小説『魔法少女リリカルなのは-神の気まぐれで転生したオレ!?-』
作者:ココアパウダーご飯()

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sideプレシア

?次元震が止まった……

リンディ「プレシア・テスタロッサ」

プレシア「っ!」

リンディ「終わりです次元震は私が抑えています」

プレシア「………」

リンディ「駆動路はじき封印、貴方の下にはこちらの戦力が向かっています」

リンディ「忘れられし都アルハザード、そしてそこに眠る秘術は存在するかどうかすら曖昧な只の伝説です」

プレシア「違うわ、アルハザードへの道は次元の狭間にある」

プレシア「時間と空間が砕かれた時、その狭間に滑落してゆく輝き。道は確かにそこにある」

リンディ「随分と分の悪い賭けだわ」

リンディ「貴方はそこに行って、一体何をするの?」

リンディ「失った時間と犯した過ちを取り戻すの?」

プレシア「そうよ、私は取り戻す!」

プレシア「私とアリシアの過去と未来を!」

プレシア「取り戻すの、こんな筈じゃなかった世界の全てを!」

ドォォン!

プレシア「!?」

クロノ「世界は、いつだって………こんな筈じゃないことばっかりだよ!」

sideプレシア end

side銀臥

クロノ「ずっと昔からいつだって誰だってそうなんだ!」

いいこと言うなクロノ

プレシア「!」

フェイトとアルフ、来たか

クロノ「こんな筈じゃない現実から逃げるかそれとも立ち向かうかは個人の自由だ!」

クロノ「だけど自分の勝手な悲しみに無関係な人間まで巻き込んでいい権利はどこの誰にもありはしない!」

プレシア「黙れぇぇぇ!」

プレシアがクロノに雷で攻撃してきたのを

銀臥「ヴァンレイ!」

こちらも雷を放って相殺した

銀臥「どうやら聞く耳持たないらしい、【邪者】に憑かれた影響かもしれないな」

クロノ「ならどうする?」

時間もないしな、仕方ない

銀臥「これからの【邪者】への対策を練るために踏み台になってもらおうと思ったが、終わらせる」

そう言ってゲートオブバビロンを開き

銀臥「ガジェットツール!」

ガジェットツールを呼び出す

ガジェットツールは俺の手に装着された

銀臥「ヘル・アンド・ヘヴン!」

銀臥「ゲム・ギル・ガン・ゴォ・グフォ」

銀臥「ふんっ!」

衝撃波を放ちプレシアを拘束する

プレシア「っぐ!動けない!」

銀臥「ウィィィィィタァァァァァァ!」

プレシアに突撃し手をプレシアの内部に抉り込む

フェイト「母さん!!」

銀臥「見つけた!」

プレシアの内部で【邪者】を手のひらサイズまで小さく圧縮し引き抜く

銀臥「でぃぃぃやっ!」

そして

銀臥「消え失せろ!」

そのまま押しつぶし、破壊した

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魔法少女リリカルなのはtype (タイプ) 2012 AUTUMN 2012年 10月号 [雑誌]
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