小説『うつ病の彼とヤンデレな私。』
作者:どくたけ()

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もうこうなったら意地だ!

とりあえず無理やり下を向いて、ガードしてみた。

「ふぬぬぬ……あまり手に力入れないでください!」

「ならお前が拒否しなければいいんだろ。」

そう言って、ハルカの顔を上げさせる。

ハルカの顔は泣きそうだった。

「そうか、うんそうだよな。好きな人とキスできるの嬉しいもんな。」

うんうんとうなづくトモさん。

その瞬間、手の力が弱まった。

……チャンスだった。

ハルカは頭を後ろに引き、トモさんの顔面をめがけた。





























ドン!

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