小説『GUNHUNTERGIRL』
作者:sola(gunhuntergirl)

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妹×2人旅編
61話 迎え×合格×相棒


現在、私は「そういえばもうプロハンターになってから2年も月日が経って原作2年前になったなあ」と呟きながら餅を食べて正月を満喫していた。

(そういえば何か忘れているような気がするなあ・・・)

♪〜♪〜

そんなことを考えていると私の携帯に電話がかかってきた。
携帯の画面には自分の妹の名前があった。

「フィナンシェからだ。
ああそういえば今年のハンター試験を受けに行くんだったけ」

私は思い出してそんなことを呟き通話ボタンを押した。

「あ、お姉ちゃん久しぶり〜」

「元気そうねフィナンシェ
無事に修行は終わった?」

「うん、ばっちり
今年のハンター試験の本試験が行われる場所も教えてもらったから
試験準備も大丈夫だよ。」

「そう、それなら試験は楽勝でクリアできるだろうね。」

「あ、その今年の試験が行われる場所はヨークシンなんだけど
そのヨークシンにお姉ちゃんのフリーダム・ゲートで送ってほしいんだけど
いいかな?」

「まあそれくらいなら構わないかな。
すぐそっちに行くから待っててね。」

「うん、ありがとね。」

私は妹のお礼を聞いて電話を切って
簡単な準備をした後すぐにフリーダム・ゲートでジャポンの心源流の道場に瞬間移動した。




「お待たせ」

「遅いよ。お姉ちゃん」

「ははは、
あ、妹がお世話になりました。」

私は心源流道場の面々に頭を下げる。

「はは、気にしないで下さいよ。
フィナンシェさんも試験頑張って下さいね。」

「はいっ!」

「じゃあ行こっか」

「うん」

私はヨークシンにフリーダム・ゲートを使用した。





「あとはあなた次第だから頑張ってね。」

「うん、お姉ちゃん絶対合格するから
じゃ行ってきま〜す。」

フィナンシェは笑顔でこちらに手を振りながら試験会場に入っていった。

「あとは結果を待つのみか・・・」

私はそう呟いて帰宅した。




2週間後

私は自分の部屋で本を読んでいると妹から電話がかかってきた。

「さて結果はどうなったかな」

私は通話ボタンを押した。

「お姉ちゃ〜ん、無事に文句なしで合格できたよ。」

「良かったね。すぐに父さん母さんに伝えて今晩は合格祝いのパーティにしてもらうね。」

「わあ〜、楽しみ〜」

「今からハンター協会に迎えに行くから待ってて」

「うん、わかった。」

そう言い私は電話を切った。

(ま、当然の結果か・・・
ハンター試験に念能力者の受験生が受けにくるなんて滅多にいないからね。
ま、そう考えると2年後のヒソカとイルミという2人も強大な念能力者が参加していて
非念能力者でも結構腕の立つ受験生がゴロゴロいた287期は異常なんだけどね。)

私は未来のハンター試験のことを考えながら妹を迎えに行く準備をした。

「さ〜て、丁度相棒が欲しいな〜と思っていたし
これからのハンターの仕事はやりやすくなりそうだね。」

私はそう呟いてフリーダム・ゲートで妹の所に向かった。


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