小説『とある東方の弦楽器』
作者:のださん(のださんさんのマイページ)

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          第九話 紅魔館part2
Side命切
門番の許可が出たのでこの真っ赤な館に入っていく。
するとため息をつきながら銀髪のメイド服をきた女性がでてきた。

「全く私の脳内の不法侵入者リストにまた一人追加することになるのね」

「一応門番に許可もらってきたんだけど」

「うちの門番に入れていい人決める権限があるわけないでしょう」

たしかに仕事、寝てるからほとんどしてないわけだしな。

「じゃあ入ったら駄目って事?」

「当たり前でしょう・・・ってなによ妖精メイド・・え?なにお嬢様がこの人連れて来いって?本当に?」

なんか俺、空気になってない?

「なんだか分からないけどお嬢様があなたを呼んでいるわ」

「え、本当に?なんで?」

「私にも分からないわ、でも呼んでるのは本当だからついてきて、
そういえば自己紹介がまだだったわね私は十六夜(いざよい) 咲夜(さくや)よろしく」

「俺はモンラッテ・命切「・・・・・・・・・」偽名じゃないよ!」

そんなことがあり紅魔館に入ることに成功しここの主人のところに案内される

「なぁ咲夜「なに?」ここの主って長生き吸血鬼なんだよな?「そうよ」色々その人の事教えてくれないか?」

「いいわよ、名前はレミリア・スカーレット、『運命を操る程度の能力』で五百年は生きているわ」

「へぇ」

そんなやり取りをしながら歩いているとひとつの扉に案内される。

「ここがお嬢様の部屋よ、お嬢様にくれぐれも失礼のないように」

「わかった」

そう言い扉を開けるするとそこにいたのは

「あら貴方が紅魔館の訪問者かしら?」

カリスマを漂わせる・・・・・・・・・・幼女だった・・・・

「え?この人ここの主?!「ゑ」明らかに五歳児にs「お嬢様に失礼のないようにと言ったわよね」ぐふぅ」

咲夜に殴られた。確かに俺が悪かったでも、なぁ、この子みても長生きしている吸血鬼に見えるわけないでしょ。


「気分を害したわ、出て行って頂戴」

「え?あ、はい、失礼します」

追い出された、まあ普通だよね。

Side咲夜
いま私はお嬢様と話をしている。

「お嬢様「なにかしら」気分を害したのは分かります」

なのに

「なぜそんなに笑っているのですか」

今お嬢さまは声が出ていないものの明らかに口がゆがんでいて笑っている。

「あの男を呼んだのはフランの相手にするためよ」

「妹様の?!」

お嬢様には妹がいる。
名前はフランドール・スカーレット。

「ですが今妹様は狂気が再発していて見境なく人を襲う状態なんですよ!」

「えぇそうよだからフラン相手でも生きて逃げ帰れるかこの目で確かめるためにここに呼んだのよ。彼の運命操ってフランの部屋に行かせるようにしてあるからもうすぐ一騒がせするんじゃない?」

まぁ確かにあの霊力の料だったら妹様からボロボロになるけど逃げ切れるね。
しかし私の考えは覆されることになる。

「お嬢様、地面揺れてません?」

「そうねフランがここまで暴れる何t・・・」

お嬢様が言い終わる前に床から光の柱のようなものが突き出してきた。

「うぅ・・・」

私はそれに吹き飛ばされ部屋を転がっていくそして次に見えたものは
さっきこの部屋から出て行った男とその男に胸倉を掴まされているお嬢様だった。

何を・・・よく見れば二人は話をしていた私に聞こえる大きさで
私とって最悪な話をしていた。

「あの『死体』は本当にお前のがやったのか?」

-9-
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