小説『神のミスでONE PIECEに転生させられた男』
作者:八咫()

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短編 番外編『アスラのやさがし  ドフラミンゴの船』






工事に時間が掛かると言うことでアスラはドフラミンゴの船をやさがしすることにし

た。

他の仲間はため息交じりだったが、行って来いという顔をした。



豪勢な船があり絶対あいつのだ。とアスラは確信していた。

見張りの船員を始末し、船を捜索した。

「いー船なんだけど趣味が悪いなー、あの船で我慢するか」

だれも使わないから、ということで金目の物は全部持っていく。

「お?」

武器庫のようなところに一本の美しい白い刀があった。

「……長くねぇか?」

刀身が妙に長く、持てるだろうが、長すぎて振り回しずらいのではないかと思えるぐ

らい長い。

「あーなんだっけ……そうだセフィロスみたいだなこれ」

勝手に名づけ始めたアスラだったが、勿体ないので貰っておいた。

「そういえば、ビビになんか武器贈ってあげたいな、さすがにあれだけじゃレパート

リーに乏しいだろうし、強い方が、七武海に勧誘されやすいし、そもそも牽制になる

し」

質の良さそうな武器を手に取りながら見定める。

「……そういえば原作でイガラムの夢に銃を持つビビがいたっけ、銃、銃はどこだ〜

?」

妙に楽しそうに探すアスラ。

「おっ、フリント式のリボルバー、ファーゴが一つ持ってたっけ、お土産にしよう」

「サバイバルナイフか、ビビが持ったらいいかもな」

などと貰える物を片っ端から貰って行った。

その後食料も奪い、死体を全部船に乗せて一番上に乗せたドフラミンゴの上にアスラ

たちフィオナ海賊団のドクロのシンボルを書いた紙を貼り、海へ流した。

船内で見つけた吐き気がする研究資料などはすべて燃やした。

船が遠ざかって行くのを見てアスラは仲間の下へと向かった。



数日後海上で発見されたドフラミンゴの船を海軍が回収、死んでいるドフラミンゴと

アスラたちフィオナ海賊団の旗を見て震えた。

センゴクたちは二つ開いた席に誰を座らせるか頭を悩ませた。



アスラが帰ると作業は大体終わっており、両方ともなぜか鶏デザインだった。

ファーゴたちにお土産を渡すと喜ばれた。

特にビビは感謝し一層努力すると誓った。

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