小説『GUNHUNTERGIRL』
作者:sola(gunhuntergirl)

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ヨークシンシティ激闘編
53話 ヨークシンドリームオークション開催



銀行強盗事件から3日たち9月1日

「よしよし、初日から大漁大漁。」

私はホクホク顔でそれなりに大きな骨董品店から出て呟いた。

「午前・午後合わせて1000万の利益か。
中々の結果ね。」

私は1年前と同じように凝を使って念でぼろ儲け作戦をしていた。

そして、今回も調子よく稼いでいた。

「もう夕方だからそろそろホテルに帰りますか。」

私はそう呟いてホテルへ向かって歩き始めた。





「ん、あれは・・・?」

ホテルへの帰り道に私は路上に人の集まりを見つけた。

「なんか面白そうだから、見て行ってみようかな。」

私は野次馬根性で行ってみることにした。

「さあさあ、条件競売だよ〜。参加費は1万ジェニーで
この男をKOできたら500万だよ〜。
もう挑戦者はいないかな〜?」

そこにはウガーッと叫んでいる2m以上の坊主の大男がいた。

「おい、やってみようぜ。」

「やめとけやめとけあいつは今日だけでもう200人抜きしたらしいぜ。」

「とんでもねえ怪力男だって噂になってるぜ。」

(まあ、大したレベルじゃないとはいえあの人は念能力者みたいだしね。
多分、強化系かな。単純っぽいし
ふむ、面白そうだからやってみようかな。)

「次は私がやりま〜す。」

私は手を上げて大男の所に向かった。

「お〜と、今度は可愛らしいお嬢ちゃんが挑戦者だあ〜っ!!」

私は1万ジェニーを支払い大男の前に立って向かい合った。

「おいおい、君〜大怪我するからやめろよ!!」

「どう見てもあのガキに勝ち目は無いな。」

周りの野次馬は私に対して好き勝手に言っていた。

(ふふふふ、後で皆驚愕するがいいわ。)

私はそんなことを考えていると

「それでは両者準備はいいですか?」

「ああ、いつでもいいぜ。」

「はい」

「それでも、ファイトッ!!」

「オラァァァァ!!」

大男は私が念能力者だとわかっているためか初っ端から全開で力を出して
私に殴りかかって来たが

「ていっ!」

ドゴオオッ ボキバキィ

「グボォォォ・・・」

ドスゥゥゥン

私は蹴りの一撃でアバラを砕いて速攻で沈めました。

「あ、ちょっとやりすぎたかな・・・」

私は白目をむいて口から泡を出してビクビクと
体を震わせて気絶している大男を見て呟いた。

とりあえず、私は周りの人達の驚愕の痛い視線から逃れるために
とっとと賞金500万を貰ってこの場から立ち去った。

こうして私の今回のヨークシンドリームオークションイベント初日は終わった。


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