小説『GUNHUNTERGIRL』
作者:sola(gunhuntergirl)

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妹×2人旅編
72話 ハイジャックテロ×厄介事



食材集めの仕事や食事会を終えた私達はカールさんと別れて
のんびりと飛行機で空の旅を楽しんでいたが

「キャアアアアア!!」

「ウワァァァァァァ!!」

「黙りやがれ!!
ぶち殺されたいか!!!」

ハイジャック達のせいで台無しになっていた。





「・・・・・・私は呪われてるんじゃなかろうか。
そうでもないと偶然ハイジャックテロに巻き込まれるなんて
思えないし・・・」

私は重いため息をついて呟いた。

「確かにこの前の列車強盗や海賊騒動といい
私達はトラブルに巻き込まれる確率高いよね・・・」

フィナンシェは頭をおさえながら同意した。

そんな会話をボソボソとしているとテロリストの1人が近づいてきた。

「おいお前等!!
何してやがぐえっ!!」

とりあえず私はうるさいテロリストを顎にパンチをぶち込み
沈めて黙らせた。

「まずは1人目っと」

「て、てめぐべぇ!!」

「ぐぼぉぉ!!」

フィナンシェもスマートにこの場にいた他のテロリストたちを
瞬殺して気絶させた。

「フィナンシェ私は他の客室にいる残りのテロリスト達を片づけてくるから
こいつ等拘束しておいてね。」

「了ー解。」

「な、何者なんだ君達は!?」

私達はてきぱきと会話をしているとすぐ近くに座っていた
老人が怯えた声で話しかけてきた。

「プロハンターですので安心して下さい。」

私とフィナンシェはハンター証を見せて言った。
私達はハンターだと知って一般人達は皆ほっと息を吐いて安心したようだ。

「ハンターってこんなに信用されているんだね。」

「そうだね。
じゃあ頼んだよ。」

私はこの場をフィナンシェに任せて
最後尾のフロアから出て

「な、なんだてめぶぇ!!?」

早速見つけたテロリスト達の中で一番近くにいた奴を殴り倒し

「ぐはぁぁ!!」

「はぐっ!!」

いきなりの出来事に驚いた隙をついて
他のテロリスト達が我に返る前に全員叩き潰していき
私はこんな感じでテロリスト達を片っ端から次々と瞬殺して先に進んだ。




その後、私はぐるぐる巻きで拘束したテロリスト達を倉庫に閉じ込め
フィナンシェは奴らが持っていた自爆用の爆弾をあっさりと解体したりして
何事もなく無事に飛行船は空港に到着した。
そして、私達は後始末を現地の警察に任せて
この場から去ることにしようとしたのだが

「お願いです!!
通り魔ザキラを捕らえてください!!」

土下座で警部さん達からお願いされた。

(なんでこうなったんだろう・・・)

私とフィナンシェはため息をつきながら
くわしい事情を聞くことにした。


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