「う、嘘だ,,,,これは夢だ。夢!」
折角痩せたのに...何で.....こんな醜く......
ふと手元に視線を向ける。そこにはさっきまであった黒い箱が無くなっていた。
何故.............?
わからない。神様は何をお考えになっているのだ。
そうだ!
私は階段を駆け下り、リビングに向かった。
そこには.........................................
「え....?」
死んだはずの犬と80代の祖母が居た。
犬の名は゛ジャッキー゛。ジャッキーなんとかに顔立ちが似てるからそう名付けられた。
「どうしたんだい?そんなに急いで...」
「な、なんでもない」
声が裏返る。
その瞬間私は自分のほっぺたを強く引っ張る。
「いたたたたたぁッ!」
涙目で現実をしっかりと噛み締め、
私は祖母を見つめ直しこういった。
「私、タイムスリップしちゃったみたい」