小説『GUNHUNTERGIRL』
作者:sola(gunhuntergirl)

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のんびり×大騒動編
135話 世界最強ハンター達の会議



ハンター協会 会義室
今、この部屋に12人の強大な念能力者と秘書が集まっていた。

「たくっ、ジンのクソ野郎、またバックれる気じゃねえだろうな」(申)

「「猿、うるさい」」(卯・酉)

「んだとクルック・ピヨン!」(申)

「「まあまあ」」(未・午)

「ほっほっ、賑やかでええのう」

「はあ・・・・ジンを放っておいて早く始めましょう→会長」(戌)

ここに集まったハンターは皆個性的で
西遊記の孫悟空の格好をした男サイユウは事あるごとに他人の悪口を言い罵り
それで小さなバニースーツを着た小柄な少女ピヨンと
孔雀のような派手な格好をした女性クルックと口喧嘩をし
馬顔の男サッチョウと羊の格好をした大柄の男ギンタに止められるといった流れで騒いでいた。

それでメガネの女性チードルはため息をつき
そんな感じで皆騒いでいると

ガチャ

「待たせたな・・・・・」(亥)

ようやく最後の奴ジンが遅れて現れ
これでネテロ会長と十二支んの13人全員が集結した。

「ほっほっほっ、ビガロ達の捕縛御苦労じゃったのうジン」

「来るの遅ぇぞカスが」(申)

「くくく、クソジジイ!
随分と面倒な仕事だったぜ!
あとサイユウ、てめえ後でぶっ殺す」(亥)

「おーおー、やれるもんならやってみなクズが」(申)

「喧嘩は外でやれ」(辰)

「話が進まないから後にして」(巳)

十二支ん最年長のボドバイと蛇のような目をした女性ゲルは
呆れながら言った。

「ははは、相変わらずの個性的っぷりですね〜皆さん」(子)

「「「「腹黒なテメエに言われたくねえよパリストンッ!!!」」」」(丑・寅・申・亥)

白黒の服を着たミザイストムと阪神風のユニフォームを着た男カンザイ
そして、サイユウとジンが揃ってハモリ
見た目好青年の副会長パリストンをビシッと指差して叫んだ。

「あの〜話が脱線しかけてるので
とっとと始めませんか→皆」(戌)

「ではまずは最近の人手不足の件です・・・・・」

そんなこんなで騒ぎつつビーンズは資料を読み始め会議は始まった。





数時間後、

「今回はここまでにするとするかの
それでは解散じゃ」

「ふう、やっと終わったぜ
ん、これは・・・・」(亥)

ここから去ろうとしたジンは
とあるハンターのリストを見つけた。

「ああ、それは最近、多大な功績を上げて
星を与えるかの検討中のハンターのリストですよ」

スタスタと近づいてきたビーンズが説明した。

「へ〜、じゃあこいつはもう二つ星に?」(亥)

ジンは一枚のハンターの資料を手に取り聞いてみると

「いえ彼女はまだ若すぎる上に役職に付いていませんので
保留扱いです」

「ふ〜ん、ま、妥当だかもな」

ジンはそう呟き手に持っていた資料の氏名には
チェリッシュ=バートンと名のハンターが書いてある
プリントをビーンズに渡し

「さ〜て、来年からゴンの奴がハンター試験を受けに来るだろうから
身を隠しておかねえとな〜」

そう呟き去って行った。




一方その頃チェリッシュは

クシュン!

「あれ?風邪かな〜
どっかの誰かが噂してたりして
まさかね・・・・」

首を傾げつつベッドに寝て
のんびりと平穏な入院生活を送っていた。





あとついでの話だがくじら島にいるゴンも
くしゃみをして首を傾げたそうである。



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