小説『GUNHUNTERGIRL』
作者:sola(gunhuntergirl)

しおりをはさむ/はずす ここまでで読み終える << 前のページへ 次のページへ >>


ヨークシンシティ激闘編
54話 勧誘



9月2日

ヨークシンのとある高級ホテルで大富豪の老人とハンターらしき者達がいた。

「ふむチェリッシュ=バートンか。中々の功績だな。
君達はどう思う?」

「まだ11の子供だというのに一ツ星シングルですからね。
かなりの実力者かと」

自分が雇ったハンター達の意見を聞いて、老人はふむと呟き

「少しでも早くあのゲームを攻略しておきたい。
勧誘してみよう。」

老人がそう言ったのを合図に彼等は動き始めた。





「今日も結構儲かったね。」

今日も念でぼろ儲けはうまくいき私は嬉々しながら
ホテルの部屋でのんびりしていると

ピンポーン

「・・・・誰だろ?」

私は警戒しながら出ると

「お邪魔してもいいかね?」
有名な大富豪と数名のハンターがいた。

「あなたは世界的な大富豪のバッテラさん!?」

「ほう私のことを知っているとは光栄だよ。」





「なるほど・・・
あのグリードアイランド攻略するためにプレイヤ―集めを・・・
それで私は勧誘しに来たんですね。」

どうやらバッテラさんは先日の銀行強盗事件のニュースで
私に目を付けてやって来たらしい。

しかもずいぶんと私のことを調べ上げたうえで

「ああ、そうだ。だがその前に・・・」

バッテラさんが一緒にいるハンターに目で合図をし

「実力を見せてもらおう。」

彼等が私に襲いかかってきた。



5分後

「ふう・・・まあこんなところですね。」

私は床に気絶させて転がっているハンター達を見て呟いた・

「ほお・・・情報通りかなりの実力者のようだ。
彼等はアマチュアとはいえプロに通用する位の実力を持っているのだがね。
では本題に戻ろう。それでどうかね?
クリア報酬は500億だ。やるかね。」

「申し訳ありませんが、お断りします。
いろいろと他にやることがありまして・・・」

(今の私なら問題なくプレイできるとは思うけど
爆弾魔に目をつけられて殺されたり
原作が悪い方向に変わってしまう可能性があるしね。)

出来る限り原作に関わらないことにしている私は丁寧に断った。

「そうか残念だよ。」

「プロハンターでもやはりガキはガキか。」

(へえ喧嘩売っているんですか。)

私は青筋を浮かべながらふざけたことを言った
バッテラさんの横にいる金髪男のハンターに顔を向けた。

「今、なんと・・・?」

「ああ、悪いねえ。君がプロハンターだと信じられなく・・・ひぃ!!」

私は練をして同時に殺気を金髪男にぶつけた。

「わ、悪かった。だ、だからそのオーラをしまってくれ。」

「次そんなことを言ったら物理的に叩きのめしますからね。」

そう言って私は纏に切り替えた。






「はあ、それだけの力を持っているのに断るなんてもったいないな。」

バッテラとハンター達はそう呟いて帰って行った。

(私はどっちかというと金よりも命優先ですからね。)

私は彼らが帰ったのを確認した後

そんなことを考えながら夕食を食べる為にレストランに向かった。


-56-
<< 前のページへ 次のページへ >> ここまでで読み終える




HUNTER×HUNTER 31 (ジャンプコミックス)
新品 \420
中古 \29
(参考価格:\420)