

た。

ちなみにここでも村の修復金として一億ベリーおいていった。




しかし、アスラも誤算があった。

「カッコつけたのはいいけど、することがない……」

そこでアスラはグランドラインに入った後、無人島で六式中、剃、月歩、紙絵

の三つを習得しようとした。

「剃は移動に使えそうだし、月歩は海を渡るときとか便利そうだし、紙絵は今

の俺には必要だよな。いくら見聞色の覇気が使えるといってもまだまだ甘ちゃ

んだからな」

槍を地面に刺し、一度体を伸ばす。

「ん〜〜! さて、やるとしようか」








「姉様、彼は再びグランドラインに入ったそうよ」

「……そうか」

「それと七武海全員にいざとなったら彼を討ち取る命が下されるかもって」

「……ならばわらわたちが行くぞ、別に言い訳は逃げられたとでも言えばよか

ろう。なぜならわらわは美しいから」

「「うん、うん」」

九蛇海賊団は一度女ヶ島に戻ると再び出航した。恩人に会う為に。








魔槍がグランドラインに入った。

それを聞いて彼女―ニコ・ロビンも動いた。

西の海からリヴァースマウンテンを通ってグランドラインへと入った。

「まずは情報ね」

「奴ならカームベルト内の孤島にいるぜニコ・ロビン」

「っ!? 誰!」

「クハハハ、そう警戒するな、少し話し合いたいと思ってな」

「サー・クロコダイル……」

「まぁ落ち着け、今の所お前を政府に突き出す気はない。互いに特のある話を

しようじゃねぇか」

クロコダイルは葉巻を口から離し煙を吹く。

「何の用」

「お前、歴史の本文が読めるんだって?」

「っ!!」

「まぁおちつけ、それで俺に協力してもらいたい」

「どういうこと?」

その後クロコダイルはアラバスタ王国にあるとされる歴史の本文をロビンに解

読してもらいプルトンのありかを知りたいと言った。

見返りとしてアスラの島まで送ること、そして他の歴史の本文を探すと約束さ

せた。

「いいわ、あなたに協力するわ」

「クハハハハ、交渉成立だな」

ロビンはクロコダイルの案内の元アスラがいるとされる孤島を目指す。










あとがき

どうも、こんにちは八咫です。次回ハンコック、ロビンがアスラの下を訪れま

す。

それが終わり次第原作へと入りたいと考えています。

今後ともよろしくお願いします。

-10-
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