side銀臥
今俺は一人で他の世界に蒐集に来ている
銀臥「はぁ！」
剣を思い切り叩きつける
ギンッ！
銀臥「ッ！硬い！」
今某狩人になって戦うゲームに出てきそうな蛇と戦っている
銀臥「ッチ！リスティ、カートリッジロード！」
リスティ『了解』
ガシュン！
薬莢が排出される
銀臥「葬牙一閃！」
シグナムの紫電一閃をアレンジしたような技を繰り出し何とか気絶させる
銀臥「まだカートリッジシステムを扱いきれないな」
リスティ『仕方ありませんよ、まだそれほど使ってないんですから』
銀臥「まぁ、な」
と言いながら蒐集する
銀臥「蒐集完了っと」
リスティ『マイマスター、ここから3km程北西に行った所に魔力反応』
銀臥「なんだ？」
リスティ『わかりません』
銀臥「行ってみるか」
銀臥「この洞窟か？」
リスティ『はい』
銀臥「中に入ってみるか」
銀臥「これはガジェット？」
ということはここは
???「はぁ！」
銀臥「！ふんっ！」
???「っぐ」
銀臥「何の用だ」
???「それはこちらのセリフだ」
銀臥「勝手に入った事は謝る」
???「ここをドクターの研究所と知って来たのか？」
銀臥「ドクター？」
???「………お前は管理局の人間か？」
銀臥「いや、ちがう」
???「どうかしたのかいトーレ？」
白衣の男が歩いてきた
トーレ「ドクター、侵入者です」
やはりスカリエッティか
ジェイル「ふむ、これも何かの縁かな少年？」
銀臥「かもしれんな」
ジェイル「ふ、面白い。ついてきたまえ」
トーレ「良いのですかドクター？」
ジェイル「ああ構わない」
向こうが警戒をといたのでこちらも武器を下ろす
???「どうぞ」
紅茶とクッキーがでてきた
銀臥「………」
なんだこれは
ジェイル「ありがとう、ウーノ。いつもすまない」
ウーノ「いえ」
ジェイル「さて、君はこの世界に何をしに来たんだい？」
銀臥「………闇の書の蒐集」
ジェイル「なんと、闇の書の騎士なのか君は」
銀臥「いや、片方の主だ」
ジェイル「片方ということは2人なのか、これは興味深い」
銀臥「貴様の方が面白いと思うが？」
ジェイル「む？」
銀臥「ジェイル・スカリエッティ、管理局の脳味噌どもに作られたんだろう？」
ジェイル「…何者なのかね君は」
銀臥「ただの闇の書の主だ」
ジェイル「管理局最高評議会に言われてここへ？」
銀臥「管理局とは違う、それにここへ来たのは偶然だ」
ジェイル「そうか」
銀臥「ジェイル・スカリエッティ、俺に手を貸せ」
ジェイル「？」
銀臥「脳味噌どもに人生を狂わされたお前を助けてやりたいと思っている」
ジェイル「本音は？」
銀臥「厄介事が多々あってな、戦力になるものは多い方がいい」
ジェイル「条件は」
銀臥「お前の無罪放免、は無理かもしれんが保護観察まで減らしてやる」
ジェイル「管理局の人間でもないのにかい？」
銀臥「出来ん事は言わん主義だ」
突然ジェイルが笑い出した
ジェイル「………面白い、実に君は面白い！」
冷たい声音になり話し始める
ジェイル「私はあの脳味噌どもが憎いそう思っていた」
ジェイル「彼女たちの人生も奴らに狂わされたといっても過言ではない」
ジェイル「そんなあの脳味噌どもが許せなかった」
ジェイル「ああ、君はそんな憎しみから私を救ってくれる存在なのだな」
ジェイル「いいだろうこの命君に託す、好きに使ってくれたまえ」
銀臥「助かる」
まずはあれだな
銀臥「数ヶ月後に起きる事件である人達を保護してもらいたい」
銀臥「ゼスト・グランガイツ、メガーヌ・アルピーノ、クィント・ナカジマこの3人だ」
ジェイル「ふむ、写真はないのか」
銀臥「すまん」
ジェイル「いやかまわない、管理局のコンピュータをハッキングするから」
銀臥「………」
ま、まあいいか
銀臥「これにも脳味噌どもが絡んでる、奴らにとってこの3人はデメリットなんだ」
ジェイル「引き受けた」
話の途中で返事された
銀臥「………た、頼む」
ジェイル「ああ、あの脳味噌どもに一泡吹かせることができるなんてなんて素晴らしいんだ！」
歓喜してた
ジェイル「ありがとう！友よ！」
銀臥「あ、ああ。じゃあ俺はこれで帰るな、また来る」
ジェイル「ああ、何時でもきたまえ！はははははははははあっはあっはあははっははひゃははははっひゃ」
大丈夫…………なんだろうか、不安だ