ハルカはいろいろ話した。
[そっか、本当につらそうだね。
そうだ、オレが彼氏になってあげようか。
ハルカちゃんの辛いとき、寄り添ってあげるよ。]
ハルカは断った。
しかし男性の押しは強い。
[オレ本当にハルカちゃん好きになったよ。
こんなか弱い子、オレが守りたいんだ。
じゃあ今からオレはハルカちゃんの彼氏ね、決定♪]
ここまで押されると面倒になってきた。
ハルカは「はいはい」と思って適当に流していた。
すると男性はさらにこんなことを言い出した。
[じゃあさっそくデートしようよ。
○○ってコンビニ知ってる?
今度の日曜日、10時にそこで。
恋人同士だから、あんなことやこんなことしようね。]
心底思った、こいつマジで気持ち悪い、と。
[イヤです、やめてください。]
ハルカがそう返信すると、男性はこう返してきた。
[なに?オレ親切に話聞いたのに、ハルカちゃんそういう態度とるわけ?
デートしないなら、さっきもらった写真とアド、ばらまくからね?]
[ちょっと!やめてください!]
そんなことされたら、どうなるかわからない。
[じゃあ日曜日ね、よろしく。]
そこで男性とのメールは一旦終わった。