小説『うつ病の彼とヤンデレな私。』
作者:どくたけ()

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何度かハグはされたが、何回やっても慣れない。

しかし、トモさんの腕の中は本当に心地よかった。

「おい、ハルカ。」

トモさんに呼ばれて、顔を上げる。

その時、顔をつかまれた。

両手でハルカの顔を包むように抑える。

「あにょ、にゃんれふか?」

つかまれたため、うまく発音できない。

トモさんはハルカの問いかけに答えず、顔を近づけてきた。





































ハルカは抵抗せず、目を閉じた。

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