小説『GUNHUNTERGIRL』
作者:sola(gunhuntergirl)

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ヨークシンシティ編
25話 ヨークシンシティ2



9月1日

私と師匠はオークションハウス「サザンピース」にサザンピースオークションの
競売品目録カタログを買いに来ていた。

「は、販売価格は1200万ってずいぶん高いですね―。」

「これくらい払えないとサザンピースオークション参加資格はないってことわさ
だいたいこのオークションに参加している金持ちは皆だいたい少なくとも50億は持っているわよ」

「そういえば師匠はいったいいくら持っているんですか?」

「さあねー、秘密わさ」

(まあ、師匠はハンター歴40年のベテランのダブルの称号持ってるんだから
それなりに大金を持ってて当然よね)




カタログの買い物は終わったあと2人は宿泊しているホテルでのんびりしていた。

「6日まで暇ですけどどうしますか?」

「まあ、やることはないからねー。
とりあえず私はここで本でも読んで寛いで
あんたは自由時間ということで」

「じゃー私は値札競売市を見に行ってきますね」

「はめを外さないようにね。」






「へー、いろんな物がありますねー。」

私は今値札競売市に来ていた。
そこは多くの出店が並んでいていたる所にたくさんの人でいっぱいだった。

「ここでちょっとやりたかったことがあったんだよねー
さて早速やりますか。凝っと」

私は店に並んでいる商品を凝で流し見しながら競売市をまわった。





「1日中歩き回ってオーラを出しているのを7品ゲットですか。
さてと」

チェリッシュは大型の骨董品店に入った。

「すいませーん、これ等を売りたいんですが」

「お嬢ちゃんこれは家から持って来たのかい?」

「うん、捨てるのはもったいないから売るように言われたの
それでこれ等はどのくらいの価値があるんですか?」

「うーん、この壺はかなり古いけど、ずいぶん状態がいいし20万で
この短刀はジャポン製のものだけどかなりのできだから80万
こちらの皿3枚は希少なカキン国の貴族専用の皿で1枚120万だから
3枚で360万
残りの傘と杖はそれぞれ25万で合計410万だね。」

店員は少し驚きながら鑑定した。

店員をそれとなく観察してみたが、嘘をついた様子は無さそうだった。

(まあ、私のような子供相手に嘘をつくなら7品みんな価値が低いものだという
嘘の鑑定結果を言うだろうから問題ないわね。)

「じゃあ7品全部それで売ります。」





「よーし、いきなり400万近くの利益とは予想以上に儲かったわね。」

原作でゴン達がやっていた

凝でオーラを纏ってる商品を探す「念でぼろ儲け大作戦」

この金稼ぎがうまくいったことに嬉々しながらチェリッシュは宿泊しているホテルに

戻って行った。

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