小説『魔法少年リリカルあずさ♪』
作者:くじら缶()

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はい昼休みだぜ
だけど………

「あなた何処から来たの?」とか「好きな食べ物は?」とか
皆に質問責めに会っている………主に女子

女子80%男性20%って感じだ

俺は聖徳太子ちゃうっつーの

ガラッ
「失礼するぜ俺のマイハニー達に会いに来た」

え?なにこいつ?
俺のマイハニー達って……
こいつが入ってきたとたんクラスの全員が露骨に嫌な顔をし始めた
「あ、誰だてめえ!特に俺のなのはに近づいてんじゃねぇよ」

「いや、隣の席だからしょうがないじゃないか、それと高町、こいつ俺のなのはって言ってるけど付き合ってんの?」
まあ大抵の予想は付きまとわれてる感じかな?

「な!絶対に違う!誰がこんな奴と付き合うもんか!」
違うと高町が無茶苦茶恐い顔で言ってきた
ハハハ落ち着け高町、口調変わってんぞ
まあ大体予想付いてたけど

「ハハハハハ、なのはの奴め、恥ずかしがってさ、可愛い奴」

うっざ!なにこいつうっざ!
かなり勘違いしちゃってるナルシスト野郎だ!
俺の大嫌いな部類の奴だ
しかも勝手に頭撫でようとしてるし!

しかもめっちゃ嫌がれてんじゃん
あー、高町がこっちみて助けを求めてきてる
まあ助けてやっか

「やめてあげたら、嫌がってんじゃん」
「あ、てめえの目は節穴か、これは照れてんだよ」
やはりうざいっす

「節穴はこっちの台詞だ、回りよく見ろめっちゃ睨まれてるの解らねぇのか」

「この目は何でなのはだけ、私もされたいって目に決まってんだろ」
あいつがそう言ったとたん更に皆の顔が怖くなった

「ハア、何言っても無駄か、じゃあ多数決取ろうか」

「ハッ、良いぜ圧勝してやるよ」
その自信は一体何処から来るんだか

「じゃあ多数決取りまーす、こんなこと止めて欲しい人、むしろ呼吸をするのを止めて欲しいと思う人」

「フンッ誰も挙げなって!な!」
クラスの全員処か廊下にいる人全員手を挙げた

「そんな馬鹿な!は、解ったぞてめえ!全員脅したな!汚ねぇ野郎だ!なあ皆そうだろそうじゃなきゃこんなに挙がるはずがない!皆を救ってやる!こうなったら屋上こい!皆の脅迫を取り下げてやる!」
おぅふ真面目に南アフリカ近海に生息している人とか食べちゃう魚類に足から食われちまえばいいのに諦めの悪い奴め♪

「哀しいけどこれ事実なのよねっと、良いぜ、ただし俺が勝ったら、このクラスの全員に話し掛けるのも触るのも10m以内に近寄るのも禁止だ」

「良いぜどうせお前が勝てる可能性なんて1%もねぇよ」
はいはいさいですか

高町が近寄ってきて耳元で呟いた
「気を付けて彼、今まで何人もの人病院送りにしてるから」
だって、へぇ
不適な笑みを浮かべる

「皆着いてくんなよ着いてきたら巻き沿い喰らう可能性有るからな」
皆頷く

だが俺はなのはに言っておく事がある
「5分っても降りてこなかったら屋上来てくれ」ボソッ
「え?それどういう意味?」
有りのままの意味ですよ
「よし、行こうかナルシスト君」
「ほざいてろ白髪野郎」












ー―ー―ー―ー―ー―ー―ー
屋上つきました
さあってまず始めにする事は
「おい!言っとくが本気出せよ、あとで負けて本気だしてなかったから無効なんて話にならねぇからな」
挑発かな♪
「は!あたりめぇだろが!三秒でぶち殺す!」

そう言って殴り掛かってくる
………凄いな流石ステータスオールEX
止まって見えるぞ
これなら能力使うまでもないな
ナルシストが殴ってきたのを避けて軽く腹にジャブを入れる=ナルシスト端までぶっ飛ぶ

