ハンター試験編
試験官達のお食事会
「今年は何人合格するかねー。」
四次試験会場に向かっている飛行船の試験官の部屋で
ビスケット・ヴォルケン・ゴズマの3人の試験官が食事をしていた。
「さあねー、今年の受験生のレベルは並で普通だからの
多くて10人くらいじゃないかのー」
ゴズマの言い出したことにヴォルケンはのんびりと答える。
「少なくともあの女の子は確実に合格すると思うわ。」
「あの女の子って・・・」
「今回の受験者唯一の念能力者である435番のことですか」
「ええ、念能力者としての強さは中堅ハンター級に匹敵するくらいありそうだし」
「そういえばあの娘が持っていた銃にはかなりの量のオーラが込められていましたね」
「むう、確かにすごいオーラだったのう」
「あれは多分あの娘は具現化した
ガンベルトの能力で常に自分のオーラを削って銃に
オーラをため込んでいるんでしょうね
まったくまだ10歳なもんだから驚いたわさ
ふふ・・、気に入ったわさ
試験が終わったら弟子にして鍛え上げてみようかしら」
同時刻
私は一緒に三次試験を合格したレイラさんと食事していると
クッシュン
「どうしたのチェリッシュちゃん?」
「うーん、風邪かなー。」
「万全の状態で試験にいどむために
体調管理に気をつけてね」
最強級のプロハンターに目を付けられたことに
チェリッシュは知る由もなかった。