side銀臥
ヴィオンが去り、少し経つ
はやて「銀臥くん、これからどうすんの?」
とはやてが聞いてきた
銀臥「どうするとは?」
はやて「自分の家に戻るんか八神家にずっとおるんかってこと」
それかぁ〜
銀臥「今のところは自分の家に戻ろうと思ってる、晴天の書の騎士はまぁ家に連れて行くよ。けど…」
と俺はリインフォースとステラに視線を向ける
二人は自分達に視線を向けられた事に疑問を持ち首を傾げる
銀臥「………一緒に来るか二人共?」
かなりどうしようか迷ったが二人に聞いてみた
リインフォース「主銀臥の下に。主はやてとのリンクは消えていますので、今私が守るべきは主銀臥かと」
はやて「………私、リインフォースの主ちゃうん?」
はやてが俺とリインフォースに視線を交互に向けながら聞く
銀臥「多分、大空の書にした時にリインフォースの主が俺のみに変わったんだと思う」
はやて「そうなんや…」
ちょっと残念そうにするはやて
ステラ「私も銀臥さんの方に。………助けてもらいましたから…」
恐る恐る言葉にするが、最後のほうが聞き取りにくかった
銀臥「…うぁ〜〜〜」
ヴィータ「どうした?」
紅月家の状態に唸っているとヴィータが心配そうに声をかけてくれた
銀臥「………家の男女比が凄まじいことに」
現状女性がヒナ、サクラ、リア、シャイナ、ルキアス、ファノ、リインフォース、ステラの8人に対して、男性は俺一人の1:8の割合になった
シグナム「ヒナ?」
シャマル「サクラ?」
聞きなれない名前に疑問符を頭の上で出す女性陣
銀臥「あ〜、その、蒐集してる時に家族になった」
と簡潔に説明する
銀臥「ま、会いにくればいいさ」
フェイト「うん」
なのは「わかったよ」
はやて「すぐ遊びに行ったるからな!」
銀臥「はいはい」
また会おう、そう言外に言いそれぞれ帰路についた
同日、夜、就寝前
ヒナ「…」
サクラ「…」
ぴと
会えなくて寂しかったという事で3人で寝ることになり
結果
俺は一睡も出来なかった