小説『GUNHUNTERGIRL』
作者:sola(gunhuntergirl)

しおりをはさむ/はずす ここまでで読み終える << 前のページへ 次のページへ >>



ハンター試験編
20話 ハンター試験終了


最終試験が終わり合格者4人を乗せた車はハンター協会本部ビルに入り、

ハンターとハンター証についての講義が開始された。

ハンター免許証の効力や特権、

カード紛失の注意や協会の規約等の説明が終わり

私達4人はハンター証を授与された。

「さて、以上で説明を終わります。あとはあなた方次第です。
試練を乗り越えて、自身の力を信じて、夢に向かって前進して下さい
ここにいる4名を、新しくハンターとして認定いたします!」

「さて家に帰りますか。」

ホワイティバッグにハンター証を入れて
無事試験を合格して帰ろうとすると

「おーい、チェリッシュさーん」

トレジャーハンターのような格好をした男が話しかけてきた。

「なんですかカールさん」

この人はカールといい私と一緒に試験に合格した同期生である。

「僕とホームコードの交換をしたいんだけどいいかな?」

「ええ、構いませんよ」

「私達もいいかしら」

「俺も俺も」

カールさんと話しているとレイラさんと
豪快そうな青年の2人も話しかけてきた。

この2人も私と同じように試験を合格した同期生である。

「あ、レイラさんとゴ―グさん
ええ、いいですよ。」

そして、4人でホームコードの交換を終えて

「じゃーね、縁があったらどこかで会いましょう。
チェリッシュちゃん3次試験での恩はいつか返すわ」

「俺は何でも屋やってから、なんか困ったことや頼みがあったら
できる限りではあるが格安で請け負うから俺に連絡してくれよ」

「僕は美食ハンターしながらレストラン開業する予定だから
良かったら皆食べに来てね。」

「では皆さんまたどこかで会いましょうね。」

私は3人と別れた。



(ふぅ、良い人達だったな―
ゴンがキルアやクラピカやレオリオと友達になった時も
こんな気持ちだったんだろうなー)

そんなことを考えながらハンター協会から出ようとすると

「ちょっと、待ちなさい」

「はい?」

今度はなんだと思い振り返ると

三次試験官であったプロハンターのビスケットさんが目の前にいた

「あなた、念はそれなりのレベルのようだけど
独学で鍛えたでしょ?」

「は、はいそうですが」

(そ、それを見抜くとはさすがハンター歴40年のベテランハンター
後にゴンとキルアの師匠になるだけのことはあるわ)

「よし、私が直々にあなたを鍛えてあげるわ。
感謝しなさいよ。この私にタダで念の指導してもらえるんだから」

「はい・・・?」

(な、なんでこんなことに・・・)



-22-
<< 前のページへ 次のページへ >> ここまでで読み終える




コスプレ道具 小物 HUNTER×HUNTER クラピカ 武器 指輪 複雑版 新品
新品 \720
中古 \514
(参考価格:\)