小説『魔法少年リリカルあずさ♪』
作者:くじら缶()

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ん、ここは?
車の中か?
なんか服装が制服らしき物なんだが
「コラコラ寝てる場合じゃないぞ、ここがお前の通う次の学校だ」

ああ、たしか転校云々神様が言ってたような、ってか俺の名前ってなんだろ、なんか名札とかあればな

そう思い名札もしくは自分の名前を書いてあるものをさがす

ん、あったあった、何々?
『衞宮』
ん?衞宮しか書いてないぞ?
「ん、どうした梓」
あ、意外と早く問題解決

成る程
衞宮 梓か、女みたいな名前だな、って!もしかして俺女になってるんじゃ!?

………ちゃんと男でした、あれついてました

「さあ、降りろ梓」
「あ、はい!」

あ〜あにしても大学医学部卒業間近で死ぬなんてな、また小3からスタートかよめんどくせ






さて先公に連れられ教室の向かってる途中です
さっきで気付いたんだか髪の毛が白だった、んでもって瞳が灰色っぽい黒だった
んで髪型は普通に長かった、肩まであったぞ髪の毛
まあどうでもいいが

あぁあ授業かったりーな



side高町なのは

こんにちは高町なのはです
今日は転校生が来るんだって!
どんな子なのかとってもとっても楽しみなの

名前は梓ちゃんって言うらしいの
同じ女の子どうし仲良くしたいな

sideout

と言うわけで教室の前に付きましたよ
「ちょっと待っててね」
はいはい待ちますとも

「私が入ってきてって言ったらはいってきて頂戴」
「わかりました」
そう言って教室の方に入っていった
ザワザワクラスの餓鬼どもが騒いでやがる

頭良さそうな学校でもこんなことってあるのな
あ、そういや神様からもらった特典確認してねぇな

たしか何でも能力だったな
よし、少し宙に浮くことを想像して

フワッ

お、ちょっと浮いたぞ
成る程じゃあ次は
「入ってきて」
ちっ、邪魔すんなよ先公が

ガラッ

と思いつつもクラスに入る
そのとたん更にザワザワが増した

なに言ってるんだろうな
そうだ!能力つかって聴いてみるか
地獄耳にな〜れ

「え、男の子!?梓って名前だからつい女の子かと思ってたよ!それに………かなりイケメンで私好み!」ボソッ

よく小さい声で!とか付けられるなすげぇよ
え?メタ発言?気にしない気にしない
それよりも俺ってイケメンなのか?
それはそれは嬉しいな

先生が黒板に衞宮 梓の文字を書く
「じゃ、自己紹介御願いね」
やだよだりー
「御願いね」

………ちっ
「えー、衞宮梓と言います。趣味は読書と睡眠、成績は中の下人付き合いが悪いので特に宜しくしないでいいです、なるべくそっとしておいて下さい、此方からは危害を加えませんので、ただし此方に危害を加えた馬鹿は容赦なくぶっ飛ばすのでそこんところは、宜しくお願いします、あと虐めとか大っ嫌いなんで見たら必ず邪魔します。なので僕の回りではなるべく静かにお願いします、以上です」

「「「「「…………………」」」」」

シーンとしてるな、まあ別にいいか
静かなのはいいことだ

「じ、じゃあ衞宮君は高町さんの隣の空いてる席に座ってね」

「はい」
へー高町ねぇ………は!?高町!?
やべぇじゃん高町なのはじゃん
原作介入しないって決めたのに、さっそくピンチだぞ

と思いつつなるべくポーカーフェイスで高町なのはの隣の空いてる席に座る

もう皆ザワザワし始めている
「宜しくね!衞宮君!」
なんだ?めっちゃ目を輝かせて握手を求めてきてんだけど

「あ、ああ宜しく」
まあ一応握手しかえす

「梓ちゃんじゃなくて梓君だったんだね、勘違いしちゃったごめんね」

「いや別にいいよ、よく言われるから」
実はこの世界の記憶が徐々に解ってきた
もちろん小3になる前の記憶もある
便利に活用させて貰ってますよ

座ったと同時にポケットに手を入れる

ん、なんかポケットに入ってる
手に取る
ア、コレッテデバイスジャナイデスカ
シカモフタツ

あれ!何で2つも!?
原作介入させる気満々じゃねぇかあのクソ神様の野郎!

「どうしたの衞宮君」
「あ、いや何でもない」

やばい絶対安定した生活おくってやるぅ

-2-
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