小説『魔法少女リリカルなのは-神の気まぐれで転生したオレ!?-』
作者:ココアパウダーご飯()

しおりをはさむ/はずす ここまでで読み終える << 前のページへ 次のページへ >>

sideエリオ

エリオ「このっ!」

槍を思い切り振り下ろす

だが、装甲に傷一つ付かず弾かれる

エリオ「っく、やっぱり硬い!」

キャロ「エリオくん、大丈夫!?」

キャロが心配そうに呼びかけてくる

エリオ「大丈夫だよ!」

とキャロの方を向かずに返事する

けど実際はそれほど大丈夫じゃない

新型「………」

この兵器、あまりにも硬すぎる

既に十発ほど斬撃をぶつけたにも関わらず現在も無傷

それなのにこちらの被害はストラーダが何度か刃こぼれするという事態

魔法付加の斬撃を繰り出そうにもAMFで魔法が使えないに等しい

正直倒せるかどうか怪しい

と考えていると

主砲らしき砲塔がこちらを向く

エリオ「っく!」

砲身から放たれた弾を回避するが

エリオ「!?」

その弾が爆発した

エリオ「ぐあっ!」

爆風に吹き飛ばされ壁際へ追い込まれる

キャロ「エリオくん!」

ストラーダを支えにして立ち上がるが

再度こちらに主砲が向く

そして主砲が発砲され再度吹き飛ばされる

が、今の砲撃で穴が空いたのか壁はなく

僕はそのまま落下した

sideエリオ end

sideキャロ

キャロ「あ………!」

爆風と共にエリオくんが崖に落ちていく

やっと………

やっとできた仲間なのに

守ることができないなんて

そんなの、嫌!

キャロ「エリオくん!」

私はエリオくんを追い飛び降りる

sideキャロ

side銀臥

ルキノ「ライトニング4…飛び降り!?」

アルト「ちょ、あの二人こんな高高度でのリカバリーなんて!?」

と焦った声が通信越しでも聞こえる



ルキアス「いい判断ね」

というルキアスの声が聞こえてきた

リインフォース「ああ、あれだけAMFの発生源から離れれば」

シャリオ「あ!そっか!」

気づいたようだ

なのは「使えるよ、フルパフォーマンスの魔法が!」

銀臥「さぁ見せてみろキャロ、お前の竜召喚を!」

俺の声に答えるかのように

キャロ「竜魂召喚!」

そう叫ぶと

巨大になったフリードが光の中から現れた

-113-
<< 前のページへ 次のページへ >> ここまでで読み終える




キャラクタースリーブコレクション 魔法少女リリカルなのはViVid 「ヴィータ」
新品 \2180
中古 \
(参考価格:\699)