転生編
5話 海賊襲撃
念銃を手に入れて、キツネグマのトラブルから3年たち私は8歳になっていた。
今日、両親は仕事で隣町に出かけており私は1人で留守番していた。
銃の訓練は両親のどちらかが一緒じゃないとできないので
(きつーく、自分達がいないときにゴム弾やBB弾のものでも銃に触れないように言われています。)
そのためこういう日は念の修行の方を中心にしています。
「よし、これで凝・隠・周・円・堅・硬・流とだいたいの応用技はある程度は習得だね」
念の修行は順調に進み、
円は今のところ20から30mまでできるようなり
最近、堅(練)も1時間以上維持できるようになって
結構、オーラの総量は上がっていた。
それなりに念の修行に慣れていつもどおりに過ごしていると・・・
ウーウーとサイレンが町中に響き渡った。
「ん、なんだろ?」
とのんきにしていると
「か、海賊が攻めてきたぞー!」
「なんですとー!!」
家の外に出ると町中大騒ぎだった。
「警察は何をしてるんだよ?」
「海賊の奇襲でこの街に在留していた警官全員殺されたよ」
「おいおい、襲撃してきた海賊は100人以上いるんだぜ。
他の町から軍や警察の応援やハンターが派遣される頃には
この町は壊滅だぞ」
(うわー、メチャクチャやばい状況だなー。
このままだと間違いなく甚大な被害がでる。
時間的に応援は期待できない。
仕方ない・・・・
私1人で皆にばれないように海賊をつぶしますか・・・)