小説『俺の幼馴染は極度のツンデレ女』
作者:散々桜()

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呟きの場「Twitter」
作者もやっているとかなんとか。
思えば、呟いてどうするのだろう。と、思ってしまう。
ここの作者によると
『いや〜、おもしれ〜わ。友人と話すこともできるし。ネットワークでつながってるってなんかカッコイイよね☆』
カッコイイか? 俺はそうは思わん。
といいつつも、本人が好きなのだからいいだろう。
ん? 俺か? やっているわけないだろ。もちろん、恋歌もな。
だいたい、そんな場所で話す必要もないし、恋歌のヤツはPCが扱えるかどうかだ――いや、絶対に扱えると思うけど。



♯5.電話×不思議



翌日。
私が朝起きたのは6時だ。今日は日曜日なのに、随分と早起きしてしまった。
それに3連休だから、月曜も休みなのに。
どうしてこんなに朝早く目が覚めたんだろう。
不思議だと思いながらも、朝食を取り、何気ない日を過ごした。
そして、現在午後10時。
一日はあっという間に終わる。――そう感じるのも休みの日だけだけど。
お風呂から上がって、私は自室にいた。することもなく、ただ、今はぼーっとしている。
すると、

――電話だぞ! 電話だぞ! 速く出ないと自爆しちゃうぞ!

携帯が鳴り響いた。(着信音は大人気からーげ君のボイスお知らせ♪)
電話なんてしなくても、メールでいいのに。――と、思いながら電話に出た。
でもその相手は――

『おお、恋歌か? お前さぁ、ネックレスあげたっけ?』
「え、ネックレス?」

氷河だ!
ど、どどど、どうしよう! つうか、なんで電話してきてんのよっ! このバカ!――じゃなくて。
ネックレス、っていうことは、やっぱりプレゼントかな。

「うん。確か、2年前の時そうだったわね」
『だよなぁ〜。まぁ、それだけだから。すまねぇな、じゃ』
「え、ちょっ!」
『ん? どした? なんか用あるのか?』

ここで止めたままだったら、ま、またどうせ怒っちゃうし!
な、なんとかして、何かを話そうっ!

「え、えと。あ、明日は晴れてるのかな!?」
『さぁ、どうだろうな。結構雲行き怪しいけどな』
「そ、そっかー! あ、アハハハ!!」
『恋歌。お前今日変じゃないか? ま、どうせいつもそうか』
「そんなわけないじゃない! このバカ!」

あっちゃ〜。やってしまったよぉ……。また怒ってしまった。
そもそも、氷河があんなこと言うから悪いのよ。そうよ、私はなにも悪くないわ!

『またバカかよ……。もう話すことはないのか? 切るぞ』
「あ、いや!」
『あぁ? 用があるんならそれを速く話してくれんと困るんだが』

わ、わかってるわよ!
うぅ〜。いつも、行き詰ってばっかだから。今日と言う今日こそは、ちゃんと話さなきゃ!

「そ、その。あ、アンタ明日は暇なの?」
『俺か? まぁ、暇だな。特に予定はない』
「じゃ、じゃあさ。そ、その……明日、あ、ああ、あ、遊ばない?」

うっわ〜。超口元緩んでんじゃないの? 私って。

『ん? なんでだ? 別に遊ぶ必要もないだろ』
「な、なによ! 私と遊ぶのが嫌なわけっ!?」
『いや、別にそうゆうわけじゃねぇけど……』
「べ、別に私だって暇じゃないのよ! け、けどアンタがどうしても暇だって言うから! そ、それにアンタどうせ遊ぶ人もいないだろうから、か、代わりに遊んであげてもないわ! ただ、それだけよ」
『いや、どうしてもとか言ってないし……。遊ぼうと思ったら雄志とかいるし』
「い、いいじゃない! そ、その……。私が、わ、私が氷河と、あ、遊びたいのよ」

何よ。なんで私がこんなに押されてんのよ。

『お、おう。そうか。まぁ、だったらいいぜ? どこで待ち合わせだ』
「え……」

もしかして、OKしてくれたの?

『いや、「え……」じゃねぇだろ。言いだしっぺ。どこだ? どこで待ち合わせ?』
「あ、そ、そうね! えーっと……じゃあ、バチ公前で、午前10時に……」
『ん。了解。じゃあな。遅れんじゃねーぞ』
「わかってるわよ。お、おやすみ」
『おう。おやすみ』

や、やった!
これで、明日は、氷河とついに……!(今まで一緒に遊んだことなんてありません♪)
そうと決めたら、さっそく準備しないと!
えーっと。あ、ちょうど新しく買った服があったわね。それから、それから……。
こうして、1時間以上もかけて準備が終わった。
私は急いでベッドの中に入る。未だに赤く染まった頬を、優しく手で撫でる。

――明日って、二人っきりだよね? っは! ふ、二人きりってことは……で、デート

そ、そんなわけがない!
もういいや、速く寝よう!
私が寝たのは、あれから30分後。
夢の中では、すでにシチュエーションしていた――

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