小説『GUNHUNTERGIRL』
作者:sola(gunhuntergirl)

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転生編
3話 念銃 前編



銃の訓練を始めて1年たち、チェリッシュは5歳になっていた。

「ふー、当然といえば当然だけど、実弾が入った銃はまだ持たせてくれない。」

実はさっき父に実弾が入った銃を扱わせてほしいと頼んだのだが、父が
「少なくともまだお前には10年早い」
と笑いながら言われた。

それで今、ゴム弾やBB弾の銃を使って訓練している。
(それでも子供には危険で持たせるのは早いと思うけど・・・)
と考えながら、銃の訓練を始めようとしたら、黒色と銀色が混ざった色のものすごく気になる銃が目に入った。
「ねえ、父さん・・・、この銃は?」

「ああ、それはずいぶん古いモデルガンさ。気に入ったのならにお前にあげよう。」

その銃を凝で見てみると
(いや、その銃はモデルガンなんかじゃないすごい銃だと思うけど、
だって神字らしきものが刻んであるし、オーラがバンバン出てるから・・・)







訓練が終わり彼女はいつもの街のはずれの森に来ていた。
当然、例の銃は持って来ている。

「さーて、早速試してみますか。」

と言って両手で銃を持ってみると
「すごい、自動的に周が発動してる。
しかも、自分の手足のような感じがする。
とりあえず、一発撃ってみよ」

そう言いつつ、念の応用技の硬を込めながら銃を目の前の2m位の岩に向けて

ドンッ


と念弾を撃つと


バゴーン
 

岩が粉々になりました・・・

「・・・・・・・あまりこの銃は使わない方がいいかも
強力すぎるし・・・」

と彼女は半分呆然としていると

ガサガサツ! 

「ん、なんだろ・・・」

そして、出てきたのは

「う、嘘、なんでキツネグマが・・・」

よだれを垂らした危険な肉食動物だった。

-4-
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