小説『魔法少女リリカルなのは-神の気まぐれで転生したオレ!?-』
作者:ココアパウダーご飯()

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side???

スバル達が試験をしているすぐそば

???「映らなくなったな」

???『サーチャーが破壊されたのではないでしょうか』

???「そうだろうな」

と会話する一人と一機

???『ですが見に来る必要があったのですか?』

???「無い、がなんとなくな」

???『はぁ』

???「ま、救った奴と部下の妹の昇格試験だから、というのも理由かな?」

???『仕事、大丈夫なのですか?』

???「リインフォース達には悪いが、少しやってもらってる」

???『文句を言わない彼女達に甘えすぎでは?』

???「かもしれんな」

side??? end

sideスバル

ティアナ「(フェイクシルエット、これめちゃくちゃ魔力食うのよ?あんまり、長くもたないんだから一撃で決めなさいよ。でないと二人で落第なんだから)」

通信でしんどそうに言ってくる

スバル「うん」

前を向きながら

スバル「私は空も飛べないし、ティアみたいに器用じゃない。遠くまで届く攻撃もない」

そう呟きながら手を握りしめる

スバル「できるのは全力で走ることとクロスレンジの一発だけ」

リボルバーが回転する

スバル「だけど決めたんだ」

私を救ってくれた黒い髪の人を思い出す

スバル「あの人みたいに強くなるって!誰かを、何かを守れる自分になるって!」

右手を掲げ

スバル「ウィング…ロード!」

地面に叩きつける

魔力で形成された道が目標がいるビルにぶつかる

ティア「(行って!)」

スバル「行くぞ!」

全力でウィングロードを走る

スバル「でやぁぁぁぁぁ!」

ひびの入った壁をブチ破る

その勢いのまま

スバル「うぉぉぉぉぉおぉおぉ!」

大型スフィアに殴りつける

スバル「りゃぁぁぁぁ!」

大型スフィアが展開したバリアの中に指先が入りそのまま引き破る

ドシュ!

スバル「っく!」

大型スフィアの攻撃を防ぎバックステップで下がる

構え

スバル「一撃…必倒!」

あの人の技を見て、自分なりに模倣して覚えた技

スバル「ジェネシック!バスタァァァァ!」

バリアのないスフィアに向かい飲み込んで破壊する

ティアナ「(やった?)」

スバル「ハァハァ………なんとか」

ティアナ「(残りあと一分ちょい、スバル!)」

スバル「うん!」

sideスバル end

side???

???「ほう………」

???『ジェネシックバスター!?…一回見せただけの技をあそこまで模倣するなんて凄いですね』

???「ああ、素直にすごいと思うよ」

感心しているとスバル達が現れるが

猛スピードでティアナを背負ったままゴールへ向かってゆくスバル

???「あれは、止まることを考えてないだろうな………」

???『………感心したのを撤回したくなりました』

???「はぁ」

魔法陣を展開し

???「心優しき小さな者達よ、我が呼びかけに答え現れろ。来い、クリボー」

クリボー達「…」

???「すまない、あいつらが傷つかないようにクッション変わりになってやってくれ」

クリボー達「!」

敬礼し飛んでゆくクリボー達

???『クリボーに笑顔で敬礼されると心が和みますね』

???「確かにな、俺たちも行くぞ」

side??? end

sideスバル

スバル「うわぁぁぁぁぁぁ!」

壁にぶつかる!

と思ったとき

???「クリー」

毛玉っぽい可愛い生き物がいっぱい現れた

スバル「きゃぁ!」

ティアナ「っく!」

その毛玉のような生き物達がクッションになってくれて、止まれた上に痛みもない

リイン?「むー!二人共危険行為で減点です!」

さっきの女性が小さな姿で怒鳴ってくる

リイン?「頑張るのはいいですが、怪我をしたら元も子もないですよ!そんなんじゃ魔導師としてはだめだめです!」

スバル「…」

ティアナ「ちっさ………」

リイン?「全くもう」

???「あはは、まあまあ」

と上から別の女の人の声がしたのでそちらを見ると

なのは「ちょっとびっくりしたけど、無事でよかった。とりあえず試験は終了ね、お疲れさま」

有名な高町なのは一等空尉が居た

小さい女性の方をみて

なのは「リインもお疲れさま、ちゃんと試験官できてたよ」

リイン?「わぁい!ありがとうございます、なのはさん!」

なのは「細かいことは後回しでいいよね」

ティアの方を向いて

なのは「ランスター二等陸士」

ティアナ「はい?」

なのは「怪我は足だね、治療するからブーツ脱いで」

リイン?「わぁ!治療なら私がやるですよ!」

と割り込んでティアの近くに行くリイン?曹長

ティアナ「あ、えとすみません」

なのは「ナカジマ二等陸士、少し聞きたいんだけど」

スバル「は、はい!」

???「さっきの砲撃って教わったの?」

と金髪の女性がはなしかけてくる

???「ついでにその可愛らしい毛玉達は二人の召喚獣?」

もう一人の茶髪の女性が聞いてきた

ティアナ「フェイト・T・ハラオウン執務官に八神はやて二等陸佐!?」

うそ!?あの有名な三人!?

スバル「え、えと。この子達はわからないんですけど、さっきの砲撃はその」

???「俺の模倣、だろ?」

と上からあの人の声がした

スバル&ティアナ「「あ………」」

銀臥「久しぶり、と言うべきか?二人共」

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