小説『伝説の武器(笑)、創りますか?』
作者:ディアズ・R()

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第十一話





ガン○ム造りたい。
この世界でガン○ムとか反則だろ。
メイドさんに没収されそうだから造らないけどさ。
最近暑いので、扇を作った。
暇だったので、概念を付加した。

家?
無くなったけど……寝室を残して。
偶然と言うより怨念やら執念を感じた。
今の家は、城に少し近付いた豪邸。
メイドさんが増えた。
名前は、まだ知らない。
何時も見守られてる気がする。
というか、新しいメイドさんに会った事無い。

スキル、【受け流し】【胡蝶蘭】【光竜招来】
下位の概念、【魔力上昇】【魔力回復速度上昇】【常時魔力回復】
中位の概念、【良く弾く】
上位の概念、【不滅】

【受け流し】は、あらゆる攻撃を受け流すことができる。
それ相応の技術の身体能力があればだけど。
【胡蝶蘭】は、チョウチョの様な光を出して敵を幻惑する。
【光竜招来】は、魔力を半分以上使う変わりに光属性の魔力でできた竜(蛇型)を使役できる。
魔力が切れると自然消滅。
【良く弾く】は、そのままの意味で、水や炎、剣による斬撃を受け止めることができる。
スキルの受け流しと使うことで、舞を踊る様な美しさで、敵からの攻撃をくらわずにすむ。
相応の技量と身体能力が必要だけど。

……誰かにあげよう。
俺には使えん。
名前でも考えるかな。
翠扇(スイセン)でいいか。
……暇になった。

あ〜あの王様にあげようかな。
城行きたいな〜
姉上、また連れてってくれないかな〜

「ミーこれから城に行くが、着いてくるか?」
「……ん」

ラッキー!
王様に渡せるぜ!
そういえば、王様の近く美人な騎士様いなかったっけ?

「……」
「……」

姉上、何故俺の首筋に剣を?
とても怖いのですが。

「いや、私が近くにいるのに別な女、しかも美人の事を考えてる気がしたから」

ピンポイント!
許して。
もう考えませんから。

「……私も、母様やメイドさんが持っているような特殊な武器が欲しい」

あれは、その、ネタの塊だから……特に母のやつ。
というより、もう持ってるじゃないっすか。
……問題ないっす。
だから、服を脱がさないで。
槍……は騎士様に合いそうだし。
姉上に合いそうな武器と言ったら……大鎌?

「……失礼だぞ」

ごめんなさい。
おぉ!そうだそうだ!アレにしよう!
ネタに走りまくった反則兵器!
……いいよね?

「……きま、た」
「そうか!……何故だろう、とても危険な約束をした気がする」

反則兵器の名前は……果て見えぬ絶望の園(ライン・オブ・ザ・ガーデン)とかどうよ?
漲ってキタァァァ!!!
昨日創っておいた槍を、あの騎士様に渡さないとな〜
どこにほっぽったっけ?
意外な即死系の概念付けたから、誰かの手に渡ると危険だ。
……庭にある花壇の柵の一部になってたわ。
なしてあないなとこに?

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