小説『うつ病の彼とヤンデレな私。』
作者:どくたけ()

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大学も終わり、トモさんの元へと向かう。

すると電車の中でメールが来た。

[少し遅れそうだから、東口に出てくれ。
出たところにスーパーあるから、そこで時間潰して待ってて。]

いつも出ているのは西口。

東のほうは昔一回だけ出たことがある。

[わかりましたー。]

と返信をして、ハルカは電車を降りた。

東口を出て、あたりを見回す。

すると目の前にスーパーらしきものがあった。

とりあえず入ってみると、少し古いかんじなスーパーだった。

土地が狭いのか、中はこじんまりしている。

そんな中にいろいろな商品を置くため、少しごちゃごちゃした感じだった。

生鮮食品やお酒には用事がないため、ハルカはフラフラとお菓子売り場へと向かった。

「これ新商品だーおいしそう。でも太るんだよね……。」

とかぶつぶつ言っていたら、いきなり頭を叩かれた。

「何ぶつぶつ言ってるの?」

叩いた犯人はトモさんだった。

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