小説『GUNHUNTERGIRL』
作者:sola(gunhuntergirl)

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第287期ハンター試験編
187話 最終試験4



ハンゾーはマスタに運ばれていくゴンを見て
ネテロ会長に質問した。

「そいつ目覚めたらきっと合格は辞退するぜ
不合格者一人なのにゴンが不合格なら
俺達のこの他との戦いは全て無意味になるんじゃないか?」

「心配後無用
本人が何と言おうとゴンは合格じゃ
仮にゴンがごねてワシを殺したとしても、
合格した後で資格が取り消させることはない」

ネテロ会長の返答にハンゾーは納得し
大広間の隅へと移動した。

「なんでわざわざ負けたの?」

そして、突然のキルアの問いでハンゾーは足を止めた。

「殺さず「まいった」と言わせる方法くらい
あんたなら心得ているはずだろ」

「俺は誰かを拷問する時は一生恨まれることを覚悟してやる
その方が確実だし気も楽だ
どんな奴でも痛めつけられた相手を見る目には負の光が宿るもんだ
目に映る憎しみや恨みの光ってのは訓練しても
中々隠せるもんじゃねー
しかし、ゴンの目にはそれがなかった
信じられるか?
腕折られた直後なのによ
あいつの目はもうその事忘れちまってるんだぜ
・・・・・・・気に入っちまったんだあいつを」

そう言いハンゾーは大広間の隅へと行ってしまった。

私もなんとなくわかるよ
ゴンはなんというか言葉では表せないけど
人を惹きつける才能みたいなのもあるんだよね。





そして、次の試合が始まった。
まあ第二試合以降は今の試合と違って短時間で終わり
そして、ほぼ原作通りだったけど

第二試合ヒソカVSクラピカ

この試合はなんというかヒソカは
まあ死なせないようにするためなんだろうけど
クラピカの実力に合わせて戦っていて
クラピカはヒソカに遊ばれているという感じの試合だった。
そんな感じでしばらく戦っていると
ヒソカはクラピカに幻影旅団のことを耳打ちで話して
自分から負けを認めクラピカの勝ちとなった。



第三試合 ポンズVSボドロ

この試合はボドロは女子供に手を出せない性格なのか
うまく戦えずポンズのしびれ薬を喰らって渋々負けを認め
ポンズの勝ちとなった。
ボドロさん(なんとなくさん付け)のその性格は嫌いではないけど
ある程度はどうにかした方が良いと思う。



第四試合 ハンゾーVSポックル

速攻でポックルはハンゾーに叩きのめされて
負けを認めてハンゾーの勝ちで終わった。
まあこの試合は今までの三試合と比べて
まともで常識的だったと思う。



第五試合 ヒソカVSボドロ

正直言ってヒソカの一方的だったとしか言いようがない
そんな試合だった。
ボドロは年長者としてのプライドのためか
中々「まいった」と言わなかったが
ヒソカは何か耳打ちすると
ボドロは戦意はなくなり静かに負けを認めた。



第六試合 ポックルVSキルア

この試合じゃキルアは試合開始と同時に
自分から「まいった」と言ったのでポックルの勝ちとなった。
次のギタラクルとの試合で華麗に勝って合格する気なんだろうね。
でもその選択は大間違いで後悔することになるよ。



第七試合 レオリオVSボドロ

この試合はレオリオはボロボロの怪我人相手に
勝っても嬉しくないから延期を要求し
ネテロ会長は少し考え許可し
第八試合の後に行うことになった。



第八試合 ギタラクル(イルミ)VSキルア

試合開始するとギタラクルは
今までずっと無口だった口を開いて
普通の人間の声で喋った。

「久しぶりだねキル」

その言葉にキルアは顔に?を浮かべ
ギタラクルは自分の正体を見せるために
顔中の針を抜いた。
そして、バキボキとギタラクルの顔は変形して
現れた人物を見てキルアは驚愕した。

「あ、兄貴・・・・・!?」

キルアは目の前にいる男が実の兄イルミ=ゾルディックだと知って
驚きと怯えが混じった声で呟いた。


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え〜、このサイトは投稿できるのは200pまでらしいので
せっかくなのでしばらくしたらハーメルンにもマルチ投稿することにします。
なのでゾルディック編以降の話はハ―メルンでということになります。

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