小説『リトルバスターズ これが僕の第二の人生』
作者:零識()

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四話





side???

「「「「「転校生?」」」」」

「あぁ、今日このクラスに4人の転校生が来るらしい。」

「それどこで聞いたの?
恭介?」

「どこって、職員室でだが」
「この時間帯は職員会議中のはずだけど?」

「ドアにガラスのコップをつけて聞いた。」

「それで、どんな奴がはいってくるんだ?」

「わからん」

「は?」

「そこまで話が聞き取れなかったんだよ!!」

「こいつバカだ!!」

「アホリーダーね。」

「いいじゃねえか、転校生が来るとわかって嬉しいだろ!?」

「いやそこまで。」

「真人と同じだ…不本意だがな」

「んだとぉ。」

「なんだ?」

「止めろ二人とも、理樹達はどう思う?」

「正直、どうでもいい」

「というか、昨日私と理樹君はその話聞いたわよ」

「なにいいいいぃぃぃ!?
本当か理樹?」

「ごめん、恭介。」

「なん…だと…」

「だが理樹に朱鷺戸?
知っていたなら何故昨日遊んだ時に言わなかったんだ?」

「うっ、それは…」

「先生に『この話は他の子には言わないでねって』沙耶が言われたんだよ」

「ならば何故理樹が知っている?」

「それは…」

「そうよ、私は先生に『この話は他の子には言わないでね』って言われたのに理樹君にだけ話ちゃったのよ。職員室の前でねその後先生に怒られて理樹君にも口封じをしたのよ
なによ笑いなさいよ、言われたことを5分たらずで忘れるアホな私を笑いなさいよ笑えばいいじゃないこうやって。
あーはっはっは………はぁ↓」

「沙耶大丈夫か?」

「あーはっはっ…大丈夫よ鈴ちゃん」

「ほ〜らお前ら席につけ〜
あと棗兄はさっさと自分の教室に戻れ。」

「やべ、じゃあな、また来るぜ。」


side out


side一樹

やあ、一花一樹だ、すごく眠い。
何故眠いかって?
あの後佳奈多が気絶したのを僕が膝枕をしながら介抱する事になってその間に綾時が葉留佳(いもうと)にナンパしようとしていたので義兄(あに)としてO★HA★NA★SHIを執行。
その音で目が覚めた佳奈多に事情を説明すると姉によるO★HA★NA★SHIが綾時に向けて執行。
結局夜遅くなったので葉留佳と佳奈多が泊まっていくことになった。(何故かお泊まりセットと明日の学校の道具があった)
そのさい寝る部屋割をくじ引きにしたところ(綾時が言い出した)居間→綾時、一人部屋→葉留佳、和室→僕、佳奈多になってしまったのだ…
明日も早いからという理由で和室についたら1つの布団に2つの枕が…
そのせいで二人で同じ布団で寝ることになったのだが…お互いに緊張してまったく寝られない始末。
そして気がついたらお互いに抱きしめあって寝ていた。




閑話休題



それはさておき僕と佳奈多と葉留佳、そして綾時は学校について教室の前で担任の西村先生に待機していろと言われたので待機しているのだが…

「なんでみんなして同じクラス?」

「いいじゃないか一樹君♪
知り合いが一人もいないよりは断然ましだろ?」

「はるちんはお姉ちゃんとお義兄ちゃんと一緒で嬉しいデスヨ。」

「私も一樹と葉留佳と一緒で嬉しいわ。」

「まあ僕もそうかな。」

「あれみんな僕のこと忘れてない?」

「おーいお前ら入ってこい」
それじゃあまあ…行くとしますか…

-5-
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