小説『うつ病の彼とヤンデレな私。』
作者:どくたけ()

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「え……?」

ストンッと、気がついたらハルカは布団の上に押し倒されていた。

ハルカの上にはトモさんがいる。

「あの、トモ……さん?」

トモさんは何も言わなかった。

ハルカの瞳に恐怖の色が映る。

そんなのお構いなしに、トモさんはハルカの首筋に顔を近づけた。

「ちょっ!やぁ……トモさんっ!」

抵抗しようともがくが、ハルカの力はトモさんには及ばない。

トモさんはハルカの首筋を舐めた。

「ひゃぁ!?」

思わず声が裏返る。

トモさんは顔を首筋から離し、ハルカの顔に近づけた。

そして唇をくっつけた。

「下に親父いるんだよ、声出したら丸聞こえだから静かにしろよ。」

そうい言うと、またハルカの口を塞ぐ。

「あっ……や、めて。」

声にならない声で、ハルカはそう訴える。

するとトモさんは、手でハルカの体を触り始めた。

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