小説『GUNHUNTERGIRL』
作者:sola(gunhuntergirl)

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ハンター試験編
19話 最終試験
「いよいよ、最終試験ね」

「ええ、そうですね。
ここまで来たんですから
2人そろって合格しましょうねレイラさん」

「ええ、そうね。チェリッシュちゃん」



今私達6人の受験生と4人の試験官は
ハンター協会が貸し切っている施設にいた。

「さて、今年のハンター試験は次で最後だ。
そして最終試験はネテロ会長自らによって行われる。
では会長どうぞ・・・」

そして、高い下駄を履き
モヒカンに似た髪形の老人が笑顔で現れた。

「ふむ、さすがここまで残っただけあってなかなかの強者ばかりじゃの
紹介された通りワシがハンター協会会長のネテロじゃ。
最終試験はわしらが用意した敵を倒すことじゃ
ちなみに用意した敵とは
死刑囚や危険指定されている魔獣・猛獣じゃから
死なないよう気を付けるように
ではさっそく始めるとするかの。」

そして、1人1人試験されていき

レイラさんはグレイトスタンプ5匹に苦戦ながらも
なんとか勝利して合格して

他の4人の受験者は

2人落ちて2人合格して

最後になっていた私の順番がきた。

「頑張ってね。チェリッシュちゃん」

「大丈夫ですよ。レイラさん。
絶っ対勝ちますので」

そして、現れた私の相手は・・・

「では最後の受験生の試験を始める
お主の相手は懲役190年の死刑囚のクラークじゃ」

昔ぶっ飛ばした鎧男だった。

「くくくくく、嬢ちゃんが俺の相手かい
ラッキーだな俺は」

「本ッ当に偶然って恐ろしいですね」

「何のことだよ。ん、その声は・・・
ま、まさかてめえあの時の・・・」

「ん、知り合いか?」

「あ、はい。こいつは海賊で
昔、私の故郷に100人以上の部下を引き連れて
襲撃をしてきましてその際に私がこいつら
を叩きのめしたんですよ。」

詳しい事情を話すとネテロ会長とモラウは
なんか面白いものでも見つけたという顔になり笑っていた。

「ふむ、面白い試合になりそうじゃの
それでは始め」

「HAHAHAHAHA―ッ
お前が相手とは俺はマジで運がいいぜ。
いくぜー」

そう言ってクラークは殴りかかってきた。

私はパンチを冷静に避けて
脇腹に軽く手加減した正拳突きを叩き込んだ。

「ぐばああぁぁぁぁ」

クラークは吹っ飛び壁にたたきつけられた。

「ぐ、やるじゃねえか・・・」

がすぐに立ち上がった

「意外とタフですね。」

「ふん、俺はてめえにやられてから
監獄で鍛えに鍛えに鍛えに鍛えに鍛えまくったんだよ。
最強の俺に敗北の汚点を付けた
てめえにリベンジするためになあ」

「すごい執念ですね・・・」

「ふんっ」

クラークが体に力を入れると服が破れて
凄い筋肉が出てきた。

「見ろ、この鍛えに鍛えまくった筋肉を〜
この圧倒的な力でぶちのめしてやるぜ。
おら〜〜〜〜」

そう言ってクラークはチェリッシュに殴りかかったが

ドンッ
ドンッ
ドンッ

「ぐあああぁぁっ!!!」

「うるさい・うざい・暑苦しいです(怒)」

麻酔弾を喰らわせて黙らせました。

そして、さすがにもうクラークは
立ち上がることはなかった。

「そこまで435番チェリッシュ
ハンター試験合格じゃ」

ネテロ会長とモラウが面白いのが
見れたと笑いながら私の合格宣言をした。

こうして私はハンター試験を合格して
プロハンターになった。


283期 ハンター試験 合格者4名


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