小説『闇夜にはマロウティーでも』
作者:狂ピエロ(カガク生活)

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私は犯人として捕まらなくてすんだ。だが、同じ女性としてこんなこと許せない。
「・・・あの、帯夢さん。頼みたいことが・・・」
「・・・なんだ?」
「私もうちょっとここにいてもいいですか?」
「お前、帰れるとでも思ったのか?お前には嫌でもここにいてもらう。一応被害者の近くにいた重要参考人だからな。それにもしかしたらジャームの力を借りるかも知れん。」
「あ、ありがとうございます!」
良かった、私もこの事件の真相を見つけることが出来るんだ。
「それでは・・・何からはじめましょう?」
「そうだな・・・事件関係者の話を一つも聞いてないからな。聞き込みからはじめよう。店にいた人物は表のバーに呼んである。そこへ向かおう。」
「はい!」
私は帯夢についていき、表のバーへ行った。

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