「ガハッ!」
うむ、肺の空気が抜けたようだな
「どうした三秒たったぞ」
そしてまた挑発、こういう奴は怒ると攻撃がワンパターンになるからな
「舐めんなよクソが!」
そう言って動かなくなる
「なんだ、動かないなら此方から行くぞ!」
なにか怪しすぎるため予備に俺の能力で相手の能力を無効化する能力を作り殴る(名前は後で考えとこ)
「グアッ!?」
殴れました

「何でだ!何で俺の反射能力がきかねぇ」
ん?反射能力?
「何だ反射能力って」
「あ、そのまんまの意味だ」
あ、こいつバカだ自分の情報敵に教えとる
反射能力か、ならばこの能力(相手の能力を無効化する能力)なんて要らねぇな
「へー、反射能力ねぇ」
ナルシストを殴る瞬間手を少し手前の方に引く、そしたら
「ガハッ!」
【手前の方に引いたパンチをさらに反射】して殴れます
まあ一方通行(アクセラレータ)を思えばええわな
「さあ!楽しい楽しいショータイムの始まりだ!」














side高町なのは
あれから昼休みに入って皆に質問受けてたんだけどあいつが入ってきて台無しになっちゃった
あいつは空気を読まないの、いつも自分を中心に考える
さっきだってせっかく衞宮君が助けてくれて嬉しかったのに、あんなことになっちゃって

ん、五分経ったけど戻ってきてない
行かなきゃ、衞宮君の所へ

「「どこいくの?なのは(ちゃん)」」
げげっ、すずかちゃんとアリサちゃんに 見つかっちゃった

「ちょっとね、アハハ」

「全く、衞宮君所行く気でしょ」
「私も連れてって」

「バレちゃったか、うーん…解った一緒に行こう」

「「うん」」




屋上前
「いい、ドア開けるよ」
「「うん」」
ドキドキする、もしやられちゃったりしてたらどうしよう
あいつは認めたくないけど強い無茶苦茶強い、もう何人も病院送りにしてる
何故退学や停学にならないのだろう?
もういっそどっか遠い所で死ねばいいのに♪

ギギィ

ドアを開ける
そこにいたのは






ボロボロになったあいつと制服に塵一つも無く
ベンチでタバコ吸って空を眺めてる衞宮君だった

ってタバコ!?ダメだよ20歳にならなきゃ!

sideout




ああ空が蒼いな
今俺はあいつをとにかくボコしあいつの持ってた煙草をふかしてるところ

「衞宮くーん」
ん?高町か、そういや呼んでたな
あとは確かアリサ・なんちゃらっつー奴と月村すずかだったか?

「とうっ」
高町が俺のくわえてた煙草を手刀で落とし踏んで火を消し携帯灰皿と言う名のナルシスト野郎のポケットに残骸を突っ込んだ
せっかくリラックスしてたのに何すんだよ!(携帯灰皿のことはツッコまない)

「ダメだよ!煙草は二十歳になってから!」

「あ、そうだった」
そっか俺今小3だったな
「ああ、ゴメンゴメン」
とりあえず謝り、少し気になってる所を聞くことにしよう
「えっと、たしか月村さんとバニングスさんだっけ?何かよう?」
さっき名前を思い出したアリサ・バニングスだ、たしか
「「あ、覚えててくれたんだ」」

「私はアリサ・バニングス、アリサで良いよ、それと」「私が月村すずか、私もすずかで良いよ」
「おう、じゃあ俺は梓で良いよ」
「ずるいじゃあ私もなのはって呼んで!」
何がずるいんですか?
それと
「解った解った、解ったからそう大声出すな!」
耳元で騒ぐな!うるせぇよ!









放課後
「じゃあ私たちは帰るからじゃあね梓」

「おう!じゃあな」
そう言ってみんな下校する
あ、あのナルシスト野郎は5時間目に目が覚めたらしく無茶苦茶怒られてた
そしてあいつは俺のことを少しトラウマになった様だ
うん、あんな奴に関わるとロクな事がないからな
結果オーライモーマンタイ♪







あ〜学校オワター
よーし寝るぞー」
「なに言ってるんだ今日から塾じゃないか」

「父さん今俺喋ってだっけ?」
「後半喋ってたぞ」

「マジっ!?」
「マジだ!」
てか塾あんのかよ
だりー

「はよ行ってこい」
ゲシっ
ちっめんどくせぇな
しゃあねぇ行くか

-3-
